子育て終了!な母猫。
ルナとミカ。
ルナが突然に体調を崩しました。
食べない、飲まない、嘔吐の連続。
活気も低下、何だか下腹部が張っている。
一日中吐き戻すのが心配で受診。
Dr:状態を教えて下さい。
3月に出産した2才の母猫です。
仔猫が三週ほどの時点で一緒に保護しました。
生後1ヶ月強で母乳は終了してます。
活気低下、食欲低下、嘔吐、下腹部の膨張も気になります。
Dr:体重は、4.5㌔ 熱も平熱。
気持ち悪そうですねぇ。
体型の割に体重があるから、
腹水だろーか?まさかFIPウェットタイプ?
虫の可能性もありますかね?
Dr:便検査はクリアですね。
死産した胎児がお腹の中で腐ってる可能性もあるかなぁ?
エコーしてみましょうね。
ルナさん、かなり良い子で先生に抱かれて奥へ。
Dr:佐藤さん。やっぱり仔猫が居ますね。
え?残ってるんですか?
出さないとマズイですよね?
Dr:心臓が元気に動いていますよ。
???
この子、妊娠してますよ。
は?妊娠?
だって先生!
この子の仔猫は2ヶ月齢ですよ。
うちには、産後1ヶ月で授乳中に来たんですよ。
うちには、玉付きの♂は居ませんよ!
Dr:来る直前に交配したんでしょうね。
珍しい事ですけど、身体の構造上あり得る事ですよ。
まぁ、吐くのは「つわり」みたいなもんでしょうね。
あぁ、「つわりなんですねぇ。」ぢゃねーだろーよ!!!(心の声)
Dr:妊婦なんで、キツイ薬剤は使えませんから点滴しときましょうね。
先生、いつ頃生まれます?
何頭入ってます?
Dr:もう骨も出来てますから、1ヶ月以内には…。最低3頭は入ってましたよ。
嘘でしょ…
嘘だと言って…。
あり得ない…事ぢゃないそーです。
婆ちゃん、これがTNRならば
迷わず「堕胎」します。
だけどルナの場合は、新しい家族に繋ぐつもりで保護しています。
性格も良いし、綺麗な黒サビさんだし。
うわぁ…落とせないだろーよー。
仔猫に授乳しながら、
次の仔をお腹の中で育てていたなんて
考えてもいませんでした。
いや、普通に考えて「無い」し。
ボラの皆さん、
お気を付け下さい。
「まだ赤ちゃんは小さいから…。」と油断してると
婆と同じめに会いまっせ。
しつこい様ですけど
うちに玉付きの♂は居ません!!!
そんな「やらかしてくれた」
ルナの3月生まれの仔猫1頭は、
月末、新しいお家に出発致します^^;
連続出産…堕胎…
どっちもリスクは高い(T . T)
6月に不妊手術だったのですが、間に合いそうにない。
お前…知ってたろーーー!!!
…と言ってる様にしか見えない^^;
なら、食え!
頭数分、キッチリ食え!
…と、まぁ今日は現実逃避の一日でした。
まだまだ春の仔猫シーズンは
終わりが見えておりませぬ(T . T)