オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

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「オーガニックスタジオ新潟」社長のブログ。かっこいいエコハウスを提供するために日夜奮闘中。役立つ「家づくりの知識」は、オーガニックスタジオ新潟のHPにて更新。このブログでは個人的な関心ごとと「工務店経営」についてがテーマ

新潟で自然素材の家をつくる社長の 新潟で一番おもしろい建築ブログ


   写真アルバムで過去の施工実例をすべて公開中。
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セミナー講師という仕事について
――相模の本音とこれまでの道のり――

私がはじめて正式に「セミナー講師」を頼まれたのは、会社を立ち上げたばかりの頃でした。
声をかけてくださったのは、新潟建具連合会さんです。

当時、うちの建具を担当してくれていた山添建具店さんの社長が、連合会のトップをされていて、
「少人数で頑張っている建具屋にとってもヒントになるように、
 インターネットを活用した集客の話をしてほしい」
という内容でご依頼をいただきました。

営業マンもいない、小さな工務店が、ブログを武器に受注している。
そんな、いわば「変な会社」を面白がってくださったのだと思います。
今振り返ると、とてもありがたいスタートでした。

県のセミナーに呼ばれるようになった頃

その次のご依頼は、新潟県からでした。
「新潟県産木材の活用」をテーマに、糸魚川市でマーケティングセミナーをやってほしい、と。

創業2年目には、すでに会社はプチブレイク状態で、
現場も社内もバタバタと忙しくなっていましたが、
それでも「地域の木をちゃんと使って家を建てる」というテーマには強い共感があり、
二つ返事でお引き受けしたのを覚えています。

東日本大震災が与えてくれた「覚悟」のようなもの

大きな転機になったのは、2011年の東日本大震災です。
とくに福島第一原発の事故は、私にとっても相当な衝撃でした。

エネルギーのほとんどを輸入に頼る日本という国で、
「これから先、本気で省エネに取り組まないとまずい」と、
腹の底から感じた瞬間でもありました。

 

住宅について言えば、
「今までよりワンランク上のエコハウス」が当たり前に求められる時代になる。
そう読んだ私は、勝手に自社の断熱グレードを引き上げていきました。

エネルギー計算ソフト「Q-PEX」を使って、
冷暖房エネルギーをどこまで落とせるか、外皮性能とパッシブ設計を徹底的にいじり倒す。
そうやって、設計の精度を上げていく時期でもありました。

松尾さんからの紹介でYKK AP→新建ハウジングのご縁

ちょうどその頃、兵庫の松尾和也さんとは、
お互いのブログを通じてやりとりをするようになり、
少しずつ交流が深まっていきました。

 

YKK APがAPWシリーズを発売し、
樹脂サッシ普及のために全国セミナーツアーを組み始めたとき、
メイン講師として呼ばれていたのが松尾さん。

ところが、全国を回るには講師が足りないということで、
「そういえば相模さんもしゃべれるじゃん」と(笑)
松尾さんがYKK APに私を紹介してくれました。

 

そこから2013年頃でしょうか。
私も全国各地を回って、エコハウスの話をするようになります。

その様子を見ていたのが、新建ハウジングの三浦社長。
「これはスター誕生だな」と思ってくださったのかどうかは分かりませんが(笑)、
雑誌での連載をご依頼いただきました。

YKK APのセミナーと、新建での連載。


この二つのおかげで、業界内での知名度は一気に上がり、
東北電力さんや北海道石油連盟さんなど、
大きな組織からもエコハウスの講演依頼をいただくようになりました。

当時は、工務店の社長で、全国区でセミナーができる人材は本当に少なかったんです。
だからこそ、余計に重宝されたのだと思います。
ピーク時には年間20件は引き受けていたと思います。

テーマはエコハウスから「工務店経営」へ

しばらくの間、セミナーのお題は
「エコハウス」「省エネ住宅の設計手法」が中心でした。

2015年には、日本エコハウス大賞で準グランプリを受賞し、
視察や講演の依頼もピークに達します。

一方で、エコハウス界隈には「話せる人」がどんどん増えてきました。
前先生や松尾さんをはじめ、実務と理論の両方を語れる方が何人も出てきた。

そこで私は、あえて少し違うポジションを取ろうと考えました。

 

 

もともと私はフランチャイズ本部のマーケティング部にいた経歴もあり、
マーケティング戦略や集客の設計には人一倍興味があります。

「工務店がどうやって生き残るか」
「地域工務店の経営戦略」

そういったテーマで呼ばれることが増えていき、
今ではこちらがセミナーの主力テーマになっています。

セミナー講師は「割に合わない仕事」なのか?

正直なことをいうと、2020年ごろから心境の変化がありました。

もともと私のスタンスは、
「地域の工務店が元気になってくれればそれでいい」というものです。
だからセミナーも、応援のつもりで引き受けてきました。

もちろん講演料はいただきますが、
私は毎回、その主催者や対象に合わせて、PowerPointを一から作り直します。
準備時間と当日の拘束時間を合わせて考えると、
自分の“日当”換算では、正直かなり安くなってしまう。

商売として見ると、決して「おいしい仕事」ではありません(笑)。

 

それに、工務店というのはピンからキリまであります。
ちょっと辛口になりますが、
「むしろもう、世の中からフェードアウトしてくれた方がいいのでは…」と思うような会社も、
全体の4分の1くらいはあるのが現実です。 
医者に例えると処方箋が書けない状況であったり、改善に取り組む気がない会社です。
 

どんな工務店が聴きに来るか分からない場で、
自分のノウハウを全部さらけ出すことに、
だんだん抵抗感も出てきました。

その結果、今では
「お断りできないご縁の主催者」
「理念がしっかりしている団体」
に限って、お引き受けするようにしています。

それでも続けている理由 ― 人との出会い

それでも、10年以上セミナー講師を続けてきて、
本当に良かったと思うことが一つあります。

それは「人との出会い」です。

 

YKK APさんは途中から、講師を2名体制にしてくれました。
もうひとりの講師と一緒に登壇し、懇親会でじっくり話をする。
そうして、地方の小さな工務店にいたらまず繋がれないような人たちと、
友人のようなお付き合いが生まれていきました。

 

東北住建さんのセミナーでは、
松村秀一先生やBlue Studioの大島さんとご一緒させていただき、
一緒にキャスティングされたおかげで交流が生まれました。
 

「お金をいただきながら、人脈を作らせてもらっている」

こう言うと少しいやらしく聞こえるかもしれませんが(笑)、
でもこれは紛れもない事実です。
 

その結果、地方都市・新潟の小さな工務店の社長なのに、
業界内ではちょっと不思議がられるくらいの人脈を持つことになりました。
これもひとえに、セミナー講師という役割のおかげです。

 

最近の事例:埼玉木の家ネットワークでの講演

最近では、「さいたま家づくりネットワーク」さんからご依頼をいただきました。

もし私が埼玉で工務店をやっていたら、
どんなテーマに注目して経営しているだろうか?

そんな仮想設定のもとで、完全書き下ろしで資料を作りました。

これから(2025年以降)、特に重要になると考えているのは、次の3つです。

  1. 夏の猛暑対策としての設計手法
    └ もっと踏み込んだパッシブデザインと「全館冷房システム」の現実的な運用。

  2. 埼玉という地域の「移住者」ニーズへの対応
    └ 実は埼玉には移住者が多く、その受け皿としての工務店の役割。
    └ その手段としてのリノベの可能性あれこれ

  3. ITとマーケティング戦略
    └ みんながスキルアップしたいと思っている部分を、工務店経営にどう落とし込むか。

11/28に開催しましたが、50人程度集まってくれましたが、皆さん真剣に聞いてくれたので、こっちもヒート・アップして達成感を感じました。 それとやはりユーチューブは業界人はガッツリ見てますね。
お客さんへの説明の参考になるから見ているそうです。

工務店よろず弁士

エコハウスだけでなく、マーケティングや経営財務など、
いろいろなテーマに取り組んできた結果、
「なんでも一通り話せる人」にはなりました。

その反面、各分野の“権威”というわけではありません。
それでもなお依頼していただけるのは、
「現場で実際にやってきた話」を、
自分の言葉でお伝えしているからかな、と勝手に解釈しています。

これからのこと

これからの引き受ける件数は、年間でいうと3〜4件ほど。
セミナー講師としては、かなり“細々と”。
主催者の顔が見えて、参加する工務店さんの顔が浮かぶような場であれば、
これからも喜んでお引き受けするつもりです。
 

「地域工務店が元気になること」 に貢献できるのであれば、
相模はこれからも、マイクを握ってお話をし続けます。

私もYouTubeの端くれ。
不定期ながら、お勧めのYouTubeチャンネルを紹介し続けておりまして、
今回はだいぶ早いけど、「2025年下半期のお勧め」でご案内いたしております。

TOPICS:
旅系YouTubeチャンネルで、別格と評価をしている BappaShotaさん、いつも社会性の強い作品で、完成度も極めて高く、大ファンですが。

 

 

中国のウィグル自治区で動画を配信してから、消息が不明になっているのがSNSで話題になってます。彼らにとっては触れられては欲しくない恥部である。
中国当局に拘束されているのか、大変心配しております。どうぞご無事でいて下さい。


おすすめチャンネル&動画
******************

YouTubeの良いところは、自分の好きなものだけ選んで好きなときに見れること。
これが地上波とは決定的に違いがある

 


野球は別に好きではないが、大谷翔平さんは大好きです。
試合があるときの結果を10分程度でまとめてダイジェストでみれるSPOTVNOW
まずは家に帰り、冷蔵庫からビールを取り出し、大谷くんを見る。
これがルーティーンです。


その次にウクライナ紛争は、発生してから毎晩欠かさず確認している。

 

 

真防衛チャンネルを今まで見ていたが、近頃は、世界経済と絡めた解説をするこのチャンネルを見ることが多くなった。



個人的には、旅系YouTubeチャンネルはよく見る。
特に、温泉のものが好みで、かすみちゃんのチャンネルはファンになってきた。

 

 

廃墟系温泉の混浴を攻めるコンセプトがシュールです。
(B級なスポット・廃墟系は、なにげに嫌いではない)

温泉系だと色っぽくなってしまいがちだが、なぜだか彼女の場合は、
そういった風にならないところが良いのだが、近頃水着の入浴もでてきて戸惑っている。

様々な人材がYouTubeチャンネルを運営している。

 

 

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」の大ベストセラーの公認会計士が、まさかのチャンネル運営。
企画・台本・出演・編集、すべて自分でやっていらっしゃるところが偉い。

AIの存在感が格段に強まったのが2025年。
AIによる動画生成で、チャンネルをやり出す人が現れてきた。
長尺の作品5つしかないのに、あっという間に8万人登録になりそうな勢い。

 

 

こういう勢いのあるチャンネルはやはり独自である。
AI動画はリアルだけど、微妙な差により不気味である。
そのキモさを上手に作品のテイストにしているのが良い。

同じく、たった3本しか動画を配信していないのに、
登録者数10万人まであっという間に到達した新人チャンネル。
「ゆっくり今昔旅行」

 

 

40年前の旅行雑誌を元にして、現在どのように街が変わっているかを尋ね歩く。
ネットで調べたりするのは厳禁という明快なコンセプト。
その街に思い入れのある大人だったら、ほんとに面白くてしょうがないハズ。
即気に入り、 第一作品の「横浜編」は見終わったらすぐ 横浜の関尾くんに教えてあげた。



YouTubeの良いところは、かなりコアな世代に刺さるようなテーマを扱ったものを見ることができること。

 

 

「オタキング」の岡田斗司夫さんもマニアックだれど、山田玲司さんも超マニアック。
50代おっさんの私、当時見ていた漫画で1番ダントツに好きだったのが「マカロニほうれん草」
若き20歳の漫画家が1つの作品で燃え尽きたストーリーに驚け。 伝説の漫画の解説。

私らの動画も進化している。 ルームツアーにドローン空撮も活かせるようになった。
アートな表現。鳥の目線で俯瞰。 
まだ見ていない人は、オープニングシーンだけでも見てください。
技術で進化を止めないのがオガスタ。

 

 


そして、夏のシーズン寝るときには、鈴虫の声をBGMで。3年位続けているルーティーンです。
こういった虫の音で心が癒やされるのは日本人だけだという。

 

 

水の流れる、電子音などいろいろ睡眠導入の音楽がありますが、自分に合うの探すと良いと思います。


先日の勉強会で、ある工務店が独自研究の成果として「エアコン1台での全館冷房」の使い方を発表していました。
その内容はこうです。


 夜間は昼間よりも外気温が約10度低くなるため、その時間帯にエアコンを全力運転して住宅を可能なだけ冷却する。設定温度は限界の16度までのフルパワーで。断熱性の高い建物ならば就寝時に室温23度まで下がる。断熱材まで冷やすのがポイントだ。翌日の昼間もその“冷気”を蓄えて冷房負荷を軽減できる。結果として、かつてないほど快適な状態が実現する・・・というものでした。


一見すると理にかなっているように思えますが、実際には多くの疑問点が残ります。

みなさんはここまで読んでみて、何も違和感を感じませんでしたか?

会社の定例会で、スタッフに聞いてみた。 
ある監督は「自家発電のソーラーの電力を使わないのは変ですね。」

そうだね。まずそこに気づくよね。

1. 自家発電との矛盾

発表されたモデル住宅は太陽光発電を搭載しています。昼間に冷房を運転すれば、自家消費で電気代を抑えられるはず。にもかかわらず、夜間に電力会社から買電してエアコンを回すという点は、環境負荷と経済性の観点から矛盾を感じます。


2. 運転効率は十分確保できる

確かに夜間は外気温が下がるため多少効率は上がります。しかし、冷房の需要はそもそも昼間に生じている。 そもそも夏は、冬よりも効率が高く、昼間でも運転効率は十分に高いのです。
たしかに夜間の方が若干運転効率が上がりますが、買電での負担増と、冷房需要に応えていないことの負をカバーできない。
余談になるが、エアコンの室外機を日陰や風通しの良い場所に設置するのが重要です。

3. 冷やしすぎは快適の逆

暖房は2度の温度差があってもあまり体感できませんが、冷房は1度の差でも体感に影響します。室温を23度まで下げる必要はなく、25度以上にした方が快適です。23度の室内は冬の室内と同じ状況で、寒いと言えるでしょう。「夜に羽毛布団が必要になる」ような不自然な状態を生み出します。

4. 設定温度の切り替えが煩雑

夜と昼で設定温度を切り替える必要があるため、タイマー設定を駆使しなければなりません。手間が増える点も実用性に疑問が残ります。

5. 快適性の本質とは?

本当に快適なのは、昼夜の温度差を大きくつくることではなく、家の中を一定温度に保ち、ムラなく冷やすことです。 

断熱や冷暖房は、「物理の問題」であり、「快適な体感」という人間の「生理現象の問題」です。
科学の領域なので、すでに多くの研究者・実務者が積み上げてきた知識体系がある。それが原理原則で、つまり答えがある領域です。それを無視しての「独自理論」に走るのは危うい。



「ファイナルアンサー」は公開されている

前先生の著書『エコハウスのウソ』にも示されているように、夏の冷房は太陽光による自家発電を活用して運転するのが基本だ。これまでの知見の集大成として“ファイナルアンサー”が既に提示されている。



最新の「建築知識ビルダーズ62号」も、激しく沸騰する日本の夏に、高断熱高気密住宅がどのように運用されると快適でエコであるかの特集が組まれている。新住協を中心に、ノウハウは全国的に水平共有されているので、我々の仲間の中では、すでに「正解」が出来上がっているのだ。

それにもかかわらず、引きこもって作り上げた独自論を「新発見」として持ち出すから、違和感しか感じない。驚くべきことに、そんな話を鵜呑みにして影響を受けている人までいるようで、そっちの人間の動きも気になった。

実務者ですらこんな状況なのだが、消費者にも同じ問いが投げかけられる。

「信じるべきはだれ?」

その勉強会に参加していて、この記事を読んでいる人もいることだろう。
なんのための勉強会なの? SNSなどでも、コメントを寄せていただければ幸いです。 
 

社長に必要なのは視座の高さ


Aさんは工務店の経営コンサルで
業務をサポートして、忙しく各地を回っている。

Aさんと会食しながら話を聞いて、、
彼が普段交流しているさまざまな工務店や
その関係者の話題が次々と出てきました。

経営者同士や現場の職人さんなど、
多くの人と接するうちに分
かってきたことがあるというのです。

「30代40代で仕事はしっかりこなしていても、
社長としての視座を身につけている人が
思いのほか少ない
」ということでした。

「現場の責任者や部長クラスにはなれても、
社長として務まるかはまた別の話だ」

と彼は言います。

その視座への気付きの話を聞いていて、
非常に納得したのでブログにまとめようという気になりました。



立ち位置で見えるものが違ってくる


実際、課長や部長のレベルの人は
広い範囲を見渡すスキルが
身についているかもしれませんが、
それはあくまで部門全体や
社内での視座にとどまりがち。

一方、社長の立場に立つと、
視野の広さはもちろんのこと、
まるで“高い山の頂き”から全体を
俯瞰するような感覚が求められます。

会社内だけでなく、社会や業界、
さらには顧客の暮らし方や社会の
価値観の変化までも視界に入れながら、
瞬時に判断を下していくのです。

私自身も、創業当初はそんな
“社長としての自覚”なんて
微塵も持っていませんでした。

けれども、経営を続けるなかで
少しずつ実感し、自然とその視座へと
引き上げられた気がします。

社長というのは、端的に言えば
「責任を取る人」であり
「判断をする人」です。

もちろん部長や課長だって責任や
判断は伴うのですが、
それらが会社全体の命運を左右するような
重みを持つかどうかは別問題です。

経営者は自分の判断が会社の行く先を決め、
結果によって社員や取引先に
迷惑をかけることにもなり得る、
という重圧を常に抱えています。

だからこそ、一つひとつの決定に対して
“責任を取る”覚悟が必要になります。
その覚悟を持ってはじめて
「社長」という椅子に座る資格が
生まれるのではないでしょうか。

 

社長にとっての会社とは

また、会社は経営者にとって、
いわば「自分自身そのもの」であるという
感覚が芽生えるものです。

創業して間もない頃にはピンと
来なかったとしても、
日々の経営や事業の決断を繰り返しているうちに、
まるで自分の身体の一部のように思えてくる。

その結果、会社の成長や
方向性を考えることは、
自分の生き方を考えることと同義になります。

いっぽうで、社員の多くは仕事を
“家庭を維持するための手段”として
考えるのが普通です。

仕事とプライベートのバランスを
取りながら暮らしを成り立たせるのが
当たり前でしょう。

そこには「責任感」や「集中力」はあっても、
“会社そのものと一体化している感覚”
まで抱く人は稀ですし、
そうである必要もありません。

 

けれども、社長の視座はもっと高く、
さらに広いところにあります。
たとえば社員の家庭や幸せ、
地域社会への影響まで含めて
「自分の決断でどう変わるのか」を考えながら、
その先々を見通していく必要があるのです。

 

立場が人を作る

視座が変わるにつれ、
人間の行動やものの見方は大きく変化します。
トップに立つ人には、
すべての責任を引き受ける強い意志と、
それを支える判断力が求められます。

そして何より、会社の成長や存続を
自分自身のことのように捉え、
時に自分を犠牲にしてでも社員やその家族の生活、
取引先との信頼関係を守ろうとする姿勢が必要です。

そうした覚悟を持てるかどうかは、
“元来の性格”ももちろんありますが、
経営を続けるうちに“覚悟して腰を据える”
瞬間が訪れることで培われるものだとも思います。

若い経営者を見ていると、
その転機はいつ訪れるのかは人それぞれです。
早いうちに「社長である自分」に目覚める人もいれば、
失敗を重ねるなかで徐々に身につけていく人もいるでしょう。
でも、最終的に求められる人物像は同じです。

 

視座を変えるトレーニング


すなわち、高い視座から会社と社会を俯瞰し、
自らの判断に責任を持ち、
何より「会社は自分自身の延長線上だ」と実感できるかどうか。
そこに、本当の意味で社長としての資質があるのだと思います。

 

今回の内容に関連する、おすすめの本を紹介します。
何人かに紹介したのですが、実際に読んだ方からレビューが寄せられましたので転載します。

「先月のビッグサイトの展示会ではお目にかかれて良かったです。
教えて頂いた書籍拝読しました。分かり易く、管理職として組織運営する上でも非常に有益でした!」

 

「具体⇄抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問 (PHPビジネス新書)

 

具体にまみれて普段を生活しているところを、時に抽象の視点に切り替えると物事が立体的に見える。そうした思考のトレーニングになる本です。

 

暑い暑い!
関東地方で、6月17日の段階で最高気温が35度を超える「猛暑日」が発生するのは、歴史最速とのこと。

ひょっとして梅雨明け? もう真夏ですか?

さてそんな時折、
エシカル協会のFBでの記事に、衝撃的な数字が並んでいました。

以下転載です。

**************

「地球温暖化は加速度的に進んでおり、Grant Foster とStefan Rahmstorfという二人の専門家による最新の論文「Global Warming has Accelerated Significantly」によると、

地球の平均気温は
2026年 1.5℃突破
2037年 2.0℃突破
2048年 2.5℃突破
2060年 3.0℃突破
2072年 3.5℃突破
2084年 4.0℃突破
だそうです。

 



2084年は今からわずか59年後。
遠い未来ではありません。
今の子どもたちや、これから生まれてくる子どもたちは確実に生きている未来です。

が、ここからがまた衝撃的なのですが、平均気温が4℃上昇すれば、直接・間接の影響で世界人口の9割が死亡し、文明崩壊に至るとのこと。
これは今回の論文だけでなく、たくさんの研究の中で言及されています。」

 

恐ろしいことに、「不可逆的な上昇点」とされる+1.5℃は、突破目前で、
それから10年ちょいで、0.5℃づつ上昇する。

なぜ、4℃上昇で人類文明は崩壊するのか?
Aiで整理してみた。

 

なぜ「+4℃」が人類にとって致命的なのか?


1. 気候システムの崩壊 → 居住可能地域の激減
気温4℃上昇は、地域によっては「平均で+7〜10℃」になる。

湿度の高い地域(インド、東南アジア、中東、アフリカ)では**「湿球温度」**が人体の生理的限界(35℃)を超え、人が屋外で数時間過ごすだけで死に至る。

これにより、数十億人が住めない場所に住んでいることになり、**「気候難民」**が世界中に発生。




2. 農業・水資源の崩壊 → 食糧危機と水不足
主要な農業地帯(米国中西部、インド、中国の穀倉地帯)が干ばつ、熱波、水不足で機能不全に。
家畜も極端な熱に耐えられず大量死。
水資源が枯渇し、都市・農村ともに生活不可能な地域が拡大。
食糧価格高騰 → 貧困層から順に飢餓 → 社会不安・暴動



3. 海面上昇と大規模移住 → 社会・国家機能の破綻
グリーンランド・西南極の氷床が崩壊し、海面は最大2m以上上昇。
東京・ニューヨーク・上海・ジャカルタなど世界中の沿岸都市が沈む。
数億人が住む場所を失い、国家間の争い・武力衝突・移民問題が激化。



4. 生態系崩壊 → 感染症・経済破綻・精神的影響
熱帯雨林やサンゴ礁が消滅、生物種の半数以上が絶滅。
気候の変化でマラリアやデング熱などの熱帯病が北上、パンデミックのリスク増。


経済システム(保険、金融、物流)が機能せず、インフラ崩壊。
「絶望」「無力感」が社会全体を覆い、精神疾患や自殺が急増。

温暖化が進むと、58年後の人類の姿はこうなるという。

つまり…
「+4℃の世界」は、単に「暑い」では済まず、
農業も経済も社会も生態系も“回復不能な形”で壊れ、最も脆弱な人々から崩壊が始まる。
これが「文明崩壊」「人類の9割が死亡」とまで言われる理由です。

+4.0℃で人類崩壊。 気になるのは、そこまでのプロセスでの社会情勢。
+2.5℃で 地獄絵図? ひょっとして半減しているかもしれません。

 

超富豪には手を打っている

北海道のニセコや軽井沢への移住者が増えてますが、こういった方の中には資本主義社会の成功者で、「加速主義者」の超富豪が多く含まれているのではないか。
気候変動で、超高温になっても、自分たちは生活可能なところに居住できるし、食料がいくら高くなろうが金にものを云わせて手に入れてみせるから関係ない。 

トランプもイーロン・マスクもへっちゃらだろう。
いや望むところだろう。
世界の米ロ中の大国の動向を見ていると、環境危機も加速しているように見えてくる。
たとえ9割の人間が滅んだとしても、人類は滅亡はしない。1割は残るから。
弱い人、動けない人、貧乏な人から生きていけなくなる。
そんなハードな近未来が待っている。

 



あまりに残酷な近未来だから、日本人も直視しようとしていないけれど、
日本では、2038年を中心に、南海トラフ地震も確実に発生してくる。
7月5日の予言がなんちゃらと けっこう噂になってたりで、世紀末臭が漂っている。


西日本太平洋側の方々は、地震発生が仮になくとも、温暖化での海面上昇と、
猛烈な台風の被害が加わって発生してくる。
新潟市とて、海から近い低い土地が広がり、似たようなものだ。

 

普通の我々はどう生きるのか?


我々の会社でも、ベビーブームで新生児を抱えるスタッフもいる。
散々に絶望的な話になったが、この未来予測は、確定した未来ではなく、
我々の現在での選択によっては変えることのできる未来です。 


個人レベルでは、災害リスクの低い立地を選び、
エコハウスを高いレベルで手に入れて暮らしを守れるようにすること。
そして、それぞれが、エネルギーと食についても考え、行動すること。

以前、巻文化会館で養老孟司先生に
「先生が仮に30代で今を生きていたらどう暮らしますか?」

まさにドンピシャでお答えいただきました。

 

 

首都圏でお住まいで、新潟に移住したいという方は、私らにお声掛けください。
近頃お客様の 2割位は移住の方じゃないかな? 

 

それと関連して、心がほっこりする、

タレントのROLAさんが、新潟で雑穀栽培に熱中している様子をリンク貼っておきますね

現実的には、これくらいしかやれることはない。
それとも数十億の富を稼ぎ、北海道の内陸部に移住して、農業でもしますか?