先日のテレビタックル。
猫の多頭崩壊の番組をご覧になりましたか?
遠くで起きてる事…じゃないのですよ。
すぐ身近でも起こってる事です。
ただ、表面化していないだけ。
市役所も保健所も保護団体も、
手を差し伸べるには遅すぎるお宅が、今も沢山あります。
数頭のうちはまだいい。
不妊をせずに飼養を続けて、
子猫が生まれ始める。
近所から苦情が出るのを恐れ
猫は室内に閉じ込め始める。
お家は、沢山の猫の糞尿にまみれ
壁は剥がれ、床は腐って抜けそうになっている。
不妊術は出来ない、または後手後手になり、猫が増え過ぎてご飯もあげれない。
健康状態が落ち、出産しても生まれた仔猫は育たないか、食べられてしまう。
一定の範囲内で猫が増えすぎると、そんな事も始まります。
助けて欲しいと行政に泣きついても
手を差し伸べるにも、頭数が多すぎて資金とスペースの確保が出来ない。
市役所も保健所も手をこまねいている。
初めの数頭の時点で不妊さえしていれば…。
この庄内という小さな地域だけでも数知れずあるのです。
遠くの出来事ではありません。
番組内で、ねこけん代表が言ってましたね。
「こんな事を次の世代に残してはいけない」
本当、そう思います。
今、ご相談されてる崩壊現場…何とかしたくて禿げが出来るくらいに悩んでいます。
どーしたものか…。
一人一人が出来る事には限界もある。
それは、自分も同じです。
全ては救えない。
「協働」という事。
山形県も、行政や企業が少しずつ動き始めています。
春から、動物愛護でいろいろな事が動き始めるでしょう。
行政と民間との「協働」や
一人一人の働きかけ。
それぞれの立場から、出来る事を持ち寄って
大きな輪が出来たら…。
そろそろ、皆さんの出番ですよ。
動物達の為に、何が足りない?
動物達の為に、何が必要?
それは、あなた。
あなたのチカラが必要なんです。