湯の島のカタクリまつりのスタッフさんに、
「八甲田山雪中行軍資料館に行きませんか?」と誘われ、
予定外の見学に行くことになった。
予定外に地元の方に誘われて…というのが、
最高にドキドキワクワクしました


こういうのは、一人旅じゃないと出来ないもんね


おそらく、コトの発端は、
私が湯の島で「安住紳一郎の日曜天国」で八甲田山雪中行軍遭難の碑について話していたよ、という話をしたからだった。
私も安住さんのラジオを聴かなければ、
その昔、日露戦争前の時代に
八甲田山で200名近くの日本軍が耐寒訓練中に遭難した、
という事件を知ることもなかったと思う。
少なくとも、若い世代の人間で、その事件を知っている人は非常に少ない。
そんな中で、私がぺちゃくちゃ喋ったもんだから、
このようなお誘いに発展したんだろう。
もう、安住さんさまさまな気持ちのまま、
カタクリまつりスタッフさんの車に乗り、
資料館までドライブ

旅は道連れ世は情け、
そんな言葉が頭をよぎった。
岩木山もそうだったが、
八甲田山もまた、上の方は雪がしっかり残っていて、
本来ならば春スキーが4月下旬でもできるらしいけど、
今年の春はとても暖かいそうで、
スキーももう終わりだなぁと案内してくれたガイドさんが言っていた。
それでも、雪中行軍が遭難しただけあってか、
八甲田山はどことなく荘厳というか、
人を寄せ付けない薄気味悪さがある山だなぁと思った。
どこかミステリアス。
岩木山は美しい稜線や弘前公園の桜も手伝ってか、
女性的な印象があるのだが、
八甲田山は男性的な印象だ。
連山が物々しい。
さて、そんな山の麓の住宅地に、
八甲田山雪中行軍遭難資料館はある。
裏手の公園の奥には、
遭難で命を落とされた方々の墓碑が、
桜と松の木に見守られている。
資料館にもボランティアスタッフの方がいて、
来館者に解説している。
湯の島同様、
青森はボランティア活動が盛んのようだ。
シニア層ではあるが、
皆さん青森をより正しく知ってもらう為に、
積極的に参加していらっしゃる。
そういうスタンスが私は好きだ。
ボランティアスタッフのお話を聞いていると、
この遭難事件は明らかに人災で、
やはり自然が厳しい地域のことは、
地元の人びとの言うことをよく聞くべきだということがわかる。
遭難の原因は、地元民の言うことを聞かなかったから彷徨ったのだ。
旅も同じだ。
この資料館に連れて行ってもらえたのは、
ボランティアのおじさんが、
青森の厳しさも理解してもらいたいためだからと解釈した。
地元を愛する上で、
知ってもらいたいことの一つに、
八甲田山雪中行軍遭難事件の悲劇があったのだ。
たしかに、地味な場所で、「何故資料館に?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
これも何かの縁だったんだと思います。
有名な観光地だけじゃない観光ができて、
青森をちょっと知ることができて、
この一人旅は成功したなと思いました


やったね~

