大学生の時の夢。
それは「漫画家になること」

漫画家になるために大学に入ったようなものでした。明治大学漫画研究部から出たプロも多かったですし。

従って勉強は本当に最小限のみしかやらずに卒業しました。留年しなかったのは友達に恵まれたからです。

で、実際どうだったかというと・・・。


月刊少年チャンピオンの漫画賞で入賞しました。

週間少年サンデーへの持ち込みでは「あと一年頑張ればデビューだ!」と太鼓判を押されました。

で、アシスタントに行くようになり・・・。



そこで挫折。


今思えば、行ったアシスタント先も悪かったのだと思います。

「漫画家になったら死ぬ」

本気でそう思いましたし。(笑)


あと、絵のセンスも全然無かったです。
本当はストーリー漫画を描きたかったのに技術が追い付かず、ギャグ漫画やってました。
ギャグのセンスは無かった(単発ではそこそこ作れたのですが)ので、そのあたりのギャップが最後まで埋められませんでした。
その時点で「職業漫画家」としての限界を感じました。


でも、本当に一番に大きかったのは
「自分でワクワクドキドキするものを作れなかった」
ということでした。

その点、同時期に始めた作詞作曲では会心の曲を作ることが出来たので、そちらの方にやりがいを感じてしまいました。
音楽に関しては周囲の評価という意味では漫画より低かったのですが。


あ。ちなみに高校時代から漫画は描いていました。集英社のりぼんに持ち込んだりしました。

何故少女漫画。

学生服でりぼんの編集部へ。いい思い出です。