第52回オルガンと祈り《パイプオルガン奉献25周年記念――オルガンで綴る32文字の黙想》 | 聖イグナチオ教会 オルガンと祈り

聖イグナチオ教会 オルガンと祈り

パイプオルガンの響きとともに、祈りと安らぎのひとときを…

聖イグナチオ教会は今年、現聖堂の献堂25周年を祝っています。
建物と同時に設置されたパイプオルガンも25歳になります。

これを記念し、オルガンを守り育て支えてきたこれまでの歩みに感謝しながら
ともに祈りをささげたいと思います。

 

J. S. バッハのゴルトベルク変奏曲(通称)は様々にキャラクターの異なる32曲からなります。
この1曲1曲に一つずつ漢字を当てはめてみました。
演奏者による個人的なイメージ解釈にすぎませんが、
各文字から連想されるさまざまな情感を黙想の糧にしていただければと望んでいます。

 

このアイディアは、主聖堂の隣にあるザビエル聖堂の十字架の道行きからヒントを得ました。
ここには、キリストの受難の物語をたどる各留が漢字一文字で掲げられています。
お時間あるときに、ぜひご覧になってください。

 

漢字という日本的な要素を取り入れつつ、
国際色豊かなイグナチオ教会ならではの工夫も考えております。
聖歌は日本語に加えて英語、ラテン語、フランス語など様々な言語で賛美する予定です。

 

2024年6月4日(火)19:00~20:30
聖イグナチオ教会主聖堂
オルガン:浅井寛子(当教会オルガニスト)
【曲目】
J.S. バッハ:アリアと種々の変奏(ゴルトベルク変奏曲)BWV 988
聖歌「みこころに(Soul of my Saviour)」
  「神の国と神の義を(Seek ye first)」
  「あめのきさき(Immaculate Mary)」

 

事前予約不要
オルガン維持のために自由献金をお願いしています。