前回の悔しい借りを返すべく 、GWに息子と二人でリベンジに行って参りました。
その時は、1988年もののビンテージな餌でチャレンジしましたが、今回はピチピチ!
それにしても、釣りの才能とは、どの辺のことを言うのだろうか?
針を沈めたり浮かべたりの動作?道具選びの能力?ただじっと待つだけの我慢力?
どれが才能だかよく知らないが、とにかく釣れない。明らかに釣りの才能がなさそうだ。
結果1日半かけてヒトデが10匹以上。何だ!?ヒトデって釣れるものなのか?
確かに周りでもヒトデ釣っている人をたまぁ~に見かけるが、それにしても
我々だけ異常です。どんだけ釣れるねん!?
「星が一杯釣れるなあ!スターなんて縁起がいいなあ!」などと、苦し紛れの台詞を
恥ずかしいので小声でささやくと、「やったあ!大量だあ!」と息子が大声で叫ぶ。
魚じゃないのにほんとにすまん・・・息子を喜ばせたくて、頑張ってきたがもう限界かも・・・
そろそろ、東京に帰る時間が迫ってきた。「これで駄目なら帰ろうな!」と放り投げた最後の一投。
諦めない気持ちは偉大です。最後の最後に奇跡は起こりました!
10センチにも満たない息子の手の中に、すっぽりとおさまるこのお魚。
餌より小さいのではないか?君、明らかに針飲めないよね?という大きさ。どんだけちっちゃいねん!?
釣れたというか!?食いつこうとして針が口に入らず、餌に飛び乗ってきた瞬間に
偶然にも私に巻きあげられ、勢いで餌に張りついたまま上がってきてしまった、まさに奇跡のお魚でした。
この煮干しサイズを「家に持ち帰って刺身におろして食べる!」と豪語する息子に
「いいか、今の流行りは、キャッチ&リリースや」と訳の分からない説明をして。
最後は名前までつけて、仲良くバイバイしてました。
上の写真といい、最近おっちょこちょい顔ばかりですが。
ちなみに息子は我慢できず泳いでました。GWではまだ早いだろ。でも元気で宜しい。
心が折れかけましたが、少し借りは返した!最終的には一緒にカジキを釣ろうという目標ができた!
名前どおりの、海のようなでっかい男になってくれな!次こそリベンジな!
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石原鉄兵