大創業祭BBQを終えて、スタッフとは時間差をつくり、私がまずは休暇。
家族旅行に出かけました。
出かけたのは、大好きな裏磐梯。
今まで通算で何十回行っているかわかりません。
涼しいし、自然が豊富で、飯がうまい。
とんでもない時代ですが、普段通りに生活をする。だから裏磐梯へ旅行です。
まずは定番の「世界のガラス館
」です。
こども参加型の工作ブースでは、コップに好きな模様を彫刻できる。
材料費込みで1000円也。
長女が、ペットのしずくの漫画を彫りました。
かわいい系、ガラスの小物たち。お友達へとお土産を買っておりました。
宿は、「裏磐梯国民休暇村」です。
設備が比較的新しくて、リーズナブル。それに、あんがいと食事がおいしいです。
ここは、例年は8月ともなれば全国から殺到し、宿泊予約が困難な宿。
しかし、原発の風評被害で、関東の千葉あたりよりも放射線量が低いのに、同じ福島ってだけで旅行者が激減です。
休暇村には、原発から半径5km以内の大熊町からの避難者が10世帯、避難生活をしておりました。
ゴールデンリトリバーの花ちゃんを連れた家族と話をする。
この犬は、事故後の避難の時にはすぐ帰れるだろうと、2日分の餌と水だけ出しておいて、自宅に置いてきましたが、長期間戻れなくなった。
10日後の一時帰宅の際に、まだ家にいてくれて無事捕獲。
家族と合流。
その後、避難所を転々と移り変わり、裏磐梯まで来たという。
同じく避難ペットのいる家族でも、民間旅館を避難所にしたところもあったわけですが、ペットは車の中で飼育ということになっており、暑さの中で何匹もの犬は死んでいったそうです。
たぶん、避難民の方がたの中では、避暑地のリゾートでの避難生活は、
一番恵まれているのだろうけれど、これもかりそめのひと時。
来月からは仮設住宅へはいるんだよ。とおっしゃってました。
旅先でも強く感じる、まだまだ続く震災と原発事故の、冷めやらぬ厳しい現実。
がんばっぺ。福島。