・「SUPER8」
ファミリー向けっぽい宣伝されてますけどこれは実はとてもニッチな映画で、数ある娯楽の中で映画が一番好き！という人、その中でも映画が人生においてとても大事だ！という人向けの映画です。
主人公がエル・ファニングにメイクをしながらゾンビの演技を教えるシーン。やられました。好きな女の子に触るだけでトッキントッキンなのにそんなに近づかれたら死んじゃうぜ少年！あのシーンは今年一番つかまれた。
ラストの持って行き方はちょっと強引だけど、あのペンダントは上手いね！
問題は、物語を引っ張る動力(列車事故の真相)が物語の核(少年の成長)となんら関係ない、ということかしら。列車事故についてかなりの時間がさかれるけど、あれはなんにでも取り替えがきくもの。監督が「アレ」は主人公の怒りの象徴だとインタビューで答えてたけど、つまり世の中に怒りを抱えてるキャラクターならなんでもいいわけだ。ランボーとか（笑）
あーランボー×SUPER8とか面白いかもしんない（笑）
とはいえ、すごく楽しかった。好きな映画です。
・「X-MEN/ファースト・ジェネレーション」
これはX-MEN映画でベストです！
とにかく楽しい！
世界征服を企みソ連をけしかけるケヴィン・ベーコンと、それを阻止する秘密組織！まんま007だわこれ。
それにしてもエリック＝マグニートーがかっこいい！絞るだすように能力を使うエリック！いい演技！イアン・マッケランになるまでに沢山の苦労があったんだなぁ（笑）
これを見ちゃうとタイバニバーナビーの復讐に対する態度は随分軽いなあと思います。復讐するためだけに生きてきた人間が、最大の目的をそう簡単に諦められるわけがない！
それは置いといて、今回のスーツはレトロな雰囲気で最高にかっこいい！色使いも最高でおまぁ！