昔国が障害のある方に何も伝えず、子宮や精巣をとる手術をしていました。「不良な子」当事。今で言うと「障害児」を産まないように、障害者には子育ては無理。戦後の食料難もあってでしょうか?

 しかし、思春期にある障害のある方に何も告げず臓器を摘出する手術が行われていました。臓器には他の大切な役割もあるのに。国の法律故に大切な臓器を取られてしまった方がいます。現在これは違憲という判決が出ています。法律も変わっていますが、臓器をとられた方の人生は続いているのです。

 法律は変わりました。しかし、新生児出生前診断、他。障害を持つベビーが生まれるか調べられる検査があります。誰もが健康なお子さんを望む気持ちはわかります。しかしお子さんを産めない方、様々な理由で授かれない方もいます。

  私は生まれつき障害者です。でも周りがそう呼ぶだけで、一人の人間です。

 私は今からお子さんを持つ予定の皆さんに伝えたい事があります。卵子は歳をとります。

 命を授かることは尊いことです。たとえお子さんに障害があっても、ママの先輩はいます。色んな支援や体制もあります。パパやママも1年生から始まるんですよね。

  私は日本が障害があっても、産み、育てやすい環境が整えばいいなと願っています。

 

 ちなみに私は障害者ですが、私なので幸せです。