今まで気になっていた左目の治療をしに眼科へいった。
休んでまで行くことではないと言えばそれまでだが、
如何せん、その眼科の土曜日担当の女医が、
私の左目を預けたくない感じの、今はやりの「美人女医」に当てはまりそうな、
ヴィジュアルはいいけど、少しカルい感じで。
話の分かるベテランに見てもらいたかった。
案の定、瞼には結石があって、
そりゃあもう、時々らちがあかないくらい痛くなっていたわけだ

さて、治療が終わると、近所が御茶ノ水界隈で、当然のように私の放浪癖が始まる。
たどり着いたは、御茶ノ水のヴィレッジヴァンガード。
学生の頃から、
この店にはいると一時間は出てこない。
見た目、今日はちゃんとしたOLの格好をしていた私が、午後のヴィレヴァンに居ると、
明らかに人生に疲れたアラサー女がふらついているにしか見えない。
……人生に、ではないが、まぁ、そこそこ疲れてはいますけどね。
でもダメOL臭はするよねー。
またまた店内で、その辺のハイティーン~20代前半の兄ちゃんねぇちゃんを横目に、
ありとあらゆるサブカルチャーの本を立ち読みしまくる。
昨今の婚活、恋活ブームのせいか、
男をトリコにするぜ系の本もズラリと並んでいる。
昔はこんなコーナーなかった気もするけど…。
ひやかしで見る分には十分楽しめる。
でもやっぱり、それを読んだところで、本気にはなれないよ。
恋愛までマニュアル化してどうする?
彼にぶつかって行く前に、頭に公式をたたき込んでどうする?
彼は、修理の必要なコピー機ではないぞよ。
品番○○○に当てはまる型のパーツが要るのか?
うまくいってもうまくいかなくても、
恋愛は楽しいじゃないか。
…なぁ~んて心の中で突っ込んだりして、
たまに岡田あーみんや菊地成孔の本もチェックしたりして一時間過ごしてしまった。
やっぱり日々の暮らしの中の何かに違和感を感じている私にとって、
ヴィレヴァンは感覚が研ぎ澄まされる、
いいリフレッシュスポットなのかもしれない。
今日は何も買わなかったけど、
今読んでいるキヨシローの本が読み終わったら、チェックした菊地成孔の「スペインの宇宙食」を読もうと決めた。
まぁ、ヴィレヴァンに行こうが
どうでもいいけど、
早く瞼の結石が消えて治ってほしいです。
コンタクトレンズが、
痛くてはめられないっちゅうに。
はめられないのは、
世の中の型だけで良いですって。あと恋愛マニュアル作家の作るマニュアルね。
…なんのこっちゃい


【今回の一曲】
Percy Sledge「WHEN A MAN LOVES A WOMEN」
知っている人もたくさんいるでしょう。
この選曲は、明らかに忌野清志郎の「瀕死の双六問屋」って本の139ページから持ってきたんですが。
詳しい解説はそちらをご覧あそばせ。
恋愛マニュアル本を脳にたたき込む前に、
もっとこういう味のある音楽や、
映画、小説を知ったらいーんじゃないでしょうか?
私はもう少し、効率の悪い、
地味な文化的な生活を送りたいです。
恋人をとにかくゲット
の前に、中身の教養も充実させよう。
中身が充実した人は、
やっぱり「また会いたくなる人」ですわよ。