甥くん2号が最近皆に呼びかけるとき、こう聞こえる
「あじゃーじゃ」 お父さん
「あじゃーじゃ」 お母さん(*^^*)
「あじゃーじゃ」 お兄ちゃん
「あじゃーじゃ」 おばあちゃん
「あじゃーじゃ」 おばちゃん
まだまだみんな一緒かわゆい
それが、実はちゃうかもと思わせる場面があった
仏壇に線香をあげに、いとこ家族がやって来た日🕯
普段は会わない面子に囲まれ。いつもと違う様子の彼
「どういた兄さん、おとなしいな」
お膝抱っこしたniwaの手をモミモミして、顰め面でいとこ達を見ている
「カワイイー」
Mちゃんの抱っこは受け入れたものの
「おいでー」
従姉妹(Mちゃんのお母ちゃん)の抱っこには首振りイヤを3連発
「ハッハーン」
従姉妹のハートをバチコン!へし折った
1号くんは周囲にそっと合わせる性格。2号くんより少し若い年頃のとき…………親戚の集まりではniwaの囁きに丸め込まれたかわゆい男
「あれ?あそこにRちゃん(従姉妹の名前)がおる!あら?Tくんにおいでおいでしゆうなーあらあら?Tくん行ってみる?行ってみようか!」
(お………おお?なんか怪しい気がするけど??そこまで言うやったら?行って………みよう…………かな?)
テテ…………テ…………テテ…………
「ええ!?あたしのとこ来てくれた〜〜〜!?ウッソーありがとう!!」
みたいな?それが1号くん
2号くんは「怪しい!嫌なもんは嫌」と、とてもハッキリしている
性格の違いって面白くない?
こんな小さい時からもう確立しているなんてな
気持ちをハッキリ表現する2号くんの不安が表出したのが、いとこ家族が帰るときだったのさ
お見送りの際、2号くんはお母さん(*´∀`)に抱っこされていた
「じゃーまたねーありがとー」
いとこらが車に乗り込み、こちらにそう話しかけてきたときのこと
なんとなくソワソワ・キョロキョロする彼
そしてハッキリ言ったのである
「おばあちゃん……………」
「!?」
「声ちっさ!?てか、おばあちゃんは【あじゃーじゃ】やないんかーい!」
おばあちゃんも車に乗って行ってしまうと思ったのか、実に不安そーに呟いた
「おるおる、おばあちゃんそこにおるで」
「……………」
えー?キミ、普段「あじゃーじゃ」なのはなして?「おばあちゃん」てハッキリ言えるのに??
ミステリィ〜
「おばあちゃん」ハッキリ発語の翌日☀
「おはよー」
「あ゙ーーー」
「はいおはよー」
1号くんはまっしぐらにピタゴラ装置を作りに行く
2号くんはおばあちゃんにひっつき虫
「はい、ばあちゃんに『おはよう』は?」
「おあよー」
「まーーーじゃーniwaちゃんにも『おはよう』はぁ??」
スーン
「言うてくれんのかーい!なんでやー!」
「んふ」
贔屓だひいきだヒイキだワッショイ!
この兄弟はばあちゃんのご贔屓さんですぅぅ!JAROに言わないかーん!!
niwaちゃんにも『おはよう』言おうじゃん
もーショック
とか思うた次の日には
「おあよ」
て言うてくれた
叔母を惑わすまったくのけしからん兄弟たちめ
かわゆいぞ
【あじゃーじゃ】
も、彼のなかでは明確な違いを持って言っておるんだなぁ。きっと
違いのわかる女になりたい
そのうちなる…………予定だぜ
ほいではではね