こんにちわ、Jackです。


今回のテーマは、アドリブに関する練習・・・と言うか
心構えのような物です。

(以前に一回した内容かも知れませんが、
非常に大事な事なので、もう一回書きます。)



アドリブとは、理論的なヒントは存在しても
基本何も無いような所から
音楽を生み出さなければなりません。


例えば、ここ最近の記事で挙げている
3和音の音やパッシングノートなんかは
理論的なヒントの一つです。


あなたが、そのヒントを実際に生かそうとするには
決定的に欠けている物があります。


それが無いと、
即興でなんてとてもじゃないけど演奏できません。


いや、下手したら、普通のベースラインですら
まともに弾けないかも知れません。


逆に言うと、それがあるから
ノリのある、グルービーなベースを弾く事が出来て

たとえ即興であろうと
臆することなく、下手は下手なりにでも
形にできる事が可能になります。




その決定的に欠けている物とは
ベースラインのイメージです。



今から、あなたがどんなベースラインを弾くのか?

それがあなたの頭の中で、
音としてイメージできなければ、
普通のコピーですら、ままなりませんよね?



即興演奏とは、
今、まさにあなたの頭で鳴っている音を
そのまま、すぐに具現化する行為です。



何のイメージも無く、
ただ理論的に間違いの無い音を
垂れ流している行為を即興とは言いません。



あなたの中にあるリズムやメロディーを
浮かんだそのままに取り出すから

非常にグルービーでスリリングな
心に残る演奏が出来るのです。




ですから、常日頃から頭の中で
自分なら、どういうベースラインを思い描くか?
を考えて、感じたままに口ずさんだり、
イメージする事が大事です。



次回の課題曲やあなたの好きな曲
そんな曲をかけながら、

自分ならどういうリズムで弾くか
どんなメロディーにするか、


ベースを持たないで、感じてみてください。


そして、色んな人のプレイも聞き込んで
パクれそうなフレーズやラインは
派手にパクってください。



そうやって、感じたりパクったりする事が
ベーシストとしてのあなたを成長させる事に繋がります。


今回は宿題を出します。


どんな曲でも良いので、一曲
あなたが自分でベースラインを作って
曲にあわせて、口ずさんでください。


極端に言いますと
この練習の理想の最終形は
高橋ゲタ夫さんのアドリブみたいな感じです。

高橋ゲタ夫さんのソロ↓(3:00あたりから)
https://www.youtube.com/watch?v=WXyP8-vBUYY

ゲタ夫さんはマジでベースソロを歌いながら
同じ音をベースで弾いてますね。・・・すげぇ



今回は以上です。
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございます。