meadowは多機能エティタです。


(UnixのemacsをWindowsに移植したものです)


GNUのmeadowプロジェクト


このmeadowをインストールしてmeadow内でcommon Lispの処理系であるgclを利用してみました。


gclのインストールについてはこちらの記事でどうぞ。


gcl単体でもlispは実行できますが扱いづらいので、今回はmeadowと連携しています)


meadowのインストールは下のNet installからしました。


meadow netinstall


このページから、まずはmeadow2.10のsetup.extバイナリのsetup-ja.ext(current version is 2.10.8) をダウンロード。


そして、これを実行してmeadowのダウンロードとインストールを同時に行います。


下の画像のように「インターネットからインストールをする」を選択します。


後は「次へ」とインストール先は任意でどうぞ。


仕事,ITの忘備録inアメブロ-meadow_install


これでmeadowのインストールが完成しました。


次にmeadowとgclを連携させます。


gclの実行ファイルをmeadowのLispに登録させるために、


D:\Meadow\dot.emacs.jaファイル内に以下の記述(青い行)を追加します。


(setq inferior-lisp-program "D:/GCL-2.6.7-ANSI/lib/gcl-2.6.7/unixport/saved_ansi_gcl.exe")


注意:

これは、MeadowとGClをDドライブ直下にインストールした私の環境の場合です。

違う場所にインストールした場合は、適宜読み替えてください。


そして、このファイルを「.emacs」として新規保存します。


これで設定は完了です。



早速、meadowを起動。


meadowが起動したらGCLを起動させるために、「Esc」を押下して「x」キーを押下。



そして、「run-lisp」と入力したエンター。



これで立ち上げ完了。


下の画像はgcl起動時の画面です。

仕事,ITの忘備録inアメブロ-lisp_on_meadow


gclを終了させるには


(quit)


を入力して


「Ctrl」+「x」 「k」



[2008/12/23追記]
Linux環境でのemacsからgclの起動についてはこちらの記事を参考にしてください