震災からまもなく三年……


昨日は、いわき久ノ浜で行われる花供養に献花を託しました。

仕事の都合で現地には行けませんでしたが、今年も浦和本拠のボランティアチーム、絆ジャパンさんに、黄色い旗を託しました。


この旗は毎年新調致します。


もしか、黄色いバンダナをお手元にお持ちの方は、今一度広げてみていただけると幸いです。

継続支援が困難な状況で、想い出す、ということもすごく大切なのでは、と改めて感じております。

上記、絆ジャパンさんは、現在も自動養護施設訪問など、ボランティアバス運営活動をつづけていらっしゃいます。

今だからこそ行ってみよう、と思われる方、是非乗ってみてください<(_ _)>

http://ameblo.jp/hakuyukai/


2011年3月17日に流行ってもない小さな居酒屋で始めた募金が このような大きな活動になり、1000枚ものバンダナが刷り上がった時には、 半分途方に暮れていました。今だから言えますが、でもその時から気づいてる人は気づいてたでしょうが(笑)


しかし、いつまでも続く活動として、ずっと毎年掲げ続けよう。

支援ではなく、恩返し、頑張れじゃなく、待ってるぜ。

このコンセプトが震災二週間後には成立してたと思うと、

人の力と言うのは本当にすごいと思います。


バンダナを増産していない事については 原価をかけてお金を集めるのならば、直接行ったり買ったりの方が意味があると思うからです。 ただ、当初、毎年掲げよう!というコンセプトの元ご協力いただいた皆様の お心に応えたいという思い。

長く続けることで本当の意味のある活動になるという思いから、 本当に小さく小さくですが、続けさせていただいております。

原価を極限までミニマムにして、手作業で作ってみようかとは思っております。


昨年は、まだまだ明るい色を掲げるような状況ではないじゃないかと思い悩みましたが、 そこで知り合った絆ジャパンさんとのご縁で、ちゃんと、現地に黄色い旗、バンダナを 毎年と言わずいろいろな機会に掲げていただいております。


末筆ですが、この活動にご協力いただいた皆様に心より感謝いたします。



黄色いバンダナにご協力いただいた皆様。
そして、今年も掲げてくださっている皆様。
ありがとうございます。

包み隠さず申し上げて、一年が過ぎ、風化が顕著に貼り始めたころ、
私の心に戸惑いが生まれました。

果たして、今【黄色】であるべきだろうか?
しかも、動きたい、何かしたい気持ちがある人々の中に動けなくて辛い思いを抱えている人も遠隔地に多数。
現地でも、【忘れることができて来ている人】【まだまだ悲しみのただなかにいる人】
で、その表面上【忘れることができている人】の中には
【忘れたふりをしなきゃ生きていけないから、無理やりふたをしている人】だって沢山いて。

ともあれ。この黄色を託すのならば、今も現地でバリバリやってる人にお渡しできれば……
と思っていました。らば、出会っちゃいました。

絆ジャパンの代表みっちーさんに、とある飲み会で。$俺はまってるぜ!事務局のブログ

ということで、セカンドシーズン。
現地に動けない方々にも、堂々と旗を掲げて頂けますように。

絆ジャパンさんは、今でも週に二度現地にバスを出しいろいろな支援を行っています。
みっちーさん。ありがとう!これからも、よろしくです!!

余談ですが、この【俺はまってるぜ】の文言考案者は山口県【貴】醸造者永山貴博さん。
【黄色】を考えてくれたのは、のみての酒バカさん。
絆ジャパンさんが現地入りした時に、主導を取ってたのが【山口県】の人たち。
いわきで絆ジャパンさんに振り分けられたチームカラーが【黄色】

見えない何か様。おおきに!!


そして、まだまだ、言葉にするには、難しい気持ちが沢山沢山……。
この歌を鎮魂歌に代えさせて頂きます。
(ニコニコ動画なので、コメント消してねっ。下の吹き出しマークを
ぽちっとすると、コメントを消すことができます。)


震災犠牲者・被災者の方々に限らず、自分を含め全ての人々の心に、安らぎとやさしさが芽生えることを祈って。

こんばんは!

さて、先日のsoul stirring 地酒イベント会場において、

設置させて頂いた『日本酒義援金プロジェクト』募金箱ですが

募金総額は25026円!!!!!

小銭入れを丸ごとひっくり返してくれたお客様多数でした!!

ありがとうございます!!


さて、とはいっても、震災に関する関心そのものは

やはり、薄れ始めているのだな・・・・・・と感じる部分も多少はありました。


ブースを訪れてくださった方の中には、まさに仙台からお越しになられた方も多くいらっしゃいました。


市民が撮った震災写真を見て、まさにこの光景を見たという方。

宮城が故郷ではあるのだけれど、震災後、足を伸ばせずにいらっしゃる方。


私は無礼者なので被災された方に直接こういうことがあります。

元のままには戻らない部分はありますよね。

震災の前のそのままの生活は戻らないこともありますよね。

ましてや亡くなった方は、決して、戻りませんよね。

そういった声をかけさせて頂くこともありますが、


それを乗り越えるのがどれだけ苦しいことか……。


想像を絶する、とは、まさにこのことを言うとも思います。


それだけの苦しみをある日突然叩きつけられて、まだ一年半。


まだまだ苦しい日々を送っている方々が多数いること。

想像に難くないですよね。


でも、わたしは、そういった苦しんでいる最中の方々から

「お前に何がわかる」と思われることがあっても、


「俺はまってるぜ」という気持ちを曲げません。


大切だったものをなくして、苦しいのは、

それだけ、人や物を大事に、思ってきたから苦しいと思えるのです。

かつて、そんな温かい気持ちを持って生きていた人なのですから、

きっといつか、笑えます。そう、勝手に信じさせてください。


2014年3月11日に向けて、この黄色いバンダナプロジェクトは、

より、一般の方に参加して頂きやすくなるよう改良予定です。

引き続きよろしくお願いいたします。


東日本大震災より1年半を控え、黙禱