阪神のキャンプでのこと。城島健司捕手が座ったままファーストベースに投げるというとてつもない肩の強さを見せました。観客はそれを見て仰天したとか。
それにしても凄まじいですね。他球団のスコアラーも凍りついたとか。座ったまま盗塁や牽制でランナーを刺せる肩。これは脅威ですね。真弓監督のグラブにコントロールよくズバッと入り込んできましたからね。キャッチボールの際も”ドン”という音がしたんだとか。イチローのようなレーザービームではなくバズーカ砲のような送球であること。これではランナーは盗塁どころか一塁牽制の際も油断できず、走れませんよね。盗塁王の福地や2位の荒木などのトップクラスの俊足選手ですら怖いと思いますよ。
でも問題点はファーストがバズーカ牽制を捕れるかどうか。クレイグ・ブラゼル内野手の体はでかいから何処かに当たるだろうとジョーク。果たしてブラゼルがきっちり捕れるのかどうか見たいですね。捕球はなかなかとはいえ去年は終盤では守備固めを送られていたことも多かったですし、若干不安ですね。でも関本や葛城だったら変わってくるかな?かつていたアンディ・シーツ(本職はショート)みたいなファーストの堅実な守備が出来ればベストですがね。
話は変わって、赤星が引退してからのセンターの守備位置。今季新入団のマット・マートン外野手。ノックではセンターの守備を軽快にこなして、監督からは合格点。打撃でもパワーを発揮して柵越えを連発と好調。走力も問題ないとのことです
それでも守備には若干問題が。メジャー時代の本職はレフト。ライトも無難にこなしたとはいいますがセンターでの経験がないこと。ノックの際もぴしゃりとした球が来なかったのだとか?肩もそれ程強くないし、まだ守備も慣れてないなど不安が。悪い噂ではセンターラインが弱体化したとか?キャンプ中にどれだけ適応できるかですね。
まあセンターが無理ならライトにまわして、センターにセカンドでの起用が有力の平野を使うというのもありかも。浅井や桜井でもいいか。金本がライトが出来ればあるに越したことはないのですが。
余談ですが、私だったらバズーカ砲の様な送球をファーストやサード(三盗やバントやスクイズ警戒)で受けるのはつぼにはまったり、練習して慣れればいけますが、ビビリ症なので厳しいかもしれないですね。センターの守備は足はそこそこですが、弱肩なので正直きついですね。ってどうでもいい話なのですが。