チャップリンの独裁者 | All the drawers of mine!

All the drawers of mine!

All the drawers of mine!……私の全ての引きだし。

関心あることすべてについて。

今日は『チャップリンの独裁者』(原題:The Great Dictator)を観てきました。




定食屋のラジオ-2011101020500000.jpg

これは、チャップリンの考えが露骨に表れている映画でした。


アドルフ・ヒトラーおよび、ナチスドイツを思いっきり真正面から風刺しています。


コミカルに描いている部分も少なからずあるのですが、

最後の10分くらいは、

ものすごく目が覚めるような、演説シーンがあって、

力強いチャップリンのメッセージで息をのむ。


劇中とはいえ、

あれは芝居をしているというより、素のチャップリンが、

世界の人に向けて発言していると思う。

目から伝わってくる思いの強さを感じられた。





そもそも、この演説シーンを、

音声で観客に伝えなければならないということで、

チャップリンは初めてトーキー映画に挑戦したそうです。



当時の体制に真っ向から批判する、

命を狙われかねない作品を、

世に送り出した、チャールズ・チャップリンの勇気に脱帽です。



コミカルに描かれている部分も多いとはいえ、

迫害されるユダヤ人の苦悩を描いたシーンは、

背筋が凍った。

以前に見た、『ライフ・イズ・ビューティフル』と同じような、

絶望感が観ていて伝わってきた。



愛とはなんなんでしょう?

平和はどこから生まれるのでしょう?

何故、人は差別をするのでしょうか?

戦争の根源ってどこにあるのでしょうか?


いろいろ考えることが出てくる映画でした。



まだ見たことない方、一度ごらんあれ。