心技体って言葉あるじゃない。


辞書で見ると

心技体

  1. 武道や相撲(すもう)で重んずる、精神・技術・体格の三要素(の組)。

これについて、先日武道の第一人者に俺の考え方を語ったら、大絶賛されたんで、その話をここにも書かせてもらおうと思う。



先日、空手、柔道、剣道、相撲なんかの、日本の第一人者の飲み会がありましてね。みんな親方とか有段者で、その道の人が聞けば誰でも知ってるような人ばっかり。もちろん全員が日本一経験者。


俺なんか場違いなんだけど、異常に相撲に詳しいってことで、特別に呼んでもらったんだよ。まあ俺が参加を切望したんだけどね。

そこである程度席が温まってきたところで
おもむろに持論展開したわけよ。
心技体について。

心技体ってさ、格闘技では、その3つをバランスよく鍛えることが大事って言うじゃない。
てことは、全部が同じく大事っていうイメージだよね。
でも実際はさ、心→技→体
の順に大切ってのが真理だと思うんだよ。特に「剣道」「柔道」とか、道って付いてるくらいだから、心が大切なはずなんだよね。
大切だけど、極めにくい、鍛えにくいもの。だからこそ大切なもの、みたいな。
まずはトレーニングで体格を作ってその上で技を身に着けていき、技を極めていくことによって心を鍛える。
つまり、目的は心を鍛えることなんだけど、体が基礎なんだよね。基礎がしっかりしなかったら上にあるものは全部崩れるんだよ。

…って
ここまで、もう、運動バカの格闘技師範連中は、俺の話術に引き込まれまくってるわけよ笑

更に俺は「ここからが本題なんだけど」って続けてね

これって、外交関係にも当てはまるなって思ったんだよ。
格闘技も外交も、勝つための戦争って言うじゃない。
で、どう当てはまるかって言うと
いちばん大切な心は、「国」「国家」。
心と同じく、形がなくて掴みどころがないし、国に全国民の命が乗ってるわけだから、これは一番大切な「心」と重なるよね。

そして、技は、「法律、条例、風習」辺りだろうね。
それが良くなれば国家も盤石になるわけだし。

そして、それらすべてを作る体は、「国民」。

だから、国を強くするには、まず、基礎になる国民の考え方が良くなれば、国民が作る法律なんかも良くなって、それによって、国がどんどん豊かに強くなる。

つまり俺が言いたいのは
国家間の争いってあるよね?
例えば、北朝鮮の拉致問題とか、韓国の竹島不法占拠とか中国の領海侵犯とか

在日とか、それらを擁護してる連中って「国家間の争いは政治家に任せて、国民同士は仲良くするべき」って言うじゃない。

あれ、大きな間違いだよね。
国を作ってんのは俺たち国民なんだから。
国家間の争いは俺たちの責任なんだよ。
日本人が、拉致してる犯人を崇拝してる学校の関係者なんかと仲良くしちゃだめなんだよ笑
韓国人とか中国人にしても、竹島を日本に返すべきって主張してる奴以外は、差別すべきなんだよ。
商店も、アメリカ人観光客なんかから、ぼったくっていいと思うよ。道理から言えば。
定価の2倍くらいが妥当かな。
だって、原爆とか空襲とか、非道なことをして搾取して、そのアドバンテージの上で裕福に暮らしてるんだから。
つまり国家間の競争に勝つには、国民が個人間で勝つ意識が必要なんだよね。
拉致とか弾道ミサイルを許さないなら、個人間で許さない意識が必要なんだよ。
これが心技体を極めた格闘家の考え方なんだよ。そりゃそうだろ理屈で考えたら。だって、軍事力がなくても、集団で、北朝鮮崇拝の在日やっつけることは容易いじゃん。
身近で、できることから始めるのが善行だよね。
日本国内くらいはさ、日本のやり方に従わねえ思想のやつなんか生かして返さねえくらいの気概を持とうよ。


ここでハッとなって
「しまった!酔って、熱く語りすぎた!」って思って周りを見たら
格闘技の師範連中が、みんな涙流して興奮して聞いてるわけ。

「え!!」って。
まずい、怒らせたか?

って思った次の瞬間
「Excellent!!!」
まず、柔道のフランス人の招待客が怒鳴りやがったわけよ。そして拍手。

そしたら次々に
「素晴らしい!!」「いやあ本当ですよね」「そのとおり!!」「ずっと思ってて上手く表現できなかったことを完璧に言ってくれた!」
って
スタンディングオベーションになっちまってね笑

格闘家も、外国人を差別するなとかは、なんか違うと思ってたみたい。
いや、無意味な差別はだめだよ?もちろん。
国家間のことは、個人間で決着つけるくらいの覚悟が必要で
格闘技極めた人たちには、それが伝わったってことだよね。


この飲み会は、気持ちよかったね。