2024年度静岡県春季都道府県大会も後半戦に入りました。今日行われた6回戦の全試合結果をトーナメント表と共に見ていきましょう!


第1ブロック



不二が接戦を制してベスト8進出を決めた。不二は初回に先制したものの、3、4回に複数失点を許して逆転される。しかし、6回に4番岡田から打者一巡の猛攻で逆転し勝利を手にした。敗れた日大三島は2番手永瀬が打ち込まれ、1点差まで詰め寄ったものの届かなかった。

第1ブロックからは順当に第1シードがベスト8進出となった。ここ近年の2022年春優勝、2023春準優勝と春に強い不二は今年も顕在か。



第2ブロック



沼津三友紀がロースコアの接戦をサヨナラ勝ちで制してベスト8進出を果たした。沼津三友紀は最終回、0アウトランナー2塁から6番高橋の一ゴロが相手失策となり、これが決勝点となった。黒潮商業は畑、大竹のリレーで沼津三友紀打線を6安打に封じたものの、最後に綻びが出てしまった。

沼津三友紀は自己最高タイとなるベスト8進出となった。



第3ブロック



ハロプロ学園が接戦を制してベスト8となった。序盤に点を取り合い、中盤に富士東高がリードしたまま迎えた最終回、ハロプロ学園は相手の2失策と2本の単打、2盗塁もあり3得点を挙げ逆転勝ち。敗れた富士東高はこの試合ハロプロ学園に6盗塁、11安打を許して接戦を落とした。

第3ブロックからはハロプロ学園がベスト8入りとなった。自己ベストをどこまで更新し続けるのか、注目していきたい。



第4ブロック



ハメマツ商業が競り勝ち、ベスト8進出となった。ハメマツ商業は序盤に4点リードしたものの、5回に2番手原田が味方の2失策もあり一気に追いつかれた。1点リードされ迎えた8回に3得点を挙げ逆転。敗れたはままつにしは選んだ四球は多く、安打数は同じであったものの、チャンスを活かしきれなかった。

第4ブロックからはハメマツ商業がベスト8へ勝ち上がりを決めた。春の最高成績はベスト8。3年連続ベスト8か、3年目に壁を越えていけるのか、注目していきたい。



第5ブロック



半田山が7回コールドと圧倒しベスト8進出。半田山は先発全員安打の17安打10得点で圧勝。大会通じて初失点を許すも最少失点に留めた。敗れた浜北は6安打を放つも投手陣が打ち込まれ、得点は6番渡辺の1発のみとなった。

第5ブロックからは半田山が圧倒的な戦績でベスト8進出。ここまで2023秋、2023の1年生大会と県内2大会連続優勝の高校は3大会連続の優勝を狙う。



第6ブロック



あべかわが快勝でベスト8進出を果たした。あべかわは先発野手全員安打の15安打8得点、投げては染川、野田と3安打完封リレーと盤石の試合運び。敗れた磐田商は打線が沈黙し投手陣も打たれるという結果となった。

第6ブロックからはあべかわがベスト8入り。春の自己ベストは更新、自己最高に並ぶ3度目のベスト4をまずは目指す。



第7ブロック



常葉大学付属静岡が4度目の対戦にして初倉から公式戦初勝利を挙げてベスト8進出。乱打戦となった中、常葉大学付属静岡は12安打、中盤に逆転した点差を守りきった。敗れた初倉はこれまで毎試合2桁得点を挙げていた打線が10安打と奮起するも一歩及ばなかった。

第6ブロックからは常葉大学付属静岡が春は初のベスト8入り。まずは自己最高タイとなるベスト4を目指す。



第8ブロック



N工業が3試合連続となる10得点を挙げ、8回コールド勝ちでのベスト8進出となった。N工業は先発野手全員安打の14安打の猛攻で序盤、中盤、終盤に着実に得点を重ねた。敗れた玉露はN工業打線を抑えることができなかった。

第8ブロックからは快進撃続けるN工業が自己ベストを更新し続けるベスト8入りとなった。打線の好調はどこまで続くのか、注目していきたい。



これにより、準々決勝以降は下記のようになりました。



準々決勝、公式戦初対戦は半田山とあべかわの試合のみ。不二vs沼津三友紀は昨春6回戦以来、ハロプロ学園vsハメマツ商業は昨夏6回戦以来、常葉大学付属静岡vsN工業は2019年1年生大会の3回戦以来、それぞれ2度目の対戦となる。注目していきたい。



以上、今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

ブロック毎の勝者が決まり、あとは優勝まで見届けるのみです。