今春はコロナでステイホームが続きましたので、たくさんのDVDを借りて見ました。その中の一つが、司馬遼太郎«坂の上の雲»です。

おれっちんぱんじーのまわりには多くの司馬遼太郎ファンがいますが、皆さんたくさんの作品を読み、熱く語るのが好きです。

おれっちんぱんじーも«坂の上の雲»の他、«竜馬がゆく»«功名が辻»などを読んでいます。

司馬遼太郎の作品は確かに読みやすく、登場する人物が生き生きと描かれておりますが、おれっちんぱんじー的には司馬遼太郎ファンのように全ての作品には熱狂できません。

これまで何故だろうと疑問だったのですが、今春見たTVドラマ篤姫に[一方のみを聞いて沙汰するでない]というような台詞がありましたが、まさしくそれで、司馬遼太郎の作品は主人公に肩入れしている感じを受け、仮にその主人公に好意を持っている場合は問題ないのですが、そうでない場合には、一方的に意見を押し付けられる感じを受けます。

そのような理由でおれっちんぱんじーは明治維新ものはあまり好きになれませんが、«坂の上の雲»は名作だと思います。