2012年、対馬のお寺に盗人が入り、そこに鎮座されていた「観世音菩薩坐像」が

盗まれた。

 侵入して仏像を盗んだ犯人は韓国の泥棒であった。

 

 その後その犯人は捕まったのだが、仏像の持ち主(?)が韓国内の寺で、「この仏像は戦国時代に

日本の倭寇がうちの寺から盗んだものだ。所有権は我が寺にある」と韓国の裁判所に訴えた。

 

 下級裁判所は初めこの寺の主張を認め仏像を日本に返す必要はない。との判断を行った。

盗人がよそ国の寺へ入り盗み取ったものを、その国の持ち主に返す必要がないなどとは言語道断。

 

 対馬の寺か、日本政府か知らぬが当然上告して最高裁に判断を問うた。(これもおかしなことで

韓国の言い分には無茶苦茶な論理でもともと仏像がその寺に存在したかの証拠もないのである)

 まあ、その結果は今の伊政権になって、いくらかまともな審議が尽くされたのであろう。

 

 最高裁は2023年に仏像は対馬観音寺の所有物であるとの判断を下した。(当然である)

ところが、肝心の仏像は未だに返されてはいない。

 上川外務大臣は、韓国政府に早期の返還を求めているのだが、返還は実現したいない。

 

 前政権時代、我が国の哨戒機へレーダー照射を行い。海自の旭日旗へ異議を唱え、日本が処置の経過を

求めたフッ化水素の使用状態の返事はしない。あげつらうとまだまだ出てくる問題に我が国はずいぶん

大人の対応で我慢してきた。

 

 この仏像問題一つをとっても韓国は我が国をなめ切っているのではないか。

岸田さんよ。毅然とした対応はとれないのか。日本国民が納得するような回答が欲しいところだそ