こちらがそのからくり時計。SEIKO（当時：服部セイコー）の"WEATHERWINDOW"（RE516B）というモデルです。この時計が発売されたのは1991年。まだバブル景気が弾ける直前でしたからね。当時の毎正時メロディーは普通の電子音が主流だった中で、一つ上のFM音源を採用しましたからね。気圧計で天気予報を行い、正時にきれいなFMメロディー（そのときの予想した天気の曲）と共に天気を表す扉が開いたり閉じたりしながらパフォーマンスします。
Fair:晴れの時（メロディーは"You Are My Sunshine"と"Les Champs-Elysees"が交互に）
Becoming Fair：上り坂の時（メロディーは"Over The Rainbow"）
Becoming Rainy:下り坂の時（メロディーは"Synphonie Nr.40smoll K.V.550"）
Rain:雨の時（メロディーは"Raindrops Keep Fallin' On My Head"と"Singin' In The Rainが交互に）
全て開いた状態
メロディー終了後に数取りをして、エピローグと共に一つ一つ扉が閉まります。最後に最初に流れたメロディーの曲の扉が開きます。
ヤフオクで8月下旬に落札したのですが、パフォーマンスはするものの、メロディーがならないという状況だったのでセイコーに修理を依頼。9月前半に直り、またクリーニングやメンテナンスを終えた状態で戻ってきました。現在は快調に動いております。メロディーがきれいで豊かなので、毎正時のメロディーに続けて、モニターボタンを押して全て曲送りにして聞いたりして楽しんでいます。
まあ今回は長くなってしまったのでここまで。また次回。