8987回の続きでもいきますか。前回は簡単な説明と毎正時パフォーマンスに触れたくらいですか。さらに深く突っ込んでいきたいと。
![$オレ概論Ⅱ (担当:ウッチー)](https://stat.ameba.jp/user_images/20131010/08/oregairon/4e/de/j/t02200123_0800044812711285571.jpg?caw=800)
時計部をアップで
![$オレ概論Ⅱ (担当:ウッチー)](https://stat.ameba.jp/user_images/20131010/08/oregairon/58/a5/j/t02200123_0800044812711285573.jpg?caw=800)
名前の"WEATHERWINDOW"の文字
まあこれは1991年11月頃?(92年最初のカタログから掲載されていたため)に"Puppet"(最上級モデル:RE515B)や"DREAMLAND"(電子音メロディーの掛時計とFMオルゴール調メロディーの掛時計など)、"Round Theater"と同時期に発売された掛時計。当時は電子音メロディーが主流の中で90年に発売されたEM音源初搭載の"Symphony"(RE503B及びRE703B)以来のFMメロディータイプ。それに"ファンタジア"(RE501B・RE501C・RE505B)のメロディー同調扉開閉システム(大きさは505Bのもの)を採用。バブル末期の平成初期のからくり時計黎明期だけあって、SEIKOも相当気合が入っていたようです。FM音源を超えるように聞こえる音質や時計を構成する材料、気圧計などハイレベルな機能を搭載しています。ただ売り上げの方はファンタジアの人気が凄まじくてあまり伸びなかったようです(かといって最上級パペットやドリームランド程、悪くないかもしれない)。96年頃まで発売されていたと思われます。後に廉価版(RE520S)も発売されましたが、あまり周知されることなく終わったそうです。"WEATHERWINDOW"といえば、やっぱりこのタイプというイメージができているみたいですね。
この時計を初めて見たのは96~97年頃で渋谷の東急百貨店東横店。私が小学校低学年の時です。そのときから家庭用からくり時計に興味があって、よくデパートに行くたびに時計売り場を見に行っていました。たまたま正時パフォーマンス中に遭遇。ファンタジアのような開閉システムに数取りと思わず「何だ、これは!!」と呆気にとられてしまい、衝撃を受けましたね。
それからこの時計に会うことなく15年間、記憶の中に眠り続けていました。2012年春頃。からくり時計の動画をユーチューブで見ていたときにたまたま記憶の片隅から思い出して、粘り強く検索。その結果、「こ、これだ」と思うものを発見。こうして思い出したのです。改めて音質や機能を見たのですが、「こんなにも素晴らしいものを持っていたのかと」と脱帽。「欲しい」と思うようになったのです。そして今回のオークションから手に入れました。
やっぱり欲しいものだけあって、いくらかかっても手に入れてやるという感じでしたね。正直大満足ですよ。何回も鳴らしていますしね。まあ誕生日が近かったので、ちょっと早い誕生日プレゼントということにしました。
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全オープンの写真(数取り中、同じ写真ですみません)
まだまだ続きます。もうちょっと中の様子でも…。