こんにちは
エンタメ お客さんと共感作る仕掛けアドバイザーの下田久人です。
『存在感と魅力を引き立たせ、また見たくなる会いたくなるキャラクターを起てる技術』を紹介していきます。
これを知ると、また見たくなる、興味が湧いてくるキャラクターや作品作りのヒントを掴めます。
これはエンタメの技法ですが、同時にビジネスにも応用できるヒントがいっぱいありますので、ぜひご紹介します。
*あなたの商品やサービス、またはあなた自身をキャラクターだと置き換えて考えて見てくださいね。
さて、今日のテーマは
■他ジャンルからやってくる主人公の起て方の考察です
今日はこんなテーマで書いてみたいと思います。
作例は『あさひなぐ』漫画:こざき亜衣 小学館より
※ビックスピリッツ連載
今凄いハマってます!(完全に個人感想
いわゆる『高校生スポーツ部活動もの』ですが、女子薙刀部です。
最初に感想いいますと
『キャラが起ってて面白い!』でした。
さて、この『スポーツ部活動もの』で
有名なのは名作『柔道部物語』です。
これは私見も含めですが、同作品から
影響を受けた作品は多いのではないでしょうか。
この『あさひなぐ』は「女子版柔道部物語」に見えたのは私だけか⁈
(世代が違うので直接の影響はないでしょうが、『型』が似ていたので)
※ちなみにボクシング漫画の名作
『はじめの一歩』は『柔道部物語』の
型に影響を受けているという俗説もあります。
さて、スポーツもの、特に学生部活動もの
の大きな特徴、見せ所のひとつとして、
「そのジャンルに全く興味関心がない
主人公が、いかにそのジャンルに
のめり込んでいくのか?」
があります。
※スポーツではありませんが
囲碁ブームになった『ヒカルの碁』や
競艇を描いた『モンキーターン』など
も同じ型が見られます。
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・全く興味も関心も知識もない主人公が、
なぜその世界に入っていかねければ
ならないのか?
・そして、嫌だと感じても辞められない
のはなぜか?
・さらに、当初は偶然入ったその世界で
生きていきたい、と決めたきっかけ何か?
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ここがシリーズ初期最大の見所です。
名作といわれる作品は
ここがべらぼうにうまく、
グイグイとその世界、魅力に
引っ張られていきます。
そして、ポイントはやはり
『キャラクター』です。
ストーリーに乗せてはうまくいきづらいのです。
主人公とその仲間たち、
ライバルの個性、気持ちが
動かしていくからです。
今回取り上げた作品『あさひなぐ』も
主人公の高校1年生の女の子が、
運動を一度もしたことないにもかかわらず、
薙刀という、世間的にはドマイナーな
世界に入らざるを得ない状況に陥りますが、
部活動独特の「儀式」や
部内での「ライバル関係」、
そして大会で敗北し引退していく先輩たちの姿に「共感」を覚え、
徐々に離れられなくなっていく過程、
気持ちの変化が秀逸です。
特に同作品は、メインキャラ以外の
起て方も面白く、
「キャラクターを起てる」ことに
なれていない作家には
特に参考になりやすいでしょう。
余談ですが初出のキャラが
1~2ページ以内に
必ず「なにかしら」かましてくれますw
合宿を指導してくれる謎の先生が
「坊主頭にサングラス姿(尼さんw)」だったり、
体育祭でリレー勝負に勝つために
なんと走りづらい袴を脱ぎ捨てて快走したり(女子!)
いわゆるキャラが「跳ねる」ところも魅力。
「でも、このキャラならそんな破天荒でも納得!」
これがキャラクターが起っている証ですw
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下田久人