いじめを受けている。だけど、誰にも相談できない━
あなたにも、そんな経験がありませんでしたか? あるいは、いま、そのような状態ではありませんか?
先生は何一つも取り合ってくれない。
親も全く話を聞いてくれない。
かつての私が、まさにそうでした。(https://ameblo.jp/orenochinkasutabero/entry-12348488183.html 『本当は、打ち明けたかった』参照)
想いを吐き出す場所が無いというのは、いじめを受けている人間にとって、とてもとても、つらいのです。
吐き出せないから、自分が我慢するしかない。ゆえに、状況は何一つ好転しない。
それどころか、心の傷も深まるばかり。
傷を、せめて擦過傷程度に留めておかないと、その後の人生にまで様々な悪影響を及ぼします。
私自身も、猜疑心や人間不信は根治しておらず、未だフラッシュバックなどにも苦しめられています。
先日の記事でもご紹介した『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』(dZERO刊)を読んでいても、
「学校はあてにならないので、親に相談した。しかし、親も全く話を聞いてくれなかった」というケースが多くありました。
自分のことと照らし合わせても、つくづく「想いを吐き出す」ことの大切さを痛感します。
誰かに話を聴いてもらうことで、心の風通しがよくなります。想いを共有することができます。
それは、つらい現状から脱するための一歩です。
小さくて大きな、一歩です。
心あるひとなら
「もう学校に行かなくたっていいんだよ」
「そんなひどい環境からは、早く逃げた方がいいよ」
と言ってくれます。
あるいは、自分で想いを吐き出しているうちに、自然と解決策を見出すこともあるのです。
※ ※ ※
ここでちょっと、私がいま構想していることを書きますね。
私自身の体験を踏まえても、いじめられている人間にとっては
「(いじめが起こっている環境から)逃げること」と
「(いじめられていることを)誰かに打ち明けること」が、とても大切なんですね。
そういう、傷ついているひとにとっての
「逃げ場所」「想いを吐き出せる場所」をつくりたい━
そんなことを、考えています。
私には、教育や心理についての専門的な知識は、ありません。
けれど、「傷ついたひとの心に寄り添いたい気持ち」ならば、誰よりも強く持っているつもりです。
その想いを、出来る限り、形にしてゆきたいです。
「大谷さんみたいな毒親育ちの方は、読んでみるといいクマよ♪」