昔学生時代、教員以外に一言も喋らない生徒が居た。生徒の言葉は完全無視。自ら会話をシャットアウトし、学費を納めている学校の教員とは普通に話すというね。
お金を払っている以上、教師は生徒を無視できない。義務教育以上は、ある意味生徒はお客様なのかもしれない。
つまり、変に無視されたり裏切られることが基本は無い。関わるには非常に安牌な存在なわけだ。
故に彼は教員とばかりコミュニケーションを取っていたのかなと、今では思う。
その人の苗字は今回殺人を犯した人物と偶然にも一致している。苗字が同じ程度でこんな感覚持つのは大変失礼だが、妙な因縁を感じてしまう。
和久井学(51)容疑者。
結婚を前提に車やバイクを投げ打って1000万、消費者金融から700万の借金をして資金を作り、2021年にキャバクラ嬢の平沢俊乃(25)さんに貢いでしまった。
そして新宿タワマンで平沢さんを殺害。
「結婚の約束をした」という平沢さんとは金を渡してからも特に進展は無かったらしい。寧ろ冷たくされたとか。
水商売のリップサービスを真に受けてしまった。
「結婚を仄めかし金銭を奪い取る」
一般的な人間同士では詐欺になるが、ホスト・キャバクラではならない。なぜなら、水商売とは残念ながらそういう場だから。
惚れた側が泣き寝入り。
なんと今回の一件前にはストーカーとして和久井容疑者は警察に捕まっているらしい。
どれだけ好きだったんだろうか?それとも金を返してもらうためだろうか。
恐らくその両方だろう。
そして和久井容疑者が惚れた平沢さん。
まあなんというか、非常に逞ましいと思う。
それと写真もなかなかのもの。別に今時写真の修正なんて当たり前なので、そこ云々をどうこう言うつもりは無いが、何故こうも人間の定義を大きく外れた仕上がりにするのかが全然理解出来ない。人外の存在になりたいのなら、まあ成功していると褒め称えよう。
ただアンタのキャバクラ感を押し付けんなよと感じてしまう。いや、本当にキャバクラはそういうものなのか?それなら尚更貧乏人が行っていい場所ではない。
キャバクラは学校、ジム、エステといったサービス業と同様に、お金を払えばお客様になり、決して雑に扱われることは無い。
ただ大きく異なる点があるとすれば、サービス業には金額の上限があるが、ホスト・キャバクラには無い点。無限課金し放題。
水商売にハマって人生狂った人なんて何万人もいるだろう。多くの男女が泣き寝入りしているのに、殺人という形で行動に移してしまった和久井容疑者はやはり殺人で立件されるべきだ。