営業日記

事実に基づいてはいますが、空想や、思い過ごしもあるかも。

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悪いことはしたらいかんやろ。

やっぱね、いかん事はいかんとおもうとよ。

冷静になれ

事務の女性(以下事務女):なんか大変ですねーいつも。

この人はわりと話しかけてくれる親切な人だ。

俺:大変って?

だけど、いきなり大変ですねとか言われる様な振る舞いはした覚えがない。


事務女:けっこう目立っていますよ。社内で。

ええ!何もしとらんとに目立っとうと?

こわかね。こっちは知らんうちに注目されとうけん

こっち(さいたま)にくる時、向こうは話が広まるのが早いけん、気を付けリーよ。

といわれておとなしくしとこうって思っとったのに。

ばってん、、、、



俺:そげん、目立つようなことしたかいな。

事務女:そちらのボスとバトルしているじゃないですか。

ああ、うちのボスも九州の人間やけんね。

口が悪かったいね。

悪気がないってわかっとっても言われたらカチンとくるけん

ついつい応戦してしまってるのが

注目されとったわけたい。

こんなことからどんな大きな事になるかわからんけん。

気を付けとかんといかん。






冷静になれ。

しばらくの課題。



2006年5月25日 指定席

なんと!スーパーひたちに最初(上野)から最後(いわき)まで乗った。

本来なら営業テリトリー圏外である福島県に行くことなどないのであるが・・・

だけど、特急スーパーひたちに乗れたのだ。

いや、別に電車マニアではない。

だけど、特別急行列車ってなんか惹かれるよな。

特急に乗るならやっぱり窓際。

しかも、指定席だ。

自由席でいいじゃんと言う人がいる。

俺に言わせりゃ甘いね。

だって、座れんかもしれんやん。

500円位しか変わらんとよ。

だったら、指定席やろ。

てなわけで指定席。

指定席はいいね。

だってさ、ゆっくり登場できる。

しかも優雅に。

ふふ。

気分がいい。

これ大切なこと。




仕事が早く終わったので帰りの切符を2本早いのに変えた。

おお、なんかいい。2号車の1列目しかもAだ。

1って言うのがいいね。

ますます気分がいいや。

始発だからまだ、隣には誰も乗ってこんやろ。



ん?

あれ、あそこだよな。

えっと、2号車だからあってるよな。

で1列目は、やっぱり先頭だよな。

でAといえば左側の窓際。




始発だよな。

2号車にはお客は5人ほどしか乗っていない。


なのに、なのに。

俺の横には少し太ったおっちゃんが座っている。

これって自由席にはありえない風景。

指定席だからありえる風景。

うう、

うう、うう・・・・。




















おっちゃん。






腋臭がつらいよ。




上野まで2時間10分。

2006年5月20日 『惨敗』

さいたまはひどい嵐だった。

そう、今日5月24日の夕方のように。

この日は土曜日だというのに会社に居た。

なるべくなら、土日はきちんと休みにしたい。

メリハリが大切なのは十分分かっているのだ。

だけど、今はそんなこといえない・・・・・内気な自分しか居ないのだ。



ほんの、数十分前まではカラカラに晴れていたのに。

みるみるうちに白いモクモクした雲が氷川神社上空を覆っていく。

こ、これは!!


そんな嫌な思いをさせるのに十分な天気だった。

強風、雷、大雨 まさに『嵐』だ。

しかし、この悪天候の中行かなければならないところがあった。

待っている人(男の人)がいる。

しかも二人だ。


こんな最中に出て行けばびしょぬれになるって言うことくらい。

幼稚園の子供でも分かる。


何とかしなければ、、、、

そ、そうだ!




へへ、いい事考えた。

ポリ袋を加工して、カッパのように頭から被って行けばいいんだ。

早速、事務のお姉さんにポリ袋のありかを聞く。

親切にもカッパちがった、ポリ袋のありかまで案内してくれた。


「はい」と手渡されたポリ袋を見る。

おお、想像通りのシロモノだ。

これはいい、これならいける。

早速、頭を出す部分を勢いよく破る。

そして、傘を持つ為の右手部分に小さめの穴を開けた。

ドキドキしながら被ってみる。


うん、なかなかの出来栄えだ。

思いのほかいい出来栄えに興奮している自分がいる。

女性事務員:本当にこれで行くんですか?

え?この良さが分からんとかいな?

むしろ、これでばっちりですねくらいの事言ってくれてもいいのに。

そうか、きっとあまりのいい出来栄えに少し嫉妬しているのかもしれないな。


俺:ありがとう

一人満足感に浸る。



早速エレベーターに乗る。

ああ、早く外に出てみたい。

このカッパの威力を感じたい。



・・・・


“チン!”





ん?まだ4階やん。


げ!人が乗ってきた。

乗り込んできたのは男の人だ。





・・・・・・・・・・・・




得意げに胸を張る僕を尻目に



乗ってきた男の人は変なものを見てしまったといわんばかりに

バツが悪そうに目をそらす。




なんだよっ!


そんなにかっこつけてもナ。

今は、これが一番なんだよっ。

みてろよ。後から俺もああすればよかったって思わせてやるけんな。



たった、4階から1階までの時間がやけに長く感じる。

数字が変わるのを今か今かと目で追う。

数字が『1』になった。

ああ、やったあ。ついにきた。


エレベーターを降りると会社を雨宿りに使っている人がけっこういた。



ふふーーんだ。




俺はいくけんね。

この土砂降りの中を。














知らない人達が見守る中。

おかしなビニールを被った30台後半の男性が

土砂降りの雨の中を飛び出していった。

右手には傘を持っていたが10mほど走った先で

頼りなく傘は反対側に反り返っていた。

傘をなくした男性は深い水溜りに足をとられ

そして、むなしく剥き出しになった頭に沢山の水を浴びていた。









惨敗でした。