- Sports Graphic Number Do号 大人のRUN!/著者不明
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17日に第2弾が発売。上記のは第1弾です。ランニングブームが起きる前から走っていた作家の村上春樹さんの記事が面白くて今回も買いました。
氏の創作活動にランニングがとても寄与しているそうです。創作活動は肉体的に重労働でしかも集中力を要するため、体力がないと続かないようです。走ることで肉体を鍛えいい作品を世に提供しているのでしょう。
私はビジネスマンですが、自分の経験からも村上氏の上記の考えに共感できます。
ランニングを始めてからよかったことは3つあります。
①カゼを引かなくなった
②仕事での集中力が増した
③精神的に前向きになった
①社会人になってから、不規則な生活スタイルを強いられていたこともあり風邪をよくひいていたのが、ここ2年くらいはほとんどなくなりました。
②レースに出るためには練習が不可欠なため、定時内で仕事を完了させる意識が強くなりました。だいたいの仕事が前倒しで早く済ませられるようになりました。
③完全ではないけれど、何故か精神的に前向きになりました。嫌なことがあると感情的になってばかりでしたが、少しは抑えられるようになったかもしれない。
他にもあるけれど、上記3点が主な利点です。
20年前にバブル経済が崩壊してから、「失われた20年」や「日本の凋落」をメディアで盛んに報道する雰囲気があり、それだけを見ると日本は落ちぶれた国でしかないようなイメージを持つのも避けられないと思います。
しかし全員ではないけれど、やはり日本人の集団秩序を守る精神は残っているんだと思います。電車のホームを見ているとやはり感じますし、職場でもそういう精神を示している場面に遭遇します。
私の師匠もいろんな世界を見てきた方ですが、常々口にするのはやはり日本はなんだかんだと言っても素晴らしい国であると。日本人であることを感謝しなければならないのではと思いました。