異変に気がついたのは4月ごろ。
あれ?右の乳おかしくない?
右乳の内側(体の中心に近い方?)にでっかいしこり。おそらく5センチ超えてる。
丸くて、少し動く感じで、なんだろう?
シリコン的な?
けっこうな大きさに気づかなかったというよりは、1年前に断乳して、その時におっぱいがガチガチになったりしたから、その感覚であまり気にしていなかった。
実は10年くらい前に会社の健診でマンモグラフィーをやった時、要精密検査になったことがある。
その時は「石灰化の兆候がある」ということで、超音波検査をやったら問題なし、ということでした。
もうずっと前のことだし、すっかり忘れていた。
その後定期的に検診に行くことはなく…,
異変に気がついたその時は転職騒ぎで忙しかったので1ヶ月くらい放置、その後ちょうど化学流産してしまい生理もなかなか定まらなかったので、それもついでにと思い、近所の総合病院の婦人科へ。
しかし、「乳腺外来は月曜の午後か、土曜の午前中なので、そこで受診してください」ということで…
でも月、土の休みが7月まで無く、転職したての私は急な休みの希望も出せず、結局受診が7月の頭に。
そこで問診、触診。
触診の時の最初の先生の言葉。
「これは…ダメですね…」
え?なにが?www
その後マンモグラフィーと超音波をじっくりして、他の先生とかも見に来て、結果早急に大きな病院で精密検査をしてください、とのこと。
「大きい病院で細胞診をやってもらいます。」
ということで、ちょうど翌々日が休みだったので系列の大学病院を紹介してもらい、行ってきました。
で、問診後やはりじっくり超音波。
その話では
「大きいしこりは乳腺組織のような感じもするが、腋の近くに2つあるしこりがかなりあやしい。
腋のリンパにも3つある。」
と、予想外にたくさんあった様子。
そして
「針生検をやりましょう」
マジすか…
前日までに前知識を少し入れてきたけど、細胞診は麻酔の針くらいの注射で細胞を採取するもの。
針生検は
画像取ったらMagnumってかいてあるよ?
めっちゃいたそうじゃないですか((((;゚Д゚)))))))
しかも先生、
「こんな音がしますけど、ちょっとびっくりするかもしれないですが大丈夫ですから」
とかいって
「バシュッ!」
と空撃ち。
ピアッサー✖︎5倍くらいの音がしました。アワワワ
一応歯医者のような麻酔を注射して挑みましたが、かなり痛かったっす。
「バシュッ!」「あぅっ…痛いっすね…」
「そうですよね、痛いよね、あともう一回頑張りましょうね」
え?またやるの?
「バシュッ!」「おうっ…アタタタ…」
「痛いよね、痛いよね、あともう一回だけいいかな?」
え?また?→というかなり苦々しい顔をしたよう。
「あ
じ、じゃあやめときましょうか!とりあえず血流が活発なところは取れたし…うん、コレで検査回しますね!」
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/so/soukou/6087.gif)
針生検、マジ痛かった。
これ以上痛い検査や治療はゴメンです。
で、総合的に悪性の可能性がかなり高い、ということで結果を待たずにPET検査なるものを翌々週に予約しました。
悪性の可能性が高いという先生の見解、針生検の痛みで涙が止まりませんでした。
旦那も一緒に来てくれて待合室で待っていたのですが、結果を聞いてかなりショックだった様子。
珍しく?カニ道楽の豪華ランチに連れて行ってくれました!
針生検の痛みも30分も経てば全く痛く無く成り、気持ちも切り替えられ大喜びでモリモリ食べる私。
だって、結果が出てないのにあれこれ悩んでもしょうがないし、もし悪性でもなるようにしかならないし!
しかしその前の席で
チーン…
てなってる旦那w
思わず「カニの味、わかってる?」と聞いてしましました。
まぁ、わかるけど。
ていうかね、ウチの旦那、私のことを想って落ち込んでるというより
「おれいがいなくなったらどうしよう…」
「おれいがいなくなったらどうしよう…」
しか言わないの。
あ、そうか、こいつは自分の心配しかしてないな」
と気づいた私。
「私が死んだあとのお前のことなんて知るかーー!!今は私も自分のことで精一杯なんじゃ!
そんな心配するなら1人で自分のことと娘の世話ができるように今から練習しとけ!!!」
と怒鳴り散らしてやりました。
するとなんということでしょう〜
食器の洗い物をしたり、娘を自発的にお風呂に入れたりしてるではないですか!!
2日間だけ_| ̄|○
基本乳がんは転移がなければ痛みなどが出ることは稀。
なのでいたって普通の私が癌患者なんて、想像できないのでしょう。
チーンてなるのにも48時間で飽きたのでしょう。
まぁそういうやつです。
とりあえず検査結果待ちということになりました。
続く。