オレゴンから
HELLO♡
日本は敬老の日でしたね。
昨日は北九州の母から敬老の日のギフトが届いたとお礼の連絡がありました。台風の事もあったので心配してましたが敬老の日の午前着で無事に届き安心しました。
今年は秋の味覚を楽しんでもらいたくて長野県産の種なし巨峰を二房贈りました。
母がお礼と共に写真も送ってくれました。
思っていた以上に大きくて驚きました
皮ごと食べられるので皮に多く含まれるビタミンやポリフェノールを効率良く摂れて健康にも良いかと。ポリフェノールの一種であるレスベラトロールは長寿遺伝子を活性化させる働きがあるそうなので敬老の日には最適なギフトかなと思い巨峰を選びました。美容にも良いので葡萄好きの母には大大大ヒットでしたよ
可愛らしいラッピングに子供達の写真付きのメッセージカードも一緒に添えて贈れたのでこれまた母は大喜びでした。
側でお祝いしてあげられないのが残念ですが、今の時代は直ぐに連絡が取れるので嬉しいですね。
これからも元気でいてほしいです
母に贈った巨峰はこちら
さて、私はと言うと...
昨日は祖母の事も想って過ごしていました。
祖父が亡くなり和歌山から北九州に引越してきた祖母。小さい頃からおばあちゃん子でいつも仲良く過ごしたもんです。祖母がまだ和歌山にいた頃は毎年夏休みに兄達と阪九フェリーに乗って遊びに言っていました。あの当時が本当に懐かしくて今では忘れられない大切な思い出の1つでもあります。もう一度戻れるのであれば戻りたい。こんな時、どこでもドアがあればいいのになぁ。
祖母は高野山で得度式を受けているので朝起きてから夜寝るまで1日に何度も般若心経を唱えて過ごしていました。その後ろ姿が今でも脳裏に鮮明に焼き付いています。
学生の頃は毎年夏休みに帰国していたのですが、幼馴染み数人が私に会いに家に遊びに来ているのにも関わらず私達がキャッキャ騒いでた部屋に入ってきては仏壇のリンをチーンと鳴らし急にお経を唱え出したりと祖母の面白エピソードは山程あります。みんなに優しくて、ずば抜けて面白くて、祖母にも会いたくて遊びに来る友人もいた程です。大人気でしたね。
今はそんな祖母も認知症が酷く施設にいます。
最後に会ったのは2017年2月。夫の病気が最悪の状態に悪化してしまい日本を急遽去らなければならなかった月です。
最後に会った時に私の手を握ってくれた祖母の手の温もりが忘れられなくて。認知症になる前の祖母と変わらない温もりにホッと心落ち着くものがありました。平凡にお喋りしていた昔の祖母と変わらない温もりのままで懐かしくも感じた感覚を未だに覚えています。
まだまだ不安でいっぱいのコロナ禍の今、いつ会えるか分からないけれど、もう97歳の祖母に本当は会いたい、もう一度会って直接ありがとうと手を握って伝えたいです。
おばあちゃん、ありがとう。
母にとって自分の着た着物が
娘、孫へと受け継がれていくのだと思うと
感慨深いものですね。