舌の恋 | All the drawers of mine!

All the drawers of mine!

All the drawers of mine!……私の全ての引きだし。

関心あることすべてについて。


先日、行きつけの会社近くのイタリアンで昼ごはんをとったところ、
キッチンを見たら、いつものお気に入りシェフではなく、見知らぬ人が入っておりました。
 
 
 
たまたま不在だったのかなと思ったのですが、
やはり同じ料理でも、微妙に何かが違うので、
ちょっと寂しかったです。
 
 
 
作り手のセンスって、やっぱり私の舌が分かっているみたい。
 
 
 
たまたまその日、居なかっただけかもしれないけど、
もう平日ランチでは会えないのかな、と思ったら、
なんか目の奥がツンとするような気持ちになった。
 
 
 
翌日、その店の姉妹店に食べにいったら、
キッチンに居たかどうか、確認できなかったものの、
求めていた味に凄く近いものが出てきて、ほっとしてしまいましたニコニコ
利き酒じゃないけど、これだなって。
 
 
 
なんというか、私の舌が、そのシェフの味に恋をしていて、求めてる…そんな感じです。
 
 
食べると、私も家に帰って再現したいビックリマーク料理したいビックリマークと思ってしまう、
そんな前向きな気持ちになる味です。
 
 
 
 
 
先月、ティルダ・スウィントン主演の『ミラノ 愛に生きる』を観ました。
 
 
 
主人公のマダムも、息子の友人のシェフの料理を口にした瞬間から、
女としての生き方が覚醒してしまう…という話なんですが、
今思うと、気持ちは解らなくもないなぁって感じです。
 
 
 
この映画みたいに恋愛感情に発展…なんてことはありませんが、たとえ、エル・ブリみたいに世界最高峰の味でなくても、
万人が舌鼓を打たなくても、
「わたし」の中で、小さな変革を起こす味があるんだと知りました。
 
 
 
 
そういうのが、『舌の恋』。
 
 
 
また明日から1週間が始まりますが、
いつかまた会社のお昼休みにあの味に出会えたらいいね定食屋のラジオ-e000024.gif
 
明日からも頑張ろう