こんにちは
クリエイター キャリアアップアドバイサーの下田久人です。
クリエイター、特に派遣社員としてゲーム・アニメ業界に就業しているクリエイターに向けてお客様に喜ばれる提案、取り組みを続け『感謝されるクリエイター』になるための秘訣、ヒントを書いています。
今回は、関連カテゴリーとして、
『存在感と魅力を引き立たせ、また見たくなる会いたくなるキャラクターを起てる技術』を紹介していきます。
これを知ると、また見たくなる、興味が湧いてくるキャラクターや作品作りのヒントを掴めます。
これはエンタメの技法ですが、同時にビジネスにも応用できるヒントがいっぱいありますので、ぜひご紹介します。
*あなたの商品やサービス、またはあなた自身をキャラクターだと置き換えて考えて見てくださいね。
さて、本日のテーマは
■なぜ、起たせたキャラクターは人を惹きつけるのか?
ー 今日は桃太郎を例に応用してみますー
昨日の関連、続きになりますが、
人物を印象的にさせる『キャラクター』に
昇華させた場合とそうではない何も特徴が
ない場合とでの比較が少しできたらと思い
ます。
◾️今日の例は桃太郎です。
最近、桃太郎のお噺知らないって人が
増えたらしいんですが、
あなたは大丈夫ですよね(少し不安
桃太郎のお話は「生まれの神秘性」や
「家来に犬、キジ、猿」を連れて
鬼退治に行くなど、当時としてはかなり
インパクトのある設定です。
すでに『起っているキャラ』といっても
よいですが、
これを『フツー』に変えたらどうなるで
しょうか?
では、やってみましょうね〜
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《例1》
おじいさんとおばあさんのもとに隣町
から養子にやってきた太郎という子供が
成人し、村の同僚数人と鉄パイプと割れた
ビール瓶持って鬼退治に行きました。
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なんの変哲も無い例として書くつもりでしたが、
書きながら、ふと
「これはこれでやり方次第では面白くなっちゃうかも」
と思ってしまいましたw
まあ、もしかしたら少し読んだら面白い
かもしれませんが、あまりに特徴がないので、
おそらく、この続きはないでしょうし、
すぐに忘れられるでしょう。
では、次はどうでしょう?
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《例2》
鬼ヶ島に向かう途中で桃太郎は犬、キジ、
猿に呼び止められて腕試しを挑まれました。
「家来になってやる前に、あんたが
どれほどのモンか試させてもらう」
身構えた3匹の前で、桃太郎は両手でお腹
をガッチリとガードするのでした。
「他はどうなってもいい、
ボディだけはやめてくれ」
不思議な光景に3匹は顔を見合わせました。
「なんだあいつは、腹弱いのか?」
「プレッシャーに弱いとか?すぐくだすんじゃね」
笑う3匹に囲まれて、桃太郎は衣服の内側
に巻かれた腹巻をグッと握っていました。
それはおばあさんの手縫いの腹巻。
実は桃太郎は、桃から生まれる時に包丁
が勢い余って腹を切ってしまったのです。その傷跡がまだ残っています。
不憫に思ったおじいさんとおばあさんは、
傷が目立たないように、貧乏で着るもの
もないのに2人で衣服を分け合い作って
くれた腹巻でした。
桃太郎は、この大事な腹巻を傷つけたく
ないのでした。
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いかがでしょう?
今回は『主人公の過去』と『衣服(腹巻)』を
使って少し存在を起ててみました。
どんな時でも共通ですが、
『自分にとって思い入れの強いもの』が
あると人は注目したり、
『共感』し始めます。
「自分にとって大事なもの」
「尊敬する人」
「守りたいもの」などがそうですね。
では、さらにつぎの例はどうでしょうか?
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《例3》
おばあさんが、川で洗濯していると
大きな大きな、それはもうホントに
大きな10階建のビルくらい大きな桃が
轟音を立てながらド迫力で流れてきました。
水辺で水飲んでいた牛が波で
吹っ飛ばされるほどです。
だが、おばあさんはか細い体で堂々と
その桃をガップリ4つで受け止めました。
しかし、桃の圧は重い。
押しつぶされそうになったその時、
おばあさんの髪は逆立ち、目が紫に輝いた
かと思ったその瞬間、猛禽類を思わせる
ような牙が生え、手足の爪が鋭く伸びた
おばあさんが桃をガブリと噛み付くと、
桃はその場で停止しました。
しばらくして、村人たちが総出で桃を
解体してみると、
なんとそこから元気そうな赤ん坊が現れた
のです。
おじいさんとおばあさんは、幸せを噛み
締めました。
永らく子を望み、それが果たされなかった
今、この歳でこんな幸福が待っていたなんて。
おばあさんは泣きながら赤ん坊を抱くと
赤ん坊は握っていた右手を開きました。
するとなんとその手には動物の牙を
思わせる歯が握られていたのです。
周囲に悟られないようにおばあさん気を
沈めましたが狼狽は隠せません。
喜ぶおじいさんと村人たちを尻目に、
ひとりおばあさんは暗い顔になりました。
その3年後の深夜、
おばあさんと赤ん坊に、ある訪問者が訪れます——
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さて、いかがでしょうか?
かなり思い切った話にしましたが、
ここでは桃太郎の前に『桃の存在感』を
起てながら同時に
『おばあさんの異質さ(村人と違う)』を見せて、
『桃太郎の誕生』も起たせています。
※ただ生まれました、でない所がポイントです。
そして、これを読んだひとは、
「このおばあさんは一体何者?」
「どんな過去があったの?おじいさんとの関係は?」
「これからこの家族どうなるの?」
「桃太郎の運命は?訪問者ってどんな人?」
などの謎が生まれて、あれこれ想像し始めます。
※結構、クイズだったり『謎』ってキーポイントですよw
そうなるともう
「世界観に入り、一緒に体感し始めている」のです。
『感情移入』や『共感』のスタートです。
例1、例2と比べてどんな変化を感じましたか?
どれが正解というわけではありません。
もっともっと面白く魅力的に起てることが
できます。
一見平凡に見えそうなものでも『起てる』
ことでドンドン変化できるのです。
詳細な技法は後日に譲るとして、
まずは、何もしないものと起てたものと
どのくらい違うか、
実例をこれからドンドン用意しますので
まずは感覚で触れて見てくださいね。
今回はエンタメ関係者向けに書いています
が、この感覚が身につき始めると、
面白い作品が生み出せるだけでなく、
一般職で企画書や提案書作ったり、
チラシ広告打つ時でも、一味違う発想や
取り組みがで始めます。
(これは私自身が実感済みです!)
ぜひ、今後のブログも見て感覚をつかんでください!
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下田久人

