2024年度静岡県夏の甲子園都道府県予選もいよいよ準決勝。本日行われた2試合をスコアとともに振り返っていきましょう。




第1試合



不二が先発全員安打の猛攻で圧勝して、夏は2年ぶりとなる決勝進出となった。不二は先制された直後に先頭の浜元のソロホームランですぐに追いつくと2番浦島からの3連打であっさり逆転。中盤4、5回にはそれぞれ中軸の3ランなどで追加点を重ねると終盤8回には1番浜元の2本目となるホームランを放つなど終わってみれば、19安打16得点。敗れた浜北女子は不二の攻撃力を序盤から最後までなかなか抑えることができなかった。

まだ夏の複数回優勝のない静岡県にとって、不二は2度目の戴冠を手にするチャンスが来た。




第2試合



こちらは総合力こそ拮抗しているかと思われたが、半田山が先発野手全員安打かつ6、9回以外は毎回得点の猛攻で初倉を圧勝。夏は初の決勝進出を果たした。半田山は初回、4番宮澤、5番森のホームランで一気に4点を先制すると、その後も得点を挙げた回は先頭打者が必ず安打を放つ猛攻で23安打20得点となった。敗れた初倉は先発高田、2番手福島ともに2回持たずに降板となる誤算。夏2度目の決勝進出とはならなかった。

半田山は夏は初の戴冠を目指すと同時に甲子園初出場を目指して戦う。



これで決勝は不二vs半田山となりました。




2022年夏5回戦以来となる公式戦での対決。この時は不二が6-0で完封しそのまま優勝している。不二が複数回優勝を成し遂げるのか、将又、この1年で圧倒的な戦績を残す半田山が初の甲子園出場を果たすのか。最後の戦いに注目していきたい。


以上、今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

残りは決勝戦のみ。静岡県の代表が決まるところを見届けていきたい。