「将来の夢は?」



未来ある幼稚園、保育園の園児達は実際叶うかどうかなど無関係な十人十色の回答をする。


「お医者さん!」



「警察!」



「プリキュア!」



「ドラえもん!」


無邪気に夢を語る子供達を微笑ましいと感じるだろう。ある程度大人になったら夢より現実に追われて生きていくことになる。

世の中を知らないが故の自由な発想から生まれ、それは子供達に許された特権と言えるのかもしれない。

そんな数多の夢が挙げられる中で「宇宙人!」と答える子供は果たしてどれ程存在するのだろうか?日本中を見渡しても稀少な存在な気がする。




内田梨瑚(21)被告。旭川出身無職。




今年4月、北海道留萌(るもい)市の高校生、村山月(17)さんを橋の上から突き落とし殺害。



遺体は5月下旬に60キロ下流で見つかった。



相棒の旭川出身の19歳女性は法律的には成人なのに何故名前が出ないのか。18歳成人なんて、この程度のものなのだろう。


事件の発端となったのはSNS。村山さんがSNSに投稿した画像に内田被告の姿が写っており、そこに目をつけた内田被告は電子マネーで10万分を請求した。

内田被告はネットでの当たり屋をしており、恐らく自分が写っていた写真を探しては金銭を要求したのだろう。

とんでもないのに目をつけられたものだ。

知人の少年と少女の二人(16)に手伝わせ、村山さんを車に監禁し、なんと村山さんに猥褻行為を行った。更に全裸で橋の欄干に座らせて、その動画を撮影していた。

最終的に村山さんは突き落とされ亡くなった。



写真から分かるように、内田被告はとても攻撃的な性格のように見受けられる。僕はかなり久しぶりに中指を立てている人間を見た気がする。

そして性欲モンスターとしても名を馳せているらしく、誰とでも寝るためモテているような雰囲気があったそうだ。典型的な田舎のヤンキーギャルといったところか。

体で釣った男共がバックに付いている気になり、権力者にでもなった錯覚に陥ったようだ。



学生時代からもエロスの研究には余念がなく、男性器に見立てた袋の中のパン菓子を摩る姿には知性は見受けられない。

男子同級生に自ら股間を触らせる見境無しのお猿さん。



このような人柄からか、内田被告にとって逮捕は約束された将来だったのかもしれない。


そんな内田被告、写真の加工に心血を注いでいた。



もはや可愛いという観点を無視した明後日の方向へ向かっている。宇宙的センスに脱帽だ。

内田被告の宇宙人コレクションの一部がコチラ。





普通の美的感覚を備えていたら、これらの加工された画像に美を見出す人間は極めて少ないはず。元の顔は判別不可能なため、もういっそ開き直ってAIで全然違う美女になってしまった方が断然美の対象となり得そうだ。

それ即ち、内田被告の宇宙人に対する憧れを具現化した画像である証明にもなる。



追及していたのは美しさなんかじゃない!



そう、夢だ!



幼い頃に描いた夢なのだ…多分。



...なんてオフザケはこの辺にしておき、人柄から勝手に判断させてもらうなら内田被告は絶対反省していない。

「こんなことで犯罪者扱いされるなんて納得出来ない」くらいのことを普通に思っていそうだ。自分の体で釣った男共に検事抹殺を依頼している気すらしてくる。

執行猶予無しの有罪で10年位自分を見つめ直した方がいい。