最近はあまり音楽雑誌を買わないようにしている。昔は「ミュージック・マガジン」「レコード・コレクターズ」は毎月必ず買ってたし、何なら「ロッキン・オン」もたまに買っていた。それらを買わなくなったのは、まあ年金節約モードであることもあったが、それよりも、今のオレにはもう新しいロックと言うものが必要無くなったことかな。そしてもう最新情報を追いかける必要も無いかな、と思ったのだな。ま、このあたり、話しだすと随分長く深い話になるので割愛するが。ただ興味深い記事があれば購入することにしている(それ以外は図書館でチェックしてるんだよ)。

 

 で、ふらりと本屋を覘いたら、「ミュージック・マガジン」の特集が「ムーンライダーズ」特集だったんで購入したのだな。このバンドとの付き合いは長い。もちろん最古参ファンには及ばないが、ポスト・パンク時代の「青空百景」に衝撃を受け、こんなバンドが日本にいたのか、と驚き「アマチュア・アカデミー」に震撼し、「アニマル・インディックス」の巨大さにひれ伏したのだ。特に「アニマル・・」の「夢を見れる機会が欲しい」とか「歩いて、クルマで、スプートニクで」の偉大なプログレスぶりに呆然とするしかなかった。

 

 その後「月面賛歌」あたりまで付き合って、ライブにも参戦したが、その後、このバンドも活動休止やメンバーの死などもあって、オレは少し疎遠になっていた。しかし今年結成50周年であるという。ちょいと新アルバムも聴いてみたくなったな。

 

 それにしてもこの雑誌が取り上げるミュージシャンも見知らぬバンドや人が多くなった。新しい洋楽バンドだけでなく、日本のロックミュージシャンにも疎くなったな。

 ただ面白いのは、この雑誌がちょろちょろ取り上げる記事に驚くようなアーテイスト、例えば第二特集の「コーネリアス」、ポスト・パンクの小特集など馴染みのバンドもあったし、ドルッテイ・コラムの新譜?とかね。そして、なんとあの「トニーニョ・オルタ」のインタビューもあって、しかも来日するらしい。トニーニョといえばブラジル音楽の至宝、ミルトン・ナシュメントの盟友にしてブラジル最高のギタリストである。

 

 ああ、そうか、今夜はミルトンの「ミナス」「ジョライス」の名盤2枚を聴くしかないか。あ、それとムーンライダーズもね。