深夜メールの応募があった
何回かやりとりすると
数年前に歌舞伎町のサロンでNO1だった事が
送られてきたメールで分かった
年齢は33歳の沢村さん スタイルも問題ないので
早速面接予定を伺い
翌日 埼玉県の北部に出向く事になった
ナビ通り右に左に車を走らせ1時間あまり
だいぶのどかな場所に入り込んできた
埼玉だけど想像以上に静かなところだ
予定時刻に無人駅らしい駅に到着し 数分後に
自分がきた道から軽トラックが走って来るのが見えた
目で追いつつこっちには来ないだろと思っていたら
駅にしかこない道に曲がって入ってきたのだ
急に集中しだいて じーっとみていたら
乗っているのはおばさん一人
待ち合わせかお迎いと思っていたら
自分の車の横に軽トラを止め
「サンタさんですかーっ」て呼ばれたので
一瞬なにかお訪ねされたかと思って
あ はい そーですが と返答していた
え まじ? 沢村さんおばさんじゃん・・・ と我に戻り
内心断る為の言葉をみつけていたが
「娘のすごと(仕事)で むがえにきた沢村です」と言うのだ
え まじですか?? とまた思いながら
「入りくんでるむつだから あとさずいてきてー」と言うのだ
なーんだか へんてこな冒険が俺を待っていると確信した
つづく