で、教室の端とか狭い階段とかでやっていた。


タケシ(仮名)君の好きな人は?


動く。

なにかに導かれるみたいに…


でも、なかなか言葉にならなかったりしていた。



で、ぅちが参加していない時に、誰かがやって、エンジェル様の名前と年齢とかまで知ることが出来たらしい…


今じゃ、名前、覚えていないけどね…


幼稚園生だっけな?
年長だか。


で、ある日突然、友達に休み時間、腕を捕まれて連れて行かれた。


8人ぐらいで、エンジェル様の紙を囲っていた。


この頃には、見物客も増えていたわけ。



で、何事か分からないまま


「座って!
10円玉に触れて!」


って、言われてご命令に従う


「エンジェル様エンジェル様。おいで下さい。」


って、友達が呼び出した。
おいでなすって

「あなた様は○○ちゃんですか?」

って、名前の確認。

イェスに動く。



「○○ちゃんは、誰のことが好きですか?」

エンジェル様の名前で聞く。
最初の呼びかけに動かない。

「あれ?」


って言った瞬間に指先の10円玉が静かにスゥーッと動き出した


ト…………





べ………





ナ………











イ……


ト…







「!!!!」




えっ?
ってなるわ…

「モテモテ~」


とか周りから冷やかされて、その場ではワイワイやったが…




怖いって…





で、今度ある運動会の日に会いにくる…


黄色い帽子に
赤い鞄を背負っているからね…




って10円玉が動いた……







薄々感付いていたのか
担任からギャラリー含め10人ぐらいが呼び出され、怒鳴り付けられた



本当か嘘かなんて関係ない。

霊をもてあそぶな…


本気で怒られた。


とりつかれたらどうする気だ


って。


翌日、皆で塩を持ってきて身体に軽く振り撒いて背中を強く叩いた

















運動会当日…



雨だかで延期になったかな…?


取り合えず、良い天気ではなかった



でも、御父兄の皆さんで盛り上がり、会場はごった返していた。


当日、僕は運動会の盛り上がりに呑まれ、エンジェル様のことは忘れていた………





どこからか…





僕をみていたのかもしれない…