親を捨てよ、自分を生きよう。 | みんな、大丈夫。

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「生きづらさ系アーティスト」として活動しております。

あなたは、自分の親を「毒親」だと認めることに、抵抗がありませんか?

抵抗を覚えるのは、ごく自然なことなんです。

なぜなら、世間や親自身から刷り込まれた「親のことを悪く思ってはいけない」という幻想が、

あなた自身に罪悪感を覚えさせているから。 

しつけという名を借りた親御さんの洗脳により、あなたは「親孝行絶対神話」に縛られているのです(参考記事 1月26日『親孝行、しなくてOK★』https://ameblo.jp/orenochinkasutabero/entry-12347730307.html)。

 

できることなら、「自分は普通の家庭(何をもって普通と言うのか、純然たる毒親育ちの大谷には全くわかりませんが笑)で育ったんだ」と思いたい。

自分の不遇さを、認めたくない。

 

でも、あなたが親御さんに対して、何かしら違和感を覚えているなら、それこそが答えなんです。

 

「うちの親、ちょっと厳しすぎやしないか?」

 

「何でわたし、こんなにひどいこと言われなくちゃならないの?」

 

そう感じたら当然、親に対して

「何だよ、アイツ」と思う。

 

そして次の瞬間

「ああ、親を悪く思う自分はダメだなあ」と考えてしまう。

 

その罪悪感は、親御さんが長年あなたに施してきた、立派な「洗脳」のなせるわざ。

親というのは、家庭という世界の閉鎖性をいいことに、次々とあなたへ、奇妙な価値観を押し付けてきます。

老後の自分を養わせるために、「元がとれた!」と思える子育てをしたいのです。

 

だから、あなたが好きなことをやろうとすれば

「そんなんじゃ将来食ってけないだろう!!」

と、あなたの言い分も聞かずに正論をぶつけ、あなたの夢を潰そうとしてきます(正論ほどつまらないものはありませんよね笑)。

 

親は何かにつけ、我が子を、コントロールしたがるもの。

そう、あなたの可能性をいちばん潰しているのは、あなたの親なのです。

私自身も、親から褒められた経験が全くなく、自分の才能に気付けるまで、随分と時間がかかりました笑。

 

 

あなたを縛りつけている、親御さんから刷り込まれた、様々な価値観。

洗脳を自分だけの手で完全に解くのは、ちょっぴり難しいかもしれません。

けれど、

「あれ、このひとの言ってること、おかしくないか?」

と感じたら、それは、あなたが親御さんの支配から逃れるための、新たな一歩。

 

親を疑っていいし、悪く思ってもいい。

憎んでも、殺意を覚えてもいい(でも本当に殺すのは、もう少し先延ばしにしてみませんか? 

あなたの貴重な人生、数年間刑務所の中じゃ、あんまり面白くないと思いますので笑  

ちなみに私が親を殺さない理由の一つは、刑務所での早起きと集団行動が心底イヤだからです笑)。

 

あなたはあなた。親は親。

所詮、親なんて、「いちばん近い他人」でしかないのです。

「大谷さん、やっと読み終えたみたいクマよ♪」

 

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