読売新聞(7月7日)に記載されていた記事です



「レフェリー通信」 というコラム記事



タイトルは 「許せない姑息な行為」



記事の内容は以下となります



 6月20日のJ1第14節、大宮ー京都戦(NACK)の44分、大宮のFW石原が行った行為はスポーツマン精神に著しく反していた、と言わざるを得ない。京都ベンチ前で、FKからの浮き球を石原と京都のDF李正秀が競り合った後、後ろから李に突かれた石原は後頭部を抱えながら倒れ込んだ。主審はすぐさま、李に退場を宣告した。

 

しかし、映像を見ると挑発したのは石原。それに乗った李は、後頭部ではなく石原の肩口から首付近を突いている。過剰な力も働いておらず、石原の反応は大げさだ。主審をだまし、相手を警告や退場に陥れようという意図が見える。

 

 李は退場ではなく警告が妥当だったという議論ではない。相手を陥れようとファウルを装う行為(シミュレーション)こそが警告に相当するのだ。異例にも、この件では一般ファンからも複数の投書をいただいた。


 サッカーのルールを決めるのは、国際サッカー評議会だが、昨年、その年次総会で「試合中に厳しく罰し、シミュレーションを根絶すること」を決議し、全世界のサッカー協会に一致団結して対応をすることを求めた。


 PKをもらおうとファウルを装ってダイブすることだけではない。あらゆるシミュレーションはスポーツから排除されるべきものだ。選手は姑息な手段を用いるべきではないし、審判は選手の意図を的確に見極めて、もしシミュレーションがあれば、毅然と対応しなければならない。


(日本サッカー協会・松崎康弘審判委員長)




このコラムをどう解釈するかは非常に難しいと思う

確かにシミュレーションという行為を無くそう、無くしたいということは解ります

ただ、それを表現することにあたり、1人の選手名を挙げる必要はあるのか、疑問に感じました

もちろん、自身が大宮サポーターであることで感じている部分は多分にあると思います

他のクラブの選手名だったら・・・?  

読み流していたかも知れません



毅然とした態度とジャッジこそが一流のレフェリーなのではないかと思いますが・・・