「動物とふれあえる動物園」みたいなところに行ってきた。


おとなしい動物だけの動物園。




最初にウサギとかモルモットとふれあってから、ヤギと羊がいるエリアに入ってね。


ヤギとか羊って、ウサギとかに比べて可愛くないと思いがちだけど、ある程度の大きさがある動物だから、結構、子供とかにも人気なんだよ。



ただ何故かそこに、「動物愛護団体」って名札つけてるオバサンが二人入ってやがっててさ



「こんなところに動物囲ってねえ…」「動物はいい迷惑だわよねえ」

ブツブツ言ってやがるわけ。




何しに来たんだって。

場違いなんだよ。



ふと気がつくと

変な、目つきの良くない黒いヤギが

お母さんと来てる、三才か四歳くらいの女の子をジーッと見てるんだよ。


少しずつ近づいていって


そのヤギに女の子も気づいて走って逃げたら、追い回して体当たりして転ばせやがってさ。

その子は泣いちまったわけ。




「メエー-」

それを見て半笑いみたいな顔で雄叫びあげてやがる訳よ。ヤギが。



ヤギってのは、弱いやつを狙って攻撃すんだわな



次にそのクロヤギがかさにかかって

尻餅ついて泣いてる子供に向かって

距離を取って、助走つけて走って体当たりしようとしやがったんで


すかさず


「いい加減にしろコラァ!!」

ゴーン!!!



クロヤギの真上から拳を振り下ろして

おもいっきりゲンコツしてやったら

「グフッ」




ズシャアアアッ!




ヤギが、倒れやがってね笑




倒れたヤギが訴えるように鳴いてるんだけど


「マー!マー!」「マー!!!」

脳しんとうのせいか、起き上がれない上に、鳴きかたまでおかしくなってる訳よ笑



「何すんのよう!!」

出し抜けに動物愛護団体の婆さんが叫びやがってね。

「動物に罪はないでしょ!」「起き上がれないじゃない!どうすんのよう!!」

「早く係の人呼んできなさい!!」


うっぜー。


動物愛護団体なんだからてめえが手当てすりゃいいじゃん。

愛護しろよ。



そのとき


俺は見逃さなかったんだよね。


ヤギに倒された女の子だけは、感謝の目で俺を見てたのを。


でもさ、こんだけ大人が俺に向かって罵倒しまくったら

俺が悪者みたいな間違った認識になっちまうと思うよ。


バカな大人って本当に子供にとって害だよな。


「わかったよ。呼んでくるよ」

「お前はおとなしく待ってろよ。わかったな!!」

グォアーン!!


って、倒れてるヤギの頭に渾身の力で、もう一発お見舞いしたわけよ笑


「マー!!!」「マー!!」「マー、マー」「マー、マー!」「マ~!!!!!!」


「キャアアアアアアアアアアア!!」「なにやってんのよあんた!!」「このキチガイ!!」

気が狂ったように団体の婆さんがわめき散らしたと思ったら


「これは悪質だなあ」


今度は関係ねえ客まで文句言いやがってね。



バカってやだね。


本当にやだ。


気持ちが悪いよ。愚かすぎて。情けない。


動物は、動物園で、責任もって飼ってるんだよ。

商品なんだよ。


商品が、子供に重い怪我させたら、どうなると思う?


閉園を余儀なくされ、ヤギは殺処分だろ。


下手したら子供の命も危なかったぜ。


動物園と、子供と、ヤギの命を

俺の咄嗟の行為が救ったといえるんだよ。


愛護団体であるてめえらの大切な動物の命も救ったのに



なんで罵倒する?





それはさ


バカだからなんだよ。




バカな人の特徴って


学会でもう答えが出てるんだけど

「今の現状だけで判断してしまう人」

「多方面から物事を見れない人」なんだよね。



動物を殴って、起き上がれなくした。


その目の前の事実しか、頭に入ってな来ないのが

俺に文句言ってるバカ共なんだよ。


やりすぎって言うかもしんないけどさ、強く殴らなければ、反省もないから後で別の客にやりかねないだろ。


そして、この特徴に当てはまってるのが


今回の動物愛護団体とか


女系天皇容認せよってわめいてる連中なんだよ。


今は男女平等だから

今の皇室の人が親しまれてるから


知らない人つれてきてまで男系を維持する意味がないとか



せまーい世界しか見えてないんだわな。

こういうバカは。



そう言う連中は、バカだからこれを読んでても納得しねーだろうけどな笑



理解できないから。



バカだから。










そう思ったら

ヤギの教育もしてねえ動物園の係の人に連絡すんのもバカらしくなって





まっすぐ帰った。