たいへんご無沙汰しました。
 「俺のミッション 中国ビジネス三都物語」を執筆した「はやぶさひろ」です。

 最近思い出したことがありますので、投稿いたします。
 2002年2月頃のことです。

 「俺のミッション」の主人公「荻村淳一」は中国初赴任の前、東京勤務と設定しましたが、モデルの筆者「はやぶさひろ」は大阪勤務でした。

 中国に赴任するためには、まず「Zビザ」を中国領事館で取得し中国へ入国、3ヶ月以内に正規の「就業許可証」と「居留書」を再取得する流れとなります。

 Zビザを取得するため健康診断書が必要になりますが、一通りの検査を終えた後、中国の場合、

 「HIV検査」で「陰性」の証明が必須

ということを知らされました。

 検査は勤務中、「京信素材」のモデルとなる企業の大阪事業所が入っているビルの最上階にあるクリニックで行いました。

 大阪市中央区の御堂筋沿いにある立派なビルでした。

 検査結果を取りに行き、受付近くで待っていましたら

 「エイズ検査でお待ちの はやぶさひろさ~ん(うふ)」

 このように笑いながら大声で呼ぶのです。
 この顔と声、蘇ってきました汗

 「その場から消えたいくらい恥ずかしい思いをしました」

 これは病院としての機密保持義務を逸脱する違法行為ではないでしょうか?
 
 「保健師助産師看護師法」 において

 「懲役6ヶ月以下、10万円以内の罰金」

と定められているようです。

 さらに

 「個人情報保護法」

にも接触するでしょう。

 法的な観点の前に、現在ならSNSで炎上でしょう。

 このクリニックの先生は非常に優しかったのですが、受付のスタッフは極めて態度が悪かったことも思い出しました。

 読者の皆さん、理不尽な対応に泣き寝入りしないことも必要かもしれません。

 関連事項も思い出したので、次回投稿いたします。