私の実家のある旧巻町漆山地区は、田舎な集落です。
ちょっと脱線しますが、ここ漆山地区ってのは、クリエイティブなパワーが潜んでいるのではないか？ と思うんですね。
アマノ天才3兄弟の実家もご近所だし。
ドラマ化された漫画「ショムニ」の作者、安田弘之氏が、私の１つ上の先輩であったことを今年になって知り大変に驚きました。
もう亡くなられたが、3つ上の先輩が車のイラストレーターで超人気作家だったし。
私の亡くなったじいちゃんも 村の芸術家だったし。 叔父さんもクリエーターだし。
糞田舎なのにかなりな密度で 感性豊かな逸材を輩出しておるんですよ。
本線に戻る。
そこにある昭和レトロそのまんまのますや食堂。
2度目の登場です。
（ひょっとしたら ここにクリエイティビティの原因なのか? 笑）
なぜか入口の引き戸ガラスに新聞紙が張ってあり、外から店舗内は見えない。
さらには暖簾も下がっていない時がある。
外観から「あまり入ってこないでください。」という佇まい。
しかし昼時になると、10人で満員になる狭い店内は、いつも混みあっている人気店。
昔っからの常連たちに加え、食べログで誰が言い出したのか
「死ぬ前に 一度食っとけ！ 肉チャーハン」という
五七五の名コピーをいただいて、それが気になっての来店もあることだろう。
まさにそのとおり。
病み付きになる不思議なうまさ。 昭和の食欲が奮起されるようななつかしくもある味。
シンプルな キャベツと豚バラ肉だけなんですが、醤油のあんかけ風に仕上がっていてその味がたまりません。
食ったことにある人間は、この絵づらだけで腹が鳴る。
娘からのアドバイスで「上げ箸」にて うまさを演出。
同様に肉ラーメンもおいしいですが、まずは肉チャーハンを。
死ぬ前に 一度食っとけ！
えー ますや食堂には駐車場はありません。
あまり迷惑にならなそうな場所に路駐して歩いてきてください。
漆山の人間はなれっこでございます。
ます屋で食べて、不思議な 漆山クリエイティブエキスをたっぷりと摂取してきてくださいな。
