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昨日、千秋楽を迎えた大相撲初場所。最後の最後まで目が離せない展開だった。
千秋楽の本割、熱海富士は欧勝海を寄り切りで下して12勝目を挙げ先に3敗を守り、その後、安青錦も大関琴桜を寄り切りで破って優勝の行方は決定戦・・。
優勝決定戦の一番は、息詰まる攻防。熱海富士が圧力をかけて安青錦を土俵際まで追い込み、あと一歩のところまで迫った。最後に土俵際で踏ん張った安青錦が執念の首投げを決めると、195キロの熱海富士が土俵上で仰向けに倒れ、まさに土俵際の攻防が勝負を分けた一番だった。
安青錦は2場所連続の優勝。新大関での優勝は2006年夏場所の白鵬以来の快挙。春場所は、いよいよ綱取り場所。
惜しくも初優勝を逃した熱海富士だったが、その試合後のインタビューには心を揺さぶられた。「まだ時期じゃないのかなって。相撲の神様が言ってるのかもしれないですね」の謙虚な言葉に熱海富士の人柄と相撲に対する真摯な姿勢が画面からも感じられた。新たなファンも増えるだろう。自分もその一人となった。静岡県出身力士として戦後初の優勝という期待もかかっているが、近い将来必ずや賜杯を手にするだろう。敢闘賞おめでとう!
前日までは最大5人の優勝決定戦の可能性もあった今場所。千秋楽まで優勝の行方がもつれる激戦となり、天覧相撲も行われた初場所は大いに盛り上がった。チケットもすぐに完売となる大盛況。大相撲人気の高さを改めて実感させられた。今年はぜひとも会場に足を運び、この熱気と興奮を生で味わってみたい。
先日は、ユアン・マクレガーとチャーリー・ブアマンによる伝説のバイク旅「Long Way Round」をご紹介しました。今日は、その続編となるシリーズ第2弾「Long Way Down」
バイク旅のドキュメンタリーは他にもありますが、このシリーズが特別なのは、ユアン・マクレガーという世界的スターが「本気で」旅をしているところです。有名人の旅番組にありがちな「過保護な体制」とは無縁。サポートカーはあるものの、基本的には2人のライダーが自らバイクを操り、転倒し、泥まみれになりながら目的地を目指します。『ウォーキング・デッド』のノーマン・リーダス(自身もバイク番組を持つ)も大ファンで、「少人数のクルーだけで、思い立った場所に行く。これぞ真の旅って感じ」と語っています。だからこそ、このシリーズはアドベンチャーライダーの「聖典」と呼ばれているのです。
今作の舞台はアフリカ。スコットランド最北端のジョン・オ・グローツから南アフリカ最南端のケープタウンまで、18ヵ国、2万4,000キロにおよぶアフリカ大陸縦断の旅です。2007年5月14日に出発し、8月7日にゴール。約85日間の冒険が記録されています。ヨーロッパを南下し、地中海を渡ってアフリカへ。エジプト、エチオピア、ケニア、タンザニア、マラウイ、そして南アフリカへと続く道は、前作とはまた異なる過酷さがあります。
壮大な景色やバイクの走行シーンだけではありません。アフリカの砂地でバイクが立たない苦労、野生動物との遭遇、ユニセフ活動への参加など、単なるバイク旅を超えた人間ドラマが展開されます。ケニアの柔らかい砂に足を取られ、何度も転倒しながらも前に進む2人。初めて野生のシマウマを見て興奮するユアン。山岳地帯では自然の生息地に住むゴリラとの出会いも。マラウイでは、ユニセフが子供たちを支援する活動を視察し、アフリカの厳しい現実と向き合う場面も描かれて。
この作品で最も胸を打つのが、家族との再会シーン。旅の途中、ユアンの妻イヴがバイクで並走する場面があり、過酷なアフリカの大地を、愛する妻と共に走る。ハリウッドスターとしてではなく、一人の夫として、父として見せるユアンの表情が印象的。2ヶ月近くも離れていた家族との束の間の時間。その喜びが画面を通じて伝わってきて…自分自身が憧れるシュツエーションです。
チャーリーもまた、旅の途中で妻オリーと再会します。長い旅路の中で、愛する人に会えることの喜び。二組の夫婦それぞれの再会シーンは、胸にもジーンときます。私も、ツーリングに出るたびに家で待つ家族のことを考える。その気持ちが、彼らの姿と重なります。
あるレビュアーが書いていましたが「ハリウッドスターや夫、一家の主といった冠を脱いで、一介の旅バカ・バイクバカに戻って進める旅」。このシリーズの本質だと思う。世界的スターが泥まみれになり、砂に足を取られ、それでもゴールを目指す。その姿に、ライダーは自分自身を重ねるのです。
前作の使用バイクはBMW R1150GS アドベンチャー、そして今作の使用バイクはBMW R1200GS アドベンチャー。このシリーズを見てR1200GSを購入したというライダーも少なくないと聞きます。私も感化されたその一人。当時それまで乗っていたBMWR1200GSからBMWR1250GSAに乗り換えました。安定したツーリング走行は他を圧倒します。
BMWGS乗りにはまさに「バイブル」たる映像。何度見ても男心を揺さぶります男の友情は何度見ても美しい。
昨晩、久しぶりに雪が降りました。今朝起きて事務所に向かうと、庭がうっすらと雪化粧・・。
今週末まで大寒波に見舞われるという予報。今朝のニュースでも、この冬最長となる寒波の到来と警報級の大雪について報道されていました。特に日本海側にお住まいの方々にとっては、大変厳しい状況が続いているようです。交通への影響や日常生活への支障も心配されます。
私の住むあたりでも、明日明後日には3センチから7センチ程度の積雪が予想されているようだ。普段あまり雪の降らない地域だけに、路面の凍結や交通機関への影響が気になります。
空冷ポルシェとすれ違うと、あの日のことを思い出す。
十五年前の、ある朝のことだ。
その日は、中部国際空港セントレアから友人と韓国へ渡る予定だった。目覚めたとき、窓の外では小雨が降っていた。
玄関で、私は少し迷った。空港までバスで向かうか、それとも愛車で向かうか。少し寝坊したせいで、バスの時間はぎりぎりだった。
迷った末にキーを手に取った。
伊勢湾岸道路の料金所を抜け、知多半島道路へと続く坂道にさしかかる。到着時間が気になり、無意識にアクセルを踏み込んだ。
一瞬だった。
車体がスピンし、視界が回転する。フロントから壁に衝突し、衝撃とともに世界が止まった。
エアバッグが開いたのは、後にも先にもこの時だけだ。
不思議なことに、身体は何ともなかった。車両が守ってくれたのだろう。
ドアを開け、傘をさして外に出る。振り返るとフロントは無残に潰れていた。
幸いだったのは、片側二車線のうち一車線を塞がなかったことだ。JAFに電話し、潰れた愛車の傍らで傘をさしたまま待った。
時間がひどく長く感じられた。
何台もの車が横を通り過ぎてゆく。その中には、セントレア行きのバスもあった。どの運転者も、私に好奇と哀れみの眼差しを向けて・・。
バスで向かえばよかった。
やがてJAFが到着し、潰れた車両は馴染みの車屋へ運ばれた。そして、全損。廃車となった。
大好きな車だった。
当時すでにネオレトロの域に達していたその車両。真っ赤なワイドボディのターボは嫌でも目立ち、交差点で停まるたび、外国人観光客から何度もカメラを向けられた。
鈴鹿サーキットも、富士スピードウェイも、この車で走った。今でも鈴鹿の本コースのベストタイムは覚えている。
二分二十三秒。
あの日、判断を誤った。その後悔だけが、十五年経った今も消えない。
それでも、唯一その雄姿を思い出せるものが、私の手元にはある。
一冊の本と、当時手に入れたミニカーだ。
『空冷ポルシェ達人バイブル』
この本の表紙や、記事に使われている車両の写真。それは間違いなく、私の車だ。著書作成の際に撮影協力した。ミニカーは当時、一生懸命探してようやく見つけた一台。今も仕事場のパソコンの上で、静かに私を見守っている。
空冷ポルシェとすれ違うたび、私はあの雨の朝を思い出す。
そして、事務所に戻るとパソコン上の小さな赤いターボに、そっと目を向ける。
1月17日と18日に実施された大学入学共通テストを、対話型生成AI「ChatGPT」の最新モデルに解かせたところ、9科目で満点を獲得し、全15科目の得点率は97%に達したという。AIベンチャーによる分析結果だが、満点科目が出たのは今回が初めてのことらしい。97%という数字を目にして、卒倒しそうになった。
ここ数年でAIは急速に私たちの生活に入り込んできた。ChatGPTにGoogleのGemini、気がつけばNHKのニュースまでAIが読み上げるようになっている。確かに便利なツールではあるが、どうにも引っかかるものがある。インターネットが普及したとき、世間では「情報リテラシー」という言葉が盛んに飛び交い、膨大な情報から正しいものを選び取る力が必要だと言われた。そして今、時代は「AIリテラシー」へと移り変わっている。
そもそも人間は完璧ではないからこそ面白い。受験勉強で徹夜した日々、ケアレスミスに頭を抱えた経験、合格発表の掲示板の前(今では掲示板ではなくパソコンの画面かもしれないが)で膝から崩れ落ちそうになった瞬間。こうした不完全さこそが、人間らしさの核心ではないだろうか。
AIが主流になり、何でも「じゃあAIに聞いてみよう」となったとき、人は自ら思考することをやめてしまうのではないかと危惧している。
今回の結果は97%だったが、100%になる日が来たらどうなるのだろう・・。人間同士がAIというツールを介してしか対話できなくなり、「私のAIはこう言っている」「いや、私のAIはこう言っている」と言い争う時代が来るかもしれない。便利なツールという位置づけで止まってくれればいいのだが、その境界線は日に日に曖昧になりつつある気がする。
最近、電車で移動することが多い。周囲を見渡すと、乗客の大半がスマートフォンを片手に画面を見つめている。いったい何を観ているのだろう・・。ニュースか、SNSか、LINEか、それとも動画だろうか。まさかAIとの対話?私自身はスマホでゲームをすることはないが、考えてみれば、まだゲームのほうが健全かもしれない。攻略法を考え、戦略を練り、失敗から学ぶ。そこには確かに「思考」の余地がありそうだ。
ところで、今回の共通テストの作問者は、もしかするとAIにも解けない問題を作ることができたと、心の中では密かに喜んでいるのでは……ふと思いました。まさか入試問題もAIが作っているのでは?いや、それはないか……。
AIは97%の正解を出せます。どんなに優秀な人間でも、そこまでの正答率を叩き出すことは難しいでしょう。しかし、見方を変えれば、不正解があるからこそ、そこに人間らしさがあるのだと思うのです。間違いから学び、躓くから成長し、完璧でないから助け合う。それが人間という存在だと思う。
受験生の皆様、共通テストお疲れさまでした。不完全さは決して欠点ではありません。それは人間であることの証だと信じたい。
AirTagは、Appleが開発し2021年にリリースした紛失防止トラッカー。500円玉ほどの小さなデバイス。そして、私にとってはなくてはならない存在。
昔から無意識に物を置いてしまう癖がある。鍵をどこに置いたか忘れる、USBメモリが見当たらない、そんなことが日常茶飯事。特に仕事が立て込んでいるときほど、頭の中は別のことでいっぱいになり、手にしていた物をその辺にポンと置いてしまう。いざ出かけようとして「鍵がない」と大慌てで探し回る。そんな経験を何度も繰り返し。探し物に費やす時間は、積み重なると馬鹿にならないものです。
そんな私を救ってくれたのがAirTag。今では自宅の鍵、事務所の鍵、自動車の鍵、そして仕事で頻繁に使うUSBメモリなど、合計8つのAirTagを活用しています。大切な物にはすべてAirTagを付けるというのが、私のルールになりました。
今さらではありますが・・AirTagの何が素晴らしいかというと、物が手元から離れると、iPhoneに「〇〇が手元から離れました」と通知してくれる点。たとえば、カフェで仕事をして席を立つとき、うっかり鍵を置き忘れそうになっても、すぐにiPhoneが教えてくれる。この機能のおかげで、何度助けられたかわかりません。
万が一、通知に気づかなかったとしても大丈夫。iPhoneの「探す」アプリを開けば、その物が今どこにあるのか地図上に表示されます。自宅の中なのか、事務所に置いてきたのか、あるいは車の中?一目瞭然です。近くにある場合は、AirTagから音を鳴らして探すこともできますし、iPhone画面上の矢印に従って物の正確な位置まで案内してもらえます。
AirTagを導入してからは、「あれ、どこに置いたっけ」という焦りから解放され、心にゆとりが生まれました。探し物に費やしていた時間を、本来の仕事に充てられるようになったのは大きなメリットです。
先日、バッテリー残量低下のメッセージが出たので電池交換を行いました。ちょっとした投資で、これほどの安心感が得られるAirTag。これからも良き相棒です。
昨日は、天覧相撲と聞いていたので、中入り後から、テレビ画面をくいるように見ていました。
6年ぶりの天覧相撲。天皇皇后両陛下が貴賓席に姿を見せた時、場内の特別な雰囲気は画面からも見てとれました。
そして迎えた結びの二番。まさかの展開でした。
まず横綱・豊昇龍と大栄翔の一番は大栄翔の土俵際の切り返しに豊昇龍が敗れる波乱。そして結びの一番、横綱・大の里と伯乃富士。ここでも伯乃富士が見事な相撲で大金星!2横綱が揃って黒星。その前に2大関も敗れていたので、2横綱2大関が全滅という大波乱。天覧相撲でこんな展開になるとは……。
個人的に応援している新大関・安青錦は、1敗対決で大関経験者の霧島に敗れてしまい。ウクライナ出身として史上初の大関。あの情勢の中、異国の地で相撲道に精進し、ここまで上り詰めた姿に心打たれファンの一人になりました。まだ場所は折り返し。後半戦での巻き返しを期待するばかり。
中日を終えて、1敗で並走するのは霧島と阿炎。上位陣総崩れの中、優勝争いは俄然面白くなってきた。
取組がすべて終わり、両陛下がお帰りになる際、2階席のファンにも手を振られ・・テレビ越しでも、そのお姿に心温まりました。
千秋楽まで残り1週間。まだまだ波乱含みの初場所。横綱・大関陣が意地を見せるのか。残り7日間、目が離せません。がんばれ安青錦!!










