2024年度静岡県春季都道府県大会は連戦となる3回戦を迎えました。早速、全試合結果をトーナメント表

と共に見ていきましょう。



第1ブロック



不二は連戦を快勝で4回戦へと進出したが、函南は3回戦で清流に敗れた。伊豆中央と熱海小嵐京王の1回戦からの勝ち上がり同士は延長戦での決着となった。

休養日を挟んで4回戦、不二vs熱海小嵐京王、江川学院龍城vsマリにゃん、清流vs日大三島、静岡沼津桐蔭vs新西大学附属明皇となった。1回戦から勝ち上がっている高校も2校あるが、不二が総合力で一歩リード。ベスト32となる4校はどこか、注目していきたい。



第2ブロック



沼津三友紀は快勝で4回戦進出となったが、富士宮北西は延長戦の末敗れた。岩波はサヨナラ、延長戦と制しての4回戦へと駒を進めた。黒潮商業も乱打戦とサヨナラ勝ちという連戦を制した恰好となった。

4回戦、岩波vs沼商、黒潮商業vs熱湯甲子園、沼津三友紀vs旭ヶ丘、麻美紀vs阪神タイガースとなった。第1ブロックに続きシードが陥落している東部ブロック。まずはベスト32となる次戦に注目していきたい。



第3ブロック



東海丸は前日と変わって快勝となったが、浦の星は前日とは裏腹に零封され敗戦。伊東城ヶ崎は連戦を接戦で乗り切った形となった。

4回戦、東海丸vs熱海総合、日大一島vsハロプロ学園、伊東城ヶ崎vs富士東高、高誠vsわっしょいとなった。唯一1回戦から登場した熱海総合は東海丸と激突。勝てばベスト32となるだけに接戦になりそうである。




第4ブロック



ハメマツ商業が善戦し4回戦へと進出したが、竜宮はかに敗れ3回戦で姿を消した。1回戦から登場している常菊と遠州が4回戦へと進出を果たしている。

4回戦、ハメマツ商業vs浜松江ノ島、常葉大学東AAAvs野球最強^_^、かvs常菊、はままつにしvs遠州となった。根洗松学園や森町太田川などの巧者が軒並み敗戦となった第4ブロック。この春新星誕生となるか、注目の4回戦となりそうである。



第5ブロック



半田山は盤石の試合運びで連戦を物にした。浜松商大浜松は接戦でなかがわに敗れた。浜名湖学院は3試合連続7回コールド勝ち、御前崎は2試合の連戦を共に完封と圧巻の成績で4回戦進出を決めている。

4回戦、半田山vs浜北女子、御前崎vs大麓天魔王大南Ⅷ、なかがわvs浜名湖学院、浜北vs野良山となった。総合評価Aの半田山リードは変わらないがここまで圧巻の勝ち上がりの高校もある中、ベスト32となる4校はどこになるのか、注目していきたい。



第6ブロック




十二支、あべかわが共に勝ち上がり、ここにきて初めての両翼シードの勝ち上がりとなった。同じ総合評価Aのしろは延長10回にサヨナラ勝ちとなった。

4回戦、十二支vs浜松北、磐田商vsにひがりあ、あべかわvs荻工業、しろvs久能山となった。総合評価Aの3校は順当に勝つのか、将又波乱が起こるのか、注目していきたい。



第7ブロック



初倉は連戦を共に2桁得点のコールド勝ち、静大付属は前日とは変わって接戦を制した。両翼シードに匹敵する常葉大学付属静岡は2試合連続完封勝ちとなった。

4回戦、初倉vs超音波、静岡南vs長田北、静大付属vsとんぼり、常葉大学付属静岡vs静岡商業となった。長田北以外の7校はレート順位勢、そしてその長田北と超音波は1回戦からの登場校。順当勝ちなら総合評価Aの3校と静岡南だが果たして…




第8ブロック



茶畑農業、静岡大静岡が共に快勝で4回戦進出を果たした。総合評価Aのめろんぱんは焼津浜に敗戦。智辯学園静岡の敗戦によりこのブロックの1回戦から勝ち続けた高校はいなくなった。

4回戦、茶畑農業vs玉露、有東坂vs国立清水南、静岡大静岡vsN工業、焼津浜vs南葛大学付属第一となった。巧者の玉露とレート順位勢7校の8校と見た感じは恐ろしい勝ち残りとなっている。ベスト32となる4校はどこになるのか、注目していきたい。




以上、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。


以下、個人的な感想です。

2回戦はシード全校が勝ち上がったが、3回戦では敗戦した高校もあった。両翼が共にいなくなる事態はなくなったものの、夏の大会で総合評価Aの高校がシードでないということが中堅校からすると嫌だなと感じる人もいるのではないかなと思っています。

自身としてはトーナメント表にして振り返ることのできる面白さを感じているのですが、やはり大会の早期敗退はきついものですね。総合評価Bの高校はほぼ横一線ということを改めて感じる大会となっています。