サロン・ギャラクシー
大好きな「しのぶちゃん」が在籍していて 週に1回は通っていたお店だった
ほぼ真っ暗な店内
3畳ほどの狭いスペースで行われるサービスは神秘的で刺激的でもあった
奥からもれる薄い照明ごしに歩いてくる セクシーな姿のしのぶちゃん
暗闇だが目が慣れてしまうと 顔も形も衣装もぼんやり分かってくる
自分好みの口数の少ないところや年下でいながらもサービスは濃厚で
40分と言う限られた時間はあまりにも短かった
毎回名残惜しいまま 店をあとにしていたのを覚えている
店長のころ 休みを返上するほどお店が忙しくなって
出社、掃除、管理、面接、営業、送りと毎日毎日慌ただしく
たまにの休みも遊びに行かず 寝てすごす時間になっていたり
1年位忙しい毎日を過ごしていた
そんなある日
出社して管理準備も終わったあと
珍しく本社経由の面接を部長から頼まれ受ける事になった
本社受付の場合
相手の年齢を聞いて年増だと回ってくるシステムで
年増の女性だと外見次第で断らなければいけない
なので
その場の面接の空気も悪くなり精神的にも面倒なので
こちらに回ってくる感じになっていたわけなのだ
つづく
。