小学校に入ると、親の仕事が遠い現場だとしても
学校優先になったため仕事に連れて行かれることは
全くなくなった。
そのころ親の仕事も忙しかったのか、ほぼ毎日朝起きたら
親父もオカンもいなかった。
テーブルに朝飯とその日の晩飯が用意されてる毎日。
もちろん学校から帰ってきても誰もいない。
現場が遠いと帰ってくるのが夜中だった為、何日も顔を
見ることがない日々が続くこともあった。
小学校1年生2年生の記憶は、とにかく一人ぼっちの
記憶しかない。
それ以外で唯一ある記憶が、小学校2年生のとき
人生で初めて殴り合いの喧嘩をしたことだ。
もちろん保育園で喧嘩もしてたけど、相手をかきむしったり
髪の毛ひっぱったり、砂かけたり程度だった。
しかし小学校2年生のときに、隣のクラスのY氏をグーで殴った。
もちろんなぐれれた。
俺は結構小さいときからガタイはよく力もあった。
Y氏と殴り合いの喧嘩をして俺が殴った一撃でY氏は
吹っ飛んで机に額を打ちつけ血がでていた。
人生初殴りあいをして相手に血をださせたことは
当時の俺には結構衝撃的だったんだろう。
ただいい気分はしなかった。先生からは怒られ
オカンに告げ口されオカンからも怒られた。
もちろん親父からもまた怒られると思いきや
親父が発した第一声は「勝ったのか?」
俺は「勝った」と答えたら褒められた・・・