歌を歌っていて泣くときは、悲しい歌を出来るだけ悲しく伝えたいからではなくて、大抵はそのシチュエーションで泣きます。


やはりプロであれば、悲しい歌を悲しく伝えるために気持ちで泣きながら歌いたいですよね。

それにはもちろん歌の技術は必要ですが、それよりも大事なのは伝えようとする想いでしょう。


前回の日記で書いた歌い手さんは、それが出来ました。


ただでさえ容姿が可愛くてファンがたくさんいるのに、上乗せでそういうことまでやってしまうのです。

正直歌う技術は並みの上といったところです。それだけならばどこにでもいます。


ひとつだけで他の人よりも抜け出せないなら、複数積み重ねれば他の人よりも高く目立てるのです。


褒められたことではないですが、彼女はそれ以外にも

「まわりを蹴落とす」

ことまでやっていました。

それは方向が違うので私は嫌いです。


でも、それだけ必死になっている人に勝とうとするなら、どれだけのことをしなければならないかということは容易に想像がつく筈です。


あと、もうひとつ重要なのが「歌う曲」でしょう。


クリエイターは自分の曲を輝かせてくれる歌い手さんの為であれば本気を出します。

でも、そうでなければ適当な仕事をします。

そもそも、いいクリエイターは集まりません。


「私はこんなにすごい歌い手なのよ!だからいい曲作りなさいよね!!」


こんな言葉が遠慮無く言えるくらいの努力をしていれば、曲には困らないでしょう。

全ては、どれだけ歌を愛せるかってことに集約されそうですね。


クリエイター側も、本気で作っていれば、そういういい歌い手さんが「歌いたいです」と言ってくるので、結局は同じなんですけどね。


作る方も頑張ろう!!!





体調が治ったら・・・。ダウン