本家ロングホーン・トレインに対抗する形で、ヌーボー版ロングホーン・トレインを敢行するマンタ&カオス。「一見同じ体勢に見えるが、上に乗っているバッファローマンとカオスの体の位置が後ろ前逆だーっ」と、すかさずその違いに気づいて解説するのは一等マスクとビーフマン。この二人、いまやすっかりレギュラー(笑)。そしてこんなに緊迫したシーンを前にしても、どっしりと落ち着いているスグルを見て、ミートは「なぜ王子はこんなに落ち着いた表情でいられるんだ!?」と疑問を持ちます。
「ドォ~ドッドド、万策尽きて最後は猿真似か!そんなものオレたちのロングホーン・トレインが粉々にしてやるーっ」と、自身のツープラトンに絶対の自信を持つバッファローマン。
「これが猿真似と思うかーっ!ボクたちは強靭な角は持ち合わせていないが…このカオスの長くしなやかで鍛えに鍛えあげられた両脚がある。そんな古色蒼然とした特急列車なんて、21世紀の最新特急がふっ飛ばしてやるーっ!ビッグフット・エクスプレスーッ!」と、マンタが自分らの方が最新の特急だと大見得をきるや、両チームリングの中央で大激突。ものすごい轟音と地響きをうならせ、その衝撃でふっ飛ぶ4人。マンタ&カオスにはどうやら深刻なダメージはない模様ですが、バッファローマンは左のロングホーンが折れて垂れ下がり流血。
「パワーでは五分だったが、ヌーボーのトレイン技は21世紀型超特急の空位抵抗を抑える流線型フォルムをカオスの両脚で再現したため、スピードで2000万パワーズを上回り、彼らにより強い衝撃を与えることに成功したんだ!」と解説するキッド。さすが、父親譲りの名解説ぶりです(笑)。
問題のラーメンマンはというと、ふっ飛ばされた勢いでフェンスに激突し、バーニングコートの炎で体を焼かれる大ダメージ。完全に倒れてダウンしてしまいます。左のこめかみからは尋常ならざる血が流れ、たまらずスグルが「ラーメンマン、これを…」と、モンゴルマンマスクに手をかけます。しかしなんとラーメンマンはあれほどのダメージを背負いながらも「まだまだ…」と立ち上がり、カオスを睨みつけます。
「命ギリギリになっても決してあきらめない不屈の超人魂が、7人の悪魔超人や…悪魔6騎士を破った原動力となっている…油断するなよ、カオス!」と、マンタがカオスに忠告。すると最後の力を振り絞るように、ラーメンマンはカオスめがけて高々とジャンプ。それに応じるかのように、カオスもジャンプ。空中でラーメンマンの凄まじい左右の蹴りが乱舞するも、カオスはそれを全て見切ってよけます。
「私の全身全霊の攻撃を全てよけ切るとはお見事…」と内心感心したラーメンマンは、突然辮髪を結んでいたリボンをちぎりとり、キャメルクラッチで裂いたカオスの腹めがけて突き刺します。しかしそれに併せてカオスが右のハイキックをカウンターで繰り出し、ラーメンマンの左のこめかみにヒット。丁度貫手とキックが同時に決まる形となります。しかしダメージが大きいのはラーメンマンの方で、白目をむいてグラリとします。これをみたバッファローマンが救出しようとしますが、「おまえには手を出させねえ!」とマンタが組み付いてそれを阻止。そして上空のカオスに向かって叫びます。
「カオス~~ッ、2000万パワーズを叩くチャンスはこれが最後かもしれないーっ!ここでもう一度二人の体力を回復させてしまえば、ボクたちに勝機はない!!ツープラトンの鉄則を忘れるなーっ、まずは“敵を量るは目に在り”だーっ!」と、ツープラトンを指示。まず自分がバッファローマンの頭を押し込め、ちょうどパワーボムの体勢で覆いかぶさりジャンプ。
「て…敵を量るは目に在り」と、上空のカオスは、落下するラーメンマンの両脚に己の両脚を絡め、ちょうどジャパニーズ・レッグロールホールドでブリッジする直前の体勢になります。そしてバッファローマンを抱え上げ、上昇してきたマンタはそのままキン肉バスターの体勢に。立派なそのフォルムを見せつけられ、驚きの表情のスグル&テリー。
「フッ…こんなもの『6』を『9』にするキン肉バスター返しで…」と、さすがは元祖キン肉バスター破り超人が冷静に対処しようとしますが、体勢は入れ代わりません。「ど、どうしたというんだ、ビクともせん!」と驚愕の表情のバッファローマンに対し、
「これをただのキン肉バスターと思うなーっ、開発者キン肉スグルの時代から34年…21世紀のボクが改良を加えた“進化形キン肉バスターだーっ!」と一蹴。「カオスーッ、“同志を察するはヘソに在り”だーっ!」とドッキングにゴーサインをだします。「ヘ…ヘソを見る!」とカオスもマンタのヘソを確認。
「おまえが一番得意な技をありったけのパワーでぶつけてみろーっ!」とマンタが指示をすると、カオスは「オ…オレの得意な技・・・そうだ、オレにはキングジャーマンがある!」と思いつきます。
一方、バッファローマンはバスターから生じる強烈なGに「か…体がひきちぎられそうだ~~っ」と顔を歪ませ、とうとうヨットの帆が裏から風を受けたように、体が逆向きに折れ曲がり、抵抗できない体勢へ。とうとう発動するマッスルG(グラビティ)!カオスは空いていた両手で落下するマンタの背中を抱えてリバース・ジャーマンの体勢に。
「マッスルGーーーーーーーッ」
「キングジャーマンーーーーッ」
二人の必殺技がここで見事に融合。「な、なんだーっ!この技はーっ!!」とスグル&テリーが叫んで次号に続く、です。
さてと、決着はつきませんでしたが、物語がクライマックスに近づいてきました。トレイン同士の激突は、流線型最新フォルム(?)を採用したヌーボーに軍配が。ロングホーン・トレインは“古色蒼然”といわれたり、旧型ディーゼル車両で表現されたりと、さんざんな扱いになっていますね。ファンが怒り出しそうですよ(苦笑)。そしてバッファローマンの左のロングホーンが折れてしまいます。ということは、ビッグフット・エキスプレスの威力は、光の矢になったウォーズマン程度でしょうか?単純比較はできませんけど。
また、謎なのが、ラーメンマンがカオスの腹部にねじ込んだリボンですよね。攻撃というよりは、何かのメッセージ性を感じます。例えばリボンをほどくと、そこに何かが書いてあるとか。どうやらラーメンマンは内心では完全にカオスを認めたようなので、その証明なのかもしれませんね。ひょっとすると、来るべき“残虐の雨”に備えた伏線かもしれません。カオスが間隙の救世主として戦うときに、その手助けとなるようなヒントが書いてあったり。あくまで想像ですけど。
バッファローマンのキン肉バスター返しが効かないシーンはちょっといいですね。進化したキン肉バスターに対応できず、驚愕する表情がいいです。ちょっと可哀想だけど。
そしてなんといっても、ヌーボーが仕掛けた新・ツープラトンですよ。いや~予想外れました(苦笑)。いつものことだけど(笑)。今回は先輩の降参だと思っていたんだけどな~。このままいくと、2000万パワーズのひどいKOシーンを見せられそうで、旧作ファンとしてはちょいとキツいっす。2000万パワーズが完膚なきまでに叩きのめされるシーンはあまり見たくないなあ。とくにマッスルGは腹が裂けちゃうから痛々しいし。時間超人相手だったら全然OKなんだけど(笑)。
カオスはジャパニーズ・レッグロールからの、マンタに対してのキングジャーマン敢行と、なにやら複雑な形状になってきました。正直、文章だけでこれらを表現するのって、けっこう難しいです(苦笑)。ちゃんとイメージ伝わっているのかな?心配ですよ。来週こそ決着、そしてこの試合のエピローグですね。できるなら未完成に終わって、2000万パワーズを救ってあげてほしいなあ。未完成でもすごい衝撃だ、参った、みたいな展開で。あくまでこれに固執します(笑)。
他に気になった点は
・小柄のマンタに軽々と持ち上げられる巨漢牛さん。体積のわりには質量かるいのか?
・Gで顔が歪む牛さん。ホントに今回は一人だけイメージダウンの貧乏クジが
・Gで逆反りになった牛さんをみて、悪魔種子・コンステのヌボア・スープレックスを思い出しました
・生徒に“バッファローマン先生”からいつの間にか”バッファローマン”と呼び捨てにされる牛さん
なんかバッファローマンオンパレード(苦笑)。