オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

「オーガニックスタジオ新潟」社長のブログ。かっこいいエコハウスを提供するために日夜奮闘中。役立つ「家づくりの知識」は、オーガニックスタジオ新潟のHPにて更新。このブログでは個人的な関心ごとと「工務店経営」についてがテーマ

新潟で自然素材の家をつくる社長の 新潟で一番おもしろい建築ブログ


   写真アルバムで過去の施工実例をすべて公開中。
 家づくりのお役立ち情報は、ホームページの 「家づくりの知識」に引越ししました。
 家づくりについて 大変役立つことを保証します。 ぜひ のぞいてみてください  

販売不振は原因ではなく結果

先日、帝国データバンクの調査員の方とお会いして話をした。
帝国データバンクといえば、信用調査会社の代表格である。どんな会社が伸びて、どんな会社が潰れていくのか。きれいごとではない現実を、日常的に見ている人たちだ。

その方の話の中で、改めて印象に残ったのは、会社が倒産する理由の約半分が「販売不振」だということだった。
ただし、ここで思考停止してはいけない。販売不振は原因ではない。結果である。

売れないから潰れる。それはそうだ。だが、本当に問うべきなのは「なぜ売れなくなったのか」だ。

商品やサービスが市場ニーズに合わなくなっている。
これが最大の原因らしい。

成功体験が会社を鈍らせる

20年前に成功し人気だった企業の倒産が全国的にも目立つ気がする。
当時は勢いもあり、名前も通っていて、周囲からも評価されていた。ところが、そういう会社が今、案外あっさり潰れていく。

企業の寿命は20年などと言われるが、あながち大げさでもないのだろう。
なぜか。理由は単純で、成功体験が邪魔をするからだ。

一度うまくいったやり方は、人を鈍らせる。
昔これで勝てた。だから今回もこれでいけるはずだ。そうやって、自分を変えられない。市場はとっくに変わっているのに、本人だけが昔の地図を握りしめている。これでは勝てるはずがない。

成功体験は資産ではある。
しかし同時に、腐りかけると厄介な負債にもなる。

コスト高騰と人手不足の二重苦

今の経営環境は、言うまでもなく厳しい。
まずコストが上がっている。原材料費も、人件費も、物流費も、何もかも上がっている。製造原価が上がっているのに、それを価格に転嫁できなければ、利益は消える。利益が消えれば、会社は静かに弱る。売上が立っていても安心などできない。むしろ売れているのに儲からない会社のほうが、病状としては深刻だったりする。

建設業では、これに人手不足が重なる。
人がいない。採れない。育たない。辞めていく。現場も設計も監督も事務も、全部がじわじわ苦しくなる。仕事があるのに回せない。回せないから品質も落ちる。品質が落ちるから信頼も落ちる。実にわかりやすい悪循環である。

身の丈以上の投資が命取りになる

調査員の方は、投資の失敗も大きいと言っていた。
これもその通りだと思う。

見込みの甘い出店。
回収の読めない設備投資。
身の丈以上の投資。 格好をつけるためだけの拡張が倒産企業にはよく見られる。

投資というのは、将来の利益を取りにいく行為であって、気分を上げるためのイベントではない。リターンの裏付けがない投資は、成長戦略ではなく自傷行為に近い。派手なことをやっている会社が強いとは限らない。むしろ危ない会社ほど、最後に無理をしがちだ。

最後は経営者の判断と行動

結局のところ、理由は色々あっても、最後は全部、経営者の判断と行動に行き着く。
ここがすべてである。

環境が悪い。時代が悪い。人がいない。
そんなことは、みんな同じだ。
厳しい条件の中で、何を捨てて、何に張るのか。どこで引き返すのか。価格をどうするのか。採用をどう考えるのか。そこを決めるのが経営者だ。だから会社が傾くとき、最後に問われるのは経営者の責任である。

 

消費者から見える危ない会社の兆候

では、消費者の立場から、危ない会社の予兆は見抜けるのか。
完璧には無理でも、兆候はある。

業者への支払いが遅れる。
事務所が縮小する。
妙な節約が増える。
そして何より、社員が辞め始める。
 

私は、この「人が辞めていく」という現象はかなり分かりやすいサインだと思っている。
会社の中がしんどくなれば、まともな人から先に逃げる。これはどこの業界でも同じだ。

住宅業界でも、引き渡しまでの間に、担当の営業が辞めた、設計も辞めた、現場監督まで入れ替わった、という話を聞くことがある。
これはもう、普通ではない。 たまたまです、で済ませてはいけない。

ボーナスが出ない。
給料も上がらない。
社内がギスギスしている。
先行きも見えない。

そんな会社だから人が抜けていく。そして、そういう会社に何千万円もの家づくりを任せるのは、かなり危うい。家は勢いで買うものではない。相手の経営状態まで含めて見なければいけない。

信用情報と評点を見る

そして、結局いちばん確実なのは、信用を調べることだ。
帝国データバンクや東京商工リサーチのような信用調査会社の情報を取る。面倒でも、そこを調べる価値はある。

私は自己資本比率をかなり気にする。
もちろん、それだけで全部は分からない。だが、少なくとも債務超過の会社に対して、安心感を持てるはずがない。工務店業界では半分くらいが債務超過だ、などという話もあるが、だから何だという話で、みんな借金が多いから安全、にはならない。

総合的な分析結果としての「評点」も参考にはなる。
35を切っていたら、私がお客だったならば、怖くて正直頼みたくない。
(具体的には1年以内に7%以上の確率で倒産するかもしれないという数値である)
できれば 最低でも 40以上はほしい。 
(もちろん50以上が合格ではあるが、規模の小さい会社だとなかなか届かない数字ではある)
 

雰囲気ではなく中身を見る

家づくりは、パンフレットの雰囲気や営業マンの感じの良さだけで決めていい買い物ではない。会社として最後まで立っていられるか。その最低限の体力は見ておくべきだ。

派手な広告を出している会社が健全とは限らない。
立派な社屋を構えている会社が安全とも限らない。
見た目は作れるが、数字はごまかしにくい。
だから、見るべきは雰囲気ではなく中身だ。

最後は自分の頭で判断する

個人がどうやって信用情報を手に入れるのかは、ネットで調べてください。
得た企業情報も、今ならAIで分析してもらうのも有効でしょう。
便利になったのに、相談カウンターやユーユーバーに紹介してもらおうという人も増えているように見えるのには違和感があるし、自分の頭で考えないことのほうが無防備である。
 

繰り返しますが、企業倒産で一番多いのが建設業です。
2026年は、住宅業界も更に経営環境が激変しています。

家づくりは人生での最大級の投資なのだから、会社選びを「感じが良かった」で終わらせないこと。
家づくりで失敗する人は、間取りの前に、相手選びの時点でつまずいているのではないか。



「年間25棟くらいです」
そう言うと、だいたい反応は2つに分かれます。
 「安定していていいですね」と言われるか、
 「もっと増やさないんですか?」と聞かれるか。


オーガニックスタジオ新潟は、ここ10数年、年間25棟前後の設計施工を続けてきました。
 自分では“水平飛行”の感覚です。
でも最近、世の中をよく観察すると気づくんですよね。
 この「25棟をキープできている工務店」が、実は驚くほど少ないということに。

 

工務店の規模は、いま「2極化」している


今の工務店の世界は、ざっくり言うとこうです。


① 夫婦2人+事務サポートの“家族経営”型
ご主人が、設計・現場・営業を全部やる。
 奥さんが、経理・総務を中心に、設計補助や現場の事務も支える。
 あとは事務員さんが一部を手伝う、という規模感。
数としては圧倒的に多い。けれど年間棟数は、片手いけば良いほう。
 地域の紹介やつながりで仕事は取れるが、伸ばしにくい。


② 年間60棟以上の“組織会社”型
この規模になると、役割が細かく分かれます。
 インテリアコーディネーター、積算、現場監督、アフター専任、受付、広報…そしてほぼ例外なく営業スタッフがいる。保母さんがいる、というところまであったりします。
仕事は「仕組み」で回る。

 ただし、ここには別の性格も出てきます。
大量供給に向く、無難な住宅が主流になりやすいということ。
外食チェーンが「当たり外れがない」代わりに「突き抜けた感動も少ない」のと似ています。
 (もちろんチェーンが悪いと言いたいのではなく、仕組みには性格がある、という話です)

家づくりは15年前より、明らかに難しくなった

棟数を維持しにくい最大の理由はここだと思っています。

① 性能と説明責任が“数字”になった
断熱・気密・換気・耐震…
 今は「雰囲気」で語れない時代です。数字で説明し、納得してもらう必要がある。

② お客様の要望が高度化した
SNSで事例が無限に見られる。
 設備も素材も選択肢が多い。
 「こうしたい」が具体的で、しかもレベルが高い。

③ 集客の戦場が変わった
総合住宅展示場に出していても、昔ほど出会えない。
どうやら10年前に比べて足を運ぼうとする人は3割減り、
さらには、事前に調べて訪問先を絞り込む傾向が強くなったという。
かつては4社、平均して見学していたのが、2社となった。
結果的に来場者数は1/3に。

 住宅雑誌も売れない。
 チラシを撒いても、そもそも新聞を読んでいる層は限られる。
結局、SNSやWebで反響を作れないと戦えない。

 ところが、家族経営の延長のままだと、ここに手が回りにくい。
 結果、組織化された住宅会社にシェアを奪われやすくなる。

25棟規模は「チームが成立する最小単位」だと思っている

うちは、集客・経理総務・設計・施工・アフター、機能ごとにスタッフを配置してチームを組んでいます。 つまり、家族経営の延長ではなく、かといって大企業でもない。
この規模感が、私は工務店としての“均衡点”だと思っています。
家づくりの難易度が上がったからこそ、チームで対応できる


でも、むやみに大きくなるのは、縮んでいく日本では経営リスクが増える
ここを「ちょうどいい」と思えるかどうかで、経営判断は分かれます。

大きいほど気持ちいい。でも、100棟を超えると“別ゲーム”が始まる
経営者感覚として、規模が大きいほど気持ちが良い。
うまくいくなら資本家へのリターンが比例して大きくなるからです。

 そして、100棟を超えるあたりから、
なぜか皆がフランチャイズ的なことをやりたくなる。
建築そのものを作らなくても、仕組みでお金が生まれる。
 責任の重さを現場から切り離しやすい。
 そりゃ魅力的に見える。

でも、私はここに強い違和感があります。
 家をつくる仕事の価値は、現場とお客様の人生に触れて初めて立ち上がると思っているからです。

結論:2026年以降の方針は「現状維持」
私たちの2026年以降の行動方針は、基本的にこれです。
現状維持。25棟規模の維持。
派手さはありません。
 でも、これが実に難しい。

人が辞めれば、すぐ崩れる。
工事が1〜2棟ずれれば、資金繰りも変わってくる。

でも
25棟ならば、1棟変われば4%のブレで収まる。
5棟の規模の会社だと20%で、より大変だ。

スタッフに関してもそう。一人やめたら辞めたで痛手だが
致命的にならず自己修復機能が働く。

こっそり明かすと、これくらいの事業規模になると、
やはり仕入れでは良い条件で資材を仕入れられるようになる。

運営をしていて、私は一番居心地の良い規模感です。
だからこそ、私はこの「水平飛行」を、あえて選び続けたいと思っています。



 拡大ではなく、一棟一棟の完成度と、
暮らしの満足度を上げるほうが、
私たちの仕事に合っているからです。

Xである投稿が盛り上がっていました。

いろいろなツッコミどころがあるので盛り上がっているわけなのですが、

どこがおかしいのか。
そこから何を学べるのかについて掘り下げたいと思います。
 

 

最初にこの写真を、じっくりパーソナライズした相模のチャッピーに読ませ、
(相模AI)
5行程度のプロンプトで、生成した文章になってます。
全く私が言いたかったことそのままなので、ご了解ください。

 

####

 

「業者です」投稿が言っていたこと(要約)

投稿内容はこうです。

  • 建売は「床下換気(基礎パッキン)」がある

  • だから外気が床下に入り、1階床がめちゃくちゃ寒い

  • これは断熱材や窓の問題ではない

  • 注文住宅は「基礎断熱」でそれを防いでいるから寒さが違う

  • 対策として「水切りの下に段ボールや発泡スチロールを詰めて塞げ」

…という主張でした。

結論から言うと、この説明は“それっぽく聞こえる”けど、建築の理屈としてはかなり雑で、最後のDIY提案は家を傷める方向に行きやすいです。


建築的に「具体的に」どこがおかしいのか

①「基礎パッキン=床が寒い原因」ではない

床が寒いのは、床の表面温度が低いからです。表面温度を下げる主因は、だいたいこの3つです。

  • 床断熱の性能不足(厚み不足・材料選定・施工不良)

  • 床下側からの“すきま風”=気流止め不良(配管周り、土台・大引き周り、点検口など)

  • 端部(外周部・土台周り)の熱橋や断熱欠損

床下が外気温に近い環境なのは、昔からある「床断熱+床下換気」方式なら想定内です。
それでも床が冷たくならないようにするのが、床断熱と気密(気流止め)の役割です。

つまり、

「外気が床下に入るから寒い」
ではなく、
「外気が入る前提なのに、床側がそれを遮断できていないから寒い」

が正確です。


②「断熱材や窓の問題ではありません」は言い切りすぎ(ほぼ間違い)

床が冷たい話をしているのに、なぜ窓が出てくるの?と思うかもしれませんが、窓も無関係ではありません。

  • 窓の性能が低い

  • 窓が多い/大きい/北面に偏っている

  • 暖房が弱い・間欠運転で室温が上がらない

こうなると室温が低めに推移し、結果として床表面温度も下がって「冷たい家」になります。

もちろん「床が冷たい」主戦場は床断熱と気流止めですが、窓・暖房計画まで含めて“体感”は決まります。
ワンフレーズで切り捨てるのは、雑すぎます。


③「注文住宅=基礎断熱」は成り立たない

注文住宅でも、床断熱の家は普通にあります。
逆に建売でも基礎断熱(床下を室内扱いに近づける)を採用している例もあります。

基礎断熱は万能薬ではなく、やり方を間違えると床下の湿気・カビ・腐朽のリスクが上がるので、設計思想と施工品質が問われます。

「注文=基礎断熱で暖かい」は、業界の現実を雑に単純化しすぎです。


④「水切りの下に詰め物で塞ぐ」は危険度が高い

ここが一番まずい。

基礎パッキン(あるいは類似の換気部材)が担っているのは、床下の換気経路です。
それを外から段ボールや発泡材で塞ぐと、次が起こりえます。

  • 床下の湿気が抜けにくくなり、カビ・腐朽菌の条件が揃いやすい

  • 結果として、土台・大引き・根太・合板などが長期的に傷みやすくなる

  • シロアリ・虫の温床になりやすい(環境づくりになる)

  • 水切り周りは雨仕舞い・排水・通気の“境界”なので、詰め方次第で水が溜まる/乾きにくい状態を作る

短期的に「風が減って冷たさがマシに感じる」ことはあるかもしれません。
でも、家は“快適”より先に“耐久”が死ぬと終わりです。
段ボールは論外です(濡れる・朽ちる・カビる)。


「現場を知ってるから正しい」が危ない理由

ここ、すごく大事です。

現場経験は尊い。だけど、現場経験=建築全体の原理原則の理解ではありません。

たとえば、

  • エアコン取付の職人さんが「気密施工の納まり」を理解しているとは限らない

  • 外構屋さんが「結露計算」や「温熱バランス」を扱えるとは限らない

  • 大工さんでも、断熱は得意でも換気設計は専門外ということがある

建築は、構造・温熱・防露・換気・雨仕舞い・耐久・法規が絡み合います。
一部の経験が強い人ほど、「自分の見えている範囲の正しさ」を全体の正しさだと思い込みやすい。

今回の投稿はまさにそれで、
“寒さ”という体感だけを入口にして、家の寿命側(湿気・腐朽・シロアリ)を置き去りにしています。


Xでは「素人でも」良し悪しを見分けられていた

面白いのはここです。

この手の投稿に対して、詳しくない人でも

  • 「え、換気塞いで大丈夫なの?」

  • 「湿気こもらない?」

  • 「段ボールって…」

みたいな“直感的な違和感”を持てていた。
これは健全です。

家づくりの情報って、専門用語で煙に巻かれがちですが、次の2つは素人でも判断材料になります。

  • やっていいことか(耐久・安全に逆行してないか)

  • 原因と対策が対応しているか(筋が通っているか)

「寒い → 穴を塞ぐ」は短絡的で、リスク説明もゼロ。
この時点で黄色信号を出せる人が増えているのは、SNSの良い面だと思います。


学ぶ人と学ばない人の差は、最後にここで出る

住宅の怖いところは、失敗がすぐに表面化しないことです。

  • すきま風は今日から不快

  • でも腐朽やカビは、静かに進行して2〜5年後に症状が出ることがある

学ぶ人は、「今の快適」と「将来の耐久」をセットで考えます。
学ばない人は、「今ラクになる小手先」に飛びつきます。

なので、もし読者が「床が冷たい」と感じたら、やる順番はこれが安全です。

冷たい床の“安全な”チェック順

  1. 床下点検で、床断熱材の厚み・欠損・落下・濡れを確認

  2. **配管貫通部・点検口・土台周りのすきま(気流止め)**を確認

  3. 可能なら 室内側の床表面温度を簡易測定(赤外線温度計が便利)

  4. 施工会社に「床断熱仕様」「気密の考え方」を確認

  5. 改修なら、床断熱の増強+気流止め強化を優先(ここが効く)

※「塞ぐ系DIY」をやるなら、最低でも設計者・施工者と“湿気の出口”までセットで確認してから。闇雲に塞ぐのはおすすめしません。


まとめ:肩書より、筋の良さを見よう

「業者です」は免罪符になりません。
本当に信頼できる人は、こう言います。

  • 何が原因の“可能性”として高いのか

  • どう確認するのか(チェック手順)

  • その対策の副作用(リスク)

  • 家の寿命にどう効くのか

家づくりは、勉強した人が得をするというより、**勉強しないと“損を避けにくい”**分野です。
今回の投稿が炎上気味に盛り上がったのは、その“差”が可視化された出来事だったと思います。

#####

このXへの投稿に対して、
「チャンネルあきMy Home Recovery」さんも投稿をしている。
@hirasawanoriaki
·
あきさんは、入居後に気づいた寒い家の、相談に乗り、
相談者の床下に潜り、気密欠損などのリカバリーを行っていて、
床下の事情に精通している。
こういった方の意見のほうが説得力がある。

 



#####

「だいたい基礎空間の通気口閉じてる家の床下はカビ臭いです。

床下リカバリーの当日にそれでかなり参ったときがありました。

あと実家も勝手に親父が塞いで家の躯体やられました。
基礎コンクリートが冷えて結露するんで、中途半端に通気口塞ぐのは良くないです。

やるならちゃんと床の断熱を完璧に直すか、通気口を塞ぐなら徹底的に基礎断熱しないと…

セミナー講師という仕事について
――相模の本音とこれまでの道のり――

私がはじめて正式に「セミナー講師」を頼まれたのは、会社を立ち上げたばかりの頃でした。
声をかけてくださったのは、新潟建具連合会さんです。

当時、うちの建具を担当してくれていた山添建具店さんの社長が、連合会のトップをされていて、
「少人数で頑張っている建具屋にとってもヒントになるように、
 インターネットを活用した集客の話をしてほしい」
という内容でご依頼をいただきました。

営業マンもいない、小さな工務店が、ブログを武器に受注している。
そんな、いわば「変な会社」を面白がってくださったのだと思います。
今振り返ると、とてもありがたいスタートでした。

県のセミナーに呼ばれるようになった頃

その次のご依頼は、新潟県からでした。
「新潟県産木材の活用」をテーマに、糸魚川市でマーケティングセミナーをやってほしい、と。

創業2年目には、すでに会社はプチブレイク状態で、
現場も社内もバタバタと忙しくなっていましたが、
それでも「地域の木をちゃんと使って家を建てる」というテーマには強い共感があり、
二つ返事でお引き受けしたのを覚えています。

東日本大震災が与えてくれた「覚悟」のようなもの

大きな転機になったのは、2011年の東日本大震災です。
とくに福島第一原発の事故は、私にとっても相当な衝撃でした。

エネルギーのほとんどを輸入に頼る日本という国で、
「これから先、本気で省エネに取り組まないとまずい」と、
腹の底から感じた瞬間でもありました。

 

住宅について言えば、
「今までよりワンランク上のエコハウス」が当たり前に求められる時代になる。
そう読んだ私は、勝手に自社の断熱グレードを引き上げていきました。

エネルギー計算ソフト「Q-PEX」を使って、
冷暖房エネルギーをどこまで落とせるか、外皮性能とパッシブ設計を徹底的にいじり倒す。
そうやって、設計の精度を上げていく時期でもありました。

松尾さんからの紹介でYKK AP→新建ハウジングのご縁

ちょうどその頃、兵庫の松尾和也さんとは、
お互いのブログを通じてやりとりをするようになり、
少しずつ交流が深まっていきました。

 

YKK APがAPWシリーズを発売し、
樹脂サッシ普及のために全国セミナーツアーを組み始めたとき、
メイン講師として呼ばれていたのが松尾さん。

ところが、全国を回るには講師が足りないということで、
「そういえば相模さんもしゃべれるじゃん」と(笑)
松尾さんがYKK APに私を紹介してくれました。

 

そこから2013年頃でしょうか。
私も全国各地を回って、エコハウスの話をするようになります。

その様子を見ていたのが、新建ハウジングの三浦社長。
「これはスター誕生だな」と思ってくださったのかどうかは分かりませんが(笑)、
雑誌での連載をご依頼いただきました。

YKK APのセミナーと、新建での連載。


この二つのおかげで、業界内での知名度は一気に上がり、
東北電力さんや北海道石油連盟さんなど、
大きな組織からもエコハウスの講演依頼をいただくようになりました。

当時は、工務店の社長で、全国区でセミナーができる人材は本当に少なかったんです。
だからこそ、余計に重宝されたのだと思います。
ピーク時には年間20件は引き受けていたと思います。

テーマはエコハウスから「工務店経営」へ

しばらくの間、セミナーのお題は
「エコハウス」「省エネ住宅の設計手法」が中心でした。

2015年には、日本エコハウス大賞で準グランプリを受賞し、
視察や講演の依頼もピークに達します。

一方で、エコハウス界隈には「話せる人」がどんどん増えてきました。
前先生や松尾さんをはじめ、実務と理論の両方を語れる方が何人も出てきた。

そこで私は、あえて少し違うポジションを取ろうと考えました。

 

 

もともと私はフランチャイズ本部のマーケティング部にいた経歴もあり、
マーケティング戦略や集客の設計には人一倍興味があります。

「工務店がどうやって生き残るか」
「地域工務店の経営戦略」

そういったテーマで呼ばれることが増えていき、
今ではこちらがセミナーの主力テーマになっています。

セミナー講師は「割に合わない仕事」なのか?

正直なことをいうと、2020年ごろから心境の変化がありました。

もともと私のスタンスは、
「地域の工務店が元気になってくれればそれでいい」というものです。
だからセミナーも、応援のつもりで引き受けてきました。

もちろん講演料はいただきますが、
私は毎回、その主催者や対象に合わせて、PowerPointを一から作り直します。
準備時間と当日の拘束時間を合わせて考えると、
自分の“日当”換算では、正直かなり安くなってしまう。

商売として見ると、決して「おいしい仕事」ではありません(笑)。

 

それに、工務店というのはピンからキリまであります。
ちょっと辛口になりますが、
「むしろもう、世の中からフェードアウトしてくれた方がいいのでは…」と思うような会社も、
全体の4分の1くらいはあるのが現実です。 
医者に例えると処方箋が書けない状況であったり、改善に取り組む気がない会社です。
 

どんな工務店が聴きに来るか分からない場で、
自分のノウハウを全部さらけ出すことに、
だんだん抵抗感も出てきました。

その結果、今では
「お断りできないご縁の主催者」
「理念がしっかりしている団体」
に限って、お引き受けするようにしています。

それでも続けている理由 ― 人との出会い

それでも、10年以上セミナー講師を続けてきて、
本当に良かったと思うことが一つあります。

それは「人との出会い」です。

 

YKK APさんは途中から、講師を2名体制にしてくれました。
もうひとりの講師と一緒に登壇し、懇親会でじっくり話をする。
そうして、地方の小さな工務店にいたらまず繋がれないような人たちと、
友人のようなお付き合いが生まれていきました。

 

東北住建さんのセミナーでは、
松村秀一先生やBlue Studioの大島さんとご一緒させていただき、
一緒にキャスティングされたおかげで交流が生まれました。
 

「お金をいただきながら、人脈を作らせてもらっている」

こう言うと少しいやらしく聞こえるかもしれませんが(笑)、
でもこれは紛れもない事実です。
 

その結果、地方都市・新潟の小さな工務店の社長なのに、
業界内ではちょっと不思議がられるくらいの人脈を持つことになりました。
これもひとえに、セミナー講師という役割のおかげです。

 

最近の事例:埼玉木の家ネットワークでの講演

最近では、「さいたま家づくりネットワーク」さんからご依頼をいただきました。

もし私が埼玉で工務店をやっていたら、
どんなテーマに注目して経営しているだろうか?

そんな仮想設定のもとで、完全書き下ろしで資料を作りました。

これから(2025年以降)、特に重要になると考えているのは、次の3つです。

  1. 夏の猛暑対策としての設計手法
    └ もっと踏み込んだパッシブデザインと「全館冷房システム」の現実的な運用。

  2. 埼玉という地域の「移住者」ニーズへの対応
    └ 実は埼玉には移住者が多く、その受け皿としての工務店の役割。
    └ その手段としてのリノベの可能性あれこれ

  3. ITとマーケティング戦略
    └ みんながスキルアップしたいと思っている部分を、工務店経営にどう落とし込むか。

11/28に開催しましたが、50人程度集まってくれましたが、皆さん真剣に聞いてくれたので、こっちもヒート・アップして達成感を感じました。 それとやはりユーチューブは業界人はガッツリ見てますね。
お客さんへの説明の参考になるから見ているそうです。

工務店よろず弁士

エコハウスだけでなく、マーケティングや経営財務など、
いろいろなテーマに取り組んできた結果、
「なんでも一通り話せる人」にはなりました。

その反面、各分野の“権威”というわけではありません。
それでもなお依頼していただけるのは、
「現場で実際にやってきた話」を、
自分の言葉でお伝えしているからかな、と勝手に解釈しています。

これからのこと

これからの引き受ける件数は、年間でいうと3〜4件ほど。
セミナー講師としては、かなり“細々と”。
主催者の顔が見えて、参加する工務店さんの顔が浮かぶような場であれば、
これからも喜んでお引き受けするつもりです。
 

「地域工務店が元気になること」 に貢献できるのであれば、
相模はこれからも、マイクを握ってお話をし続けます。

私もYouTubeの端くれ。
不定期ながら、お勧めのYouTubeチャンネルを紹介し続けておりまして、
今回はだいぶ早いけど、「2025年下半期のお勧め」でご案内いたしております。

TOPICS:
旅系YouTubeチャンネルで、別格と評価をしている BappaShotaさん、いつも社会性の強い作品で、完成度も極めて高く、大ファンですが。

 

 

中国のウィグル自治区で動画を配信してから、消息が不明になっているのがSNSで話題になってます。彼らにとっては触れられては欲しくない恥部である。
中国当局に拘束されているのか、大変心配しております。どうぞご無事でいて下さい。


おすすめチャンネル&動画
******************

YouTubeの良いところは、自分の好きなものだけ選んで好きなときに見れること。
これが地上波とは決定的に違いがある

 


野球は別に好きではないが、大谷翔平さんは大好きです。
試合があるときの結果を10分程度でまとめてダイジェストでみれるSPOTVNOW
まずは家に帰り、冷蔵庫からビールを取り出し、大谷くんを見る。
これがルーティーンです。


その次にウクライナ紛争は、発生してから毎晩欠かさず確認している。

 

 

真防衛チャンネルを今まで見ていたが、近頃は、世界経済と絡めた解説をするこのチャンネルを見ることが多くなった。



個人的には、旅系YouTubeチャンネルはよく見る。
特に、温泉のものが好みで、かすみちゃんのチャンネルはファンになってきた。

 

 

廃墟系温泉の混浴を攻めるコンセプトがシュールです。
(B級なスポット・廃墟系は、なにげに嫌いではない)

温泉系だと色っぽくなってしまいがちだが、なぜだか彼女の場合は、
そういった風にならないところが良いのだが、近頃水着の入浴もでてきて戸惑っている。

様々な人材がYouTubeチャンネルを運営している。

 

 

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」の大ベストセラーの公認会計士が、まさかのチャンネル運営。
企画・台本・出演・編集、すべて自分でやっていらっしゃるところが偉い。

AIの存在感が格段に強まったのが2025年。
AIによる動画生成で、チャンネルをやり出す人が現れてきた。
長尺の作品5つしかないのに、あっという間に8万人登録になりそうな勢い。

 

 

こういう勢いのあるチャンネルはやはり独自である。
AI動画はリアルだけど、微妙な差により不気味である。
そのキモさを上手に作品のテイストにしているのが良い。

同じく、たった3本しか動画を配信していないのに、
登録者数10万人まであっという間に到達した新人チャンネル。
「ゆっくり今昔旅行」

 

 

40年前の旅行雑誌を元にして、現在どのように街が変わっているかを尋ね歩く。
ネットで調べたりするのは厳禁という明快なコンセプト。
その街に思い入れのある大人だったら、ほんとに面白くてしょうがないハズ。
即気に入り、 第一作品の「横浜編」は見終わったらすぐ 横浜の関尾くんに教えてあげた。



YouTubeの良いところは、かなりコアな世代に刺さるようなテーマを扱ったものを見ることができること。

 

 

「オタキング」の岡田斗司夫さんもマニアックだれど、山田玲司さんも超マニアック。
50代おっさんの私、当時見ていた漫画で1番ダントツに好きだったのが「マカロニほうれん草」
若き20歳の漫画家が1つの作品で燃え尽きたストーリーに驚け。 伝説の漫画の解説。

私らの動画も進化している。 ルームツアーにドローン空撮も活かせるようになった。
アートな表現。鳥の目線で俯瞰。 
まだ見ていない人は、オープニングシーンだけでも見てください。
技術で進化を止めないのがオガスタ。

 

 


そして、夏のシーズン寝るときには、鈴虫の声をBGMで。3年位続けているルーティーンです。
こういった虫の音で心が癒やされるのは日本人だけだという。

 

 

水の流れる、電子音などいろいろ睡眠導入の音楽がありますが、自分に合うの探すと良いと思います。