ベバスト製FFヒーターオーバーホールの話 その① | ハイエースがある生活 ♪

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自己流(パクリ)のハイエース快適化と日々の出来事を
ご紹介出来ればと思っています。

11月初旬の話です。

白馬の隣、小谷村で開催された
に参加していました。


この日は風が強く色々と大変でしたが
キャンピングカー仲間のお陰で
楽しい時間を過ごす事が出来ました。


詳しくはあえて書きませんが
白井貴子さんにもお逢い出来たし
某ビルダーの社長 さんとも色々お話して
酔っ払った勢いで夜は二人で温泉へ♪
いや~貴重な体験の数々!
参加出来て良かったです。


そして夜寝る時はもちろんFFヒーターを
点火し常夏状態で爆睡出来ました。


そして12月初旬です。
木曽駒冷水公園 でソロキャンプした日


池も凍りつきビールも無条件で
キンキンに冷えちゃう夜


いつものようにFFヒーターを点火
問題なく稼働して爆睡出来たのですが
今振り返ると朝方常夏じゃなくて
寒かったような?
ただしエラーは無かったです。


そして先日
白馬五竜に行く直前
FFヒーターの異変に気付きました。

ボォ、ボォ、ボォ、ボォ、ボォ
ゴォーーーーーー!

ってならずに再始動を繰り替えし送風状態
そして排気ダクトを見ると尋常じゃない
黒煙が出ていて傍から見たら車が燃えてる?
ってくらいおかしな状態でした。

お前はもう死んでいる。
納車から8年目の冬
FFヒーターが死にました。
†┏┛墓┗┓†


これまで月一の点火や雪山遊びし帰宅した
埼玉の駐車場で10分程度の運転を
心掛けていたのですが
松本に転勤してきてからアパートの駐車場で
騒音問題になっちゃうかな?
と安易な考えで運転をサボってました。

それだけが原因じゃないかと思いますが
標高が高いところで使用した後の
運転はやっぱり寿命に影響するのかも知れません。

ちなみに
松本の標高は約600m
白馬の標高は約1200m
です。

で!
ここからが本題

スキー場が近いから前乗り車中泊しなくても
アパートでちゃんと寝て早起き雪山遊びが
出来ちゃいますがやっぱり前乗りして
常夏のハイエース内で晩酌したい。
春先まで3ヶ月どげんとせんといかん

オーバーホールは有資格者じゃないと
やっちゃいけないみたいですけど
取り外のは問題ないのかな?
って事でFFヒーターを取り外して
オーバーホールに出すことにしました。


ネット情報が少なくばらし方がよくわからなかったんですけど
本体の前後に爪が引っかかる場所があり
グッと押してパカッとやれば簡単にカバーが外れました。


車内側の配線はコネクターになっていて
簡単に引っこ抜けました。


熱風が出る側もバラして
あとは車体下に潜って取り外すのみです。


埼玉の時は色々車体下に潜れるアイテムがあったけど
今はダンボールのみです。

駐車場に積雪が残る寒い中
ハイエースの下を覗いてみました。
ダンボール大作戦!
めっちゃ寒かったぁー


これまで何度も覗いた事はありましたけど
果たして素人が外せるのかな?


吸気、排気用ダクトと燃料(ガソリン)の配管計3本と
本体を固定しているビス4本を外すだけっぽい。
あっ、もう1本コネクターもありました。

煤が詰まるであろう配管とサイレンサーは
電動ブロワー持ってるので自分で何とか出来そうです。


とりあえずFFヒーターに接続されてた
吸気、排気用ダクトと燃料(ガソリン)の配管は
ちょっと苦戦したけど取り外せました。

ガソリン側にもコネクターはバネみたいなやつを押せば
簡単に外せました。

問題は錆々のナット4本です。(10mm)
塩カルの影響でしょうね。
半端ない錆です。


ナットを緩めて解った事!
それは車外側が腐ってもFFヒーター側は腐らない
特殊な構造のボルトになってました。

意味が解らない?
詳細は後ほど!


ナットは4本外せなかったけど
素人もFFヒーターの取外しに成功しました。


スースー状態だからガムテープで養生しておきました。


ここから先は部屋に戻りちょっと掃除してみました。
取外したFFヒーターって軽量なんですね。


多分ですよ!
トルクスネジを緩めるドライバーと
やる気と勇気があれば知識がなくても
YouTube動画等を参考にすれば素人でも
オーバーホールは出来そうでした。



ただ燃料がガソリンなだけにやっぱり心配です。
壊して高額修理になっても困るので
素人がバラすのは止めました。


エラーコード2
やっぱり煤が凄かったです。


さてさて!
FFヒーターを固定しているボルト&ナットです。

なるほどね。
車外側が錆てナットが回らなくなっても
ネジ切れることなくボルトは外せる構造になってました。

でも錆々になっちゃったボルト&ナット
どうしますかね?


色々調べた結果、この特殊なボルトは
ベバストさんからの単体部品販売は出来ないみたいです。


10mmの錆びないアルミ製じゃなくて
ステンレス製のネジを準備すれば
問題解決しそうな気がしたけど
とりあえず悪足掻きで再利用出来るのか?
ちょっと試してみました。


錆てない側に10mmナットを2固噛ませて


出番が少ない工具だけど
こんな時に重宝しますね。


固着して外せなかった腐ったナットの取外しに成功!
ネジを切り直しクルクルナットが回るようになりました。

ある意味、業者だなぁ。


年内のFFヒーターオーバーホールは無理ですけど
自分でやれるだけの事は出来たのかな?

ここでちょっと修正です。
ブロ友さんがこの特殊なボルトの正体を教えてくれました。
スタッドボルト っていうみたいです。
知らなかったぁー
情報ありがとうございました。


スタッドボルトで検索したらちょっと形状が違うけど売ってました。


Amazonで見つけたスタッドボルト 
これだったら錆対策になるかも?

年明け早々発送してオーバーホールをして貰い
長野県内で極寒前乗り車中泊出来る様に
準備したいと思います。

場所はやっぱり白馬村 かな?


最後に!
引火性の高いガソリン仕様のベバストFFヒーター取外し
真似される方はあくまで自己責任でお願いします。

続く♪