俺は佐藤道也24才、いつもの様に仕事から帰りスマホで動画を見ていた深夜、ベランダから音がした。
[何だ?まさか泥棒?ここ5階だぞ?]
俺は恐る恐る音がしたベランダがある部屋まで行き、勢いよくカーテンを開けた
何とそこには防護スーツを来た明らかに怪しすぎるヤツがこちらを見ていた‼️
[キャーッ]
[うわぁ〜、キャーッ?]
中身は女の様だ、女だとしても防護スーツを着て5階のベランダに居る変なヤツには変わりはない、俺は意を決して話しかけた
[おいっお前、人んちのベランダで何してやがる、返事次第で警察呼ぶぞ]
[そ、それは困ります💦詳しいお話をさせて欲しいので中に入れてもらえませんか?]
中に❓いやいやこんなヤツ入れらんないだろどう考えても
[中に入れるなんて普通に考えて無理だろ]
[ですよね……ではここでお話させて頂きます、実は私サキュバスなんです。あ、まだ正式なサキュバスではなくて、その学校の卒業課題中でして、割り当てられた人間の男性から生気を奪ってくるというのが課題で、それがあなたなんです]
はい?サキュバス見習いの卒業試験の標的が俺?
[意味がわからん、そもそもお前がサキュバスかも怪しいわ]
[そうなりますよね💦証拠をお見せします]
そう言って彼女は防護マスクを取った
[角、がある本当に人間じゃないのか]
[信じてもらえましたか?]
信じ難いが目の前に角の生えた少女がいるのは事実💦
[と、とりあえず中で詳しく話を聞くよ]
こうして彼女を部屋の中に入れ、詳しく話を聞いた所、名前はあのん(16才)サキュバス学校の卒業課題で、選ばれた人間の所へ行き、その人間の生気を奪ってくるというのがその課題で、見事クリア出来たら1人前のサキュバスとして認められるらしい、そして課題中魔界への扉は標的の男から生気を奪い生気ボックスに保存しなければ開かれず帰る事が出来ない。
そのうえこちら(人間界)での一時的な滞在場所も用意されていない(一晩で済むかららしい)そしてあのんが防護スーツを着てやって来た理由が、今まで一度も異性とまともに接した事がなく、手すら繋いだ事が無い超奥手で、男の方から触られたら怖いから…との事だ
タバコを吸いながら俺は思った、この子には無理ゲーじゃね?と
[え〜と、あのんちゃんはさ、どこか頼る所とかないの?]
[人間界に頼る所なんてないです💦]
だよなぁ〜……もう遅いし追い出す訳にもいかんし、このまま起きてるのもキツい
[あのんちゃん、こっちおいで来客用の部屋があるからそこ使って、カギかかるからさ、帰る方法はまた明日考えよう]
[いいんですか?いきなり来た魔族を泊めて]
[追い出せないでしょ、こんな時間に魔族とはいえ16才の女の子をさ]
[すみません、ありがとうございます]
翌朝
[あのんちゃん俺仕事行くから〜、テーブルの上に朝メシと昼メシ置いてあるから、それとインターホン鳴っても出なくていいからね、行ってきます]
[ふぇ?Zzz]
夜
[ただいま〜あのんちゃん]
[あ、おかえりなさい]
[え⁉️あ、あのんちゃん何て格好してるの‼️]
何とあのんちゃんは防護スーツを脱いでいたが、代わりに殆ど裸じゃないかという位露出度の高い服装をしていた
[あ、これですか❓サキュバスの正式衣装なんです、恥ずかしいですけどいつまでもあのスーツ着てられなくて💦]
そりゃそうだよなぁ、ずっと着ぐるみ着てるようなものだもんなぁ……でもこの服装は刺激が強すぎる💦
[そ、そうか、とりあえず俺の服貸すからそれ着なよ。その格好よりはマシだからさ]
[ありがとうございます]
そう言ってあのんちゃんに俺のTシャツと短パンを渡した……休みの日にあのんちゃんの服を買いに行こう
その日夕食を食べながら二人で考えたが、やはり魔界に帰る方法は思いつかなかった
続く