美しくも、かわいくもない、
路傍の石や、木の枝、布の切れ端、ポテチの袋。
こんなものいちいちに仏様が宿っているという、
日本人のデフォルトの感性。
つまり、日本人にとって、
一番ありがたいものは、
一番ありふれたものである。
という、一見、矛盾したような考え。
でも、なんか、矛盾してないんだよなぁ、なんだか。
納得してるんだよなぁ、なんだか。
価値そのものが絶対的、というか。
かつてそこに置いてあったものも含めて、
その場所に価値がある、というか。
ちょっと自分でも何言ってるかわからないけど……。
ティファニーの袋を捨てられないのも、
もう大きくなった娘・息子が子供の頃に履いてた靴下が捨てられないのも、
つまりそういう事なんじゃないのかな?あくどきものよ。
